戦略・・・・・・・・・・

{絶対勝てない相手とは自分よりも意志が強い者である}

                      ザバサの名言

「ゴォォォォォ....ガタッ..ガタッ........」

夜の微妙な悪路を私は装甲車で走っていた

技術とは偉大だ・・村を出て半日位かかると言われた洞窟だが

村を出て約4時間しかたっていないのにもう目的地と言われた

洞窟が見えてきた

(やけに大きな洞窟だな・・装甲車が入れてしまうのでは?)

そう私が思うほど目的地の洞窟は大きく何か異様な感じがした

「まあ・・早く着いたことだし・・・偵察は今日中に行うとするか」

その様な事を言いながら私は洞窟から500mほど離れた茂みに装甲車を止めた

「到着♪〜、さて・・念のため偽装網をかぶせとくか」

そう言うと私は偽装網を持って外に降り・・装甲車を覆った

「良し! これでまあ見つからないだろう」

あくまで念の為の処置である

「さてと・・洞窟の様子はどんなな感じかな?」

そう言うと私はおもむろに双眼鏡を取り出し洞窟の周辺を見渡した・・・

(……やはり大きいな・・装甲車で突入する強硬策も・・いや・・・・
それは最悪の場合・・入り口は・・・とりあえずあそこだけか・・・・・・)

軽い状況確認を行うと私は現地調査に向かう準備始めた・・・

「とりあえず・・{89式・M870マリンマグナム・手投げ弾一式}が
 あれば事は足りるか、万が一の時は逃げればいいか、偵察だし」

そう言いながら私は準備を終え偵察に向かった

「ガスマスク装着……」

そしていつものガスマスク

(そして念のためM72を3本持ってきた……)

M72は使い捨てタイプの対戦車ロケットで、威力は少し低いがとても軽い

(まあ・・洞窟の様な密室では普通使えないがな、まあこれだけ大きければ使えるだろう)

ロケット弾の様な噴射推進兵器は撃った瞬間に噴射炎が出る

狭い所で撃つと噴射炎で射手に被害を及ぼす可能性がある

だが今回の洞窟はとても大きいと言うわけで、撃っても問題ないと判断した

そんな事を思っているとすぐ近くに洞窟の入口が見えてきた

(近くで見るとさらに大きく見えるな)

「さてと・・中の様子は……」

中の様子を探ろうと私は洞窟を覗きこんだ、

(ん!? 明るい? しかし松明の類は無いぞ?)

私は驚いた洞窟の中が松明などの明かりが無いのに明るかったからだ

(さすが、物凄く強い魔物がいる洞窟・・強者故の余裕か力の見せつけか)

それ以外にもっと驚いたのは夜で周囲が暗いのに外から見た時は明かりが見え

なかった事である

(やはり物凄い魔物がいるはずだ・・気を付けてかかろう)

そう思いながらも私は洞窟に一歩足を踏み入れた・・・・

(持ってきたナイトビジョンがデッドウェイトになったな)

※デッドウェイト=無駄な重り

洞窟の中はヒンヤリとしていた

(やはり・・明るくとも洞窟とは寒いものだな)

私はいきなり襲われてもいいように89式を構えながら洞窟の奥へと進んだ

「サッ・・・・・サッ・・・・・・・・・・・サッ・・」

私はなるべく音を立てないように静かに進んでいった、

(壁から推測するに・・鍾乳洞みたいだな)

そう私は芸術とも言える鍾乳石を見ながらも奥へと進む・・・・・・

「ぽっ・・・・ぽっ・・・・ぽっ・・・・ぽっ・・・・ぽっ・・・・・・・」

奥に行くにつれて鍾乳石の数が多くなり、そこから滴る水の音も大きくなって

いった・・・・

(ふう・・しかし・・・敵が一人も出てこないぞ?)

そう不思議に思いながらも私は洞窟の奥に足を進ませて行っている

(おお? 巨大な地底湖だ!)

洞窟の奥に進んだ私を待ち受けていたのは巨大な地底湖だった、

あまりの大きさと美しさに思わず私は息を飲んだ・・・・

(だが・・大概こういう所にボスとかが居るものなんだよな)

その様なことを考えた瞬間だった・・・・・・

「バサッッッッッ..........」

突如、地底湖の水面が持ち上がったかと思うと巨大な石が飛び上がってきた

「何なんだ!?」

それしか私には言えなかった・・・・

そう私が言った瞬間その巨大な石は周りの小さな石を取り込み

巨大なゴーレム見たいな姿になって、私に襲いかかってきた

「バアアアアアアアアンンンッッッ......」

強烈な一撃が私に飛んできた、

「おっと・・危ないな・・・宣戦布告同時攻撃かよ」

かろうじて避けてそう言った私だが、すぐに二撃目が飛んできた、

「ゴオオオオオンンンッッ......」

物凄い地響きと共に私の目の元居た足場が粉々になった・・・・

(まあ・・モーションが大きくゆっくりだから避けられるが・・・このままで はケリが着かないな
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