過ぎたこと・・・・・・・・・・

{良い侵攻戦術とは・・相手が何も知らないうちに一気に殲滅すること・・}

                  Z部隊戦術学の一文より抜粋・・・・


「ボーン・・・ボーン・・・ボーン..................」

(・・!ッッ・・・・)

12時を知らせる音だろうか・・・・・

暗闇に包まれている館内に柱時計の鐘の音が不気味に響く・・・・・・

(・・心臓に悪いな・・こりゃ・・・・・・・)

現状の私はヴァンパイアの屋敷からから逃げるために日の出まで館内に

居なくてはならなかった・・しかしそれは並大抵のことではなく正直な所

夜間のヴァンパイアにまともに太刀打ちする手段が存在しなかった・・・・・

なので仕方なく罠が主体の姑息な作戦で挑むしかなかった・・・・・・

(名付けて・・・弱点の多いヴァンパイアの弱点を突きまくろう!・・・・・
・・そして罠を張ってヴァンパイアの位置を出来るだけ素早く把握して、なるべく出会わないようにする・・・・と言う作戦だ・・・・・・・・・・・・)

まあ・・ネーミングセンスはともかく・・これしか太刀打ちする方法が

無かったのが現状であった・・・・・

しかし・・相手は闇でも視界が利くはず・・しかしこちらの状況は・・・・・

FMG-9のフラッシュライトを頼りに廊下を進んでいる・・・・

近場でなくても光のせいで見通しが良ければすぐに見つかってしまう・・・・

暗視装置もあるが、室内で使うには視野が狭くなるため使用は危険である

たぶん隠密行動もヴァンパイアに対しては意味がないであろうが・・・・・

(まあ・・しばらくヴァンパイアも動けないはずだしな・・・・・)

私は先ほど食堂でヴァンパイアの弱点である真水を浴びせて・・・

疼いて倒れている所に手榴弾をお見舞いしてきた所だ・・・・・

たぶんしばらくの間は動けないであろう・・・・・・・

しかし・・いくら疼いているとはいえ相手はプライドの高きヴァンパイア・・

たぶん食堂で私は追撃を行えば私はその場で決死になったヴァンパイアに

斬り殺されるであろう・・プライドの高い者は大体そうだ・・・・・・

だからこうするのが一番だ・・・・・・・・・・

そう考えながら館内をぐるっと一周回り・・・・・

屋敷の構図を覚え・・罠を仕掛け・・そして窓と言う窓を割り・・・・・

・・カーテンと言うカーテンを日本刀で切り刻んでいった・・・・・・

(銀のフォークの類も存在しないしな・・もっとも殺す気は無いが・・・・)

そう思いながらも食堂から一番離れている東側の廊下に罠を張り

東側の一室に身を潜めることにした・・・・・・

(・・さて・・・なるべく長く疼いてくれよ・・・・・・・・・・)

そう願いながら銃器の整備を始めた・・・・・・・


・・で・・そんな感じに過ぎ去って・・時刻は約2時36分・・・・・・・・

(・・・・・・・もうしばらく持ってくれ・・・・・・・・・・・・・・・)

そう思いながら部屋の中で息を殺しながら日の出を待った・・・・・

日の出まで約2時間30分・・・・・

地上よりも高い位置な為もう少し早いだろう・・・・・・

しかしそれでも長かった・・夜のヴァンパイアに一度追いつかれでもしたら

1分と持たない可能性がある・・用はこのままの状態が続かない限り

勝ち目は無い・・と言うことだ・・・・・・・・・・・

(・・まあ・・まだこれがあるし大丈夫だと思うが・・・・・・・・)

そう思いながらレッグホルスターに入っている愛用銃ジャッジをなでた・・・

少し前にジャッジの弾薬410番シェルに・・にんにくを混入させた即席の

対ヴァンパイア用の弾薬を作った・・・・・

それに今回は他の弾も違う・・先ほどの食堂でのヴァンパイアとの戦闘で、

PP2000を160発近く心臓や頭部に撃ち込んだが効果がなかった・・・・・

しかしPP2000は他の同系統の弾薬と比べ貫通力・ストッピングパワーが

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 ストッピングパワーとは被弾した相手の体内に留まる力です      
 貫通させただけでは大したダメージにならないため体内に弾丸を留めさせ
 内臓などを破損させた方が良いと言うことです。           
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優れている・・しかしヴァンパイアそれすら紙吹雪の様に扱った・・・・・・

なので私はヴァンパイアは防弾チョッキを着用しているわけでは無いので

貫通力を極力削り・・ストッピングパワーを出来る限り強くした弾丸に加工を

施した・・・簡単な話・・弾丸の硬い鋼鉄製の部分を削り中の柔らかい鉛の

部分を露出させ
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