難しい習性・・・・・・・・

「既存を間違えずに良き新しいを作る・・・・
     ・・・・また間違った新しいを良い既存に見習わせる・・・・・」

                         ザバサの名言・・・・
     

吹き荒れる山の強風、しかし吹雪では無いので視界は至って良好

(だが…強風のせいで姿勢が上手く保てん……)

そう思いながら私はヴァンパイアの住む屋敷を目指していた、

実は少し前・・・・・・


時は雪山のエリアに入る直前・・・・・・

(このくらいの寒さなら問題はないが、寒いことには変わりない)

そう思いながら目的の山をぐるっと一周…高高度から偵察していた

その時に・・・・・・

(んん!? 屋敷みたいなものが)

私は一番大きな山のちょうど中腹位にある大きな屋敷を発見した

(だがあそこは山脈の隙間、風が強くて飛べないな)

私の魔力は人間の中では強いが、魔物に比べれば弱かった為

空中移動は強い風が吹くと制御が効かなくなくなる

(風はあっちから吹いてるのか)

そう思い私は反対側に回り風に乗りながら中腹の何処らかに着陸

そして屋敷を目指す・・・と言う作戦を練った


(そして今に至るわけだ)

そう考えその様に思った私は反対側に回り予定の山脈の隙間に飛び込もうと

している瞬間である、しかし、寒さと強風のせいで益々飛びにくくなっている

(まあ、下は雪だから落ちても問題ないよな? まあ…最悪はこの装甲服が
 守ってくれるはずだ)

そう思いながら飛行経路を山脈の隙間に持っていく

途中からは強風で制御が効かないであろう

(いくぞ!)

そう思いながら山脈の隙間に

「ブォォォォォォォ..」

突入した

「ゴォォォォォォォォォ..」

山脈の隙間の風は台風の暴風域よりも激しかった

「があっ」

途中壁に激突しそうになったが何とか直撃は避けたが、そのせいで空中飛行の

制御も利かなくなった、そして私は強風に吹き飛ばされる様に・・・・・・

「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!......」

山脈の隙間から出た・・・が

もちろん飛行制御は効かない、私はそのまま下の雪原にダイブした

「ボスッ..」

雪がクッションになった為、怪我などはしない

カッコよさはともかく私は無事に目的の館の付近に行くことができた

「ふう〜もうやりたくないな」

そう言いながら私は黒ずくめの装備で埋まっている体を真っ白い雪から出して

屋敷のある方向に向かって歩いて行った・・・・・


・・・で・・屋敷に向かって歩き続けて約40分位・・・・・・・・・・・・

(あれか..)

そう思う私の目の前には安定した岩の上に堂々とたたずむ立派な屋敷が姿を

現した、正直な所こんなものをどうやって立てたかどうか分からない

(まあいい、今は大体4時だろ? 日が暮れるまでまたなければ)

ヴァンパイアは太陽の光が大の苦手、魔力が使えなくなる

たぶん陽が昇っている内はに尋ねても寝ているか居留守を使われるだろう

(もう少し遅く出るべきだったな)

私は早すぎても待ち時間が多くなり寒さでつらくなる、かと言って遅すぎると

暗くなって危険なため移動が出来なくなる、それを考慮して出てきたのだが

(日没まで約3時間位ある…寒いのに……)

今回は主に魔力の弱い私が空中飛行でくるため

あまり重いと飛べ無いので、銃と弾薬の重さの為に防寒具は薄めだ

それでもタックギアー製のコートは薄さの割に頑張ってくれている

(まあ、ここら辺にかまくらでも作って寒さをしのぎますか)

そう思い私は、雪の地面を叩き硬くしてその下を掘り、

簡易的に作れる即席かまくらをわずか10分足らずで作った

(これで風邪くらいはしのげるだろう)

そう思いながら即席のかまくらに入る

風を防げるだけでも寒さは大分楽になった

(ふい〜あったか〜い……)

そう思いながら屋敷を偵察しながら日没を待った


・・・で・・一時間位経過して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(窓の中に変化はなし! 扉もなし! その他異常なし!)

相変わらずゴーストハウスの様に人気のない屋敷を双眼鏡で覗きこんでいる

先ほどから日没に近づくにつれて寒くなってきた

(凍死はしないと思うが…体力が心配だな……)

そう思いながら私はバックパックからエレノアから行きがけに貰った

葡萄酒を開けることにした

(任務中はいけないが…有事だ)

エレノアのくれた葡萄酒はニルバス産のブドウを使った高級な葡萄酒だった

正直なところこんなに高い酒を寒さを紛らわす為に飲むのは
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