ユッサユッサ
「喜代姫(キヨヒメ)ちゃん、恥ずかしいよ...」
ユッサユッサ
「何言ってるんですか、私の誕生日だから、なんでもお願い聞いてあげるよ、って言ったの、安仁さんでしょ?」
ユッサユッサ
「でも......これはあんまりだよォォォォッ!!!」
私...白蛇の喜代姫と、その夫の安仁さんは、『合体』し、逆だいしゅきホールドを維持したまま外出している。
もちろん、安仁さんの......ティンコは私のに入った状態を維持している。
トドメに、安仁さんの私の首に回した手を手錠で、私の腰に回して交差している足を足枷で固定しており、何をしても逃げられないようにしている。
てぃ......ティンコの方も萎えないように、事前に強壮薬Gを飲ませているという、我ながら凄まじい周到ぶりである。
こうなったのも訳があり、今、魔物娘の間では、合体したまま外出するのがブームになっており、前々から私もヤってみたかったのだ。
だけど、『パートナーたちにしてみれば、羞恥プレイ以外の何者でもないため、案の定の展開がやってくる』、そして『それをどう打破するか』までが、インターネットに書いていたので、全部参考にさせてもらった次第である。
一応、最低限のモラルのために記述すると、私たちの下半身には、パレオのような大きめの布を巻いて、結合部分を見えないようにしている。
周知の独身魔物娘たちは、いいなぁ...と、羨望のまなざしを見せつけている。
羨ましいか? 襲いたいか? だが断る、こいつは私のものだ。
既婚と思われる魔物娘たちは、隣のパートナーをガクガク揺すぶっている。
後に続け、我が同志よ。
そして今、羞恥に悶える安仁さんのティンコは、私の中でビクンビクンと痙攣している。
さっきから痙攣が止まらないので、私は若干、ハァハァ喘いでいる。
「さーてまず.....街中のデパートに行きましょうか」
「勘弁してェェェェッ!!」
悲鳴を上げる安仁ちゃんを、サラッとスルーし、隣町に歩みを進める私だった。
街中に歩を進めて、スクランブル交差点に差し掛かると、私たちの他にも同じ方法で外出しているカップルが結構いた。
デュラハンは馬型四足歩行車椅子に男を座らせてその上から背面騎乗位で、
アラクネは触肢? でパートナーを逆駅弁で拘束しながら、
身長220cm超のサイクロプスは、超強靭繊維製パンツのクロッチ部分に男を収納する形で、
オーガは尻に男をしがみつかせて、各々の形で、合体外出を楽しんでいた。
私も含めて共通して、首や腰に回した手を、手錠やロープで縛っていた。
逃げられるもんね、仕方ないね。
すると、オーガがこっちの視線に気づき、会釈してきた。
おぉっ、私たち、意外と似た者同士かも。
前方に目を向けると、信号が青になっていたため、私は歩き出した。
交差点の真ん中を過ぎたあたりで、安仁ちゃんがブルブル震えだした。
「喜代姫ちゃん...イキそう...」
「えっ、今?」
ラミア系の魔物は、歩く?ときに腰を左右に揺らして歩く。
それが積み重なったことで、限界を迎えたのだろうか。
「もうダメッ......イクゥッ!!!」
震えだしてからわずか10秒、スクランブル交差点のど真ん中で、安仁ちゃんは絶頂を迎えた。
そして、往来のど真ん中で、精を注ぎ込まれる私。
それにより、周りの歩行者は視線を向け、それより外側の車の運転手たちも異変に気づいた。
中には、写メを取るものもいた。
「あっ、あっ、あっ......出てる......」
「うぅっ......もうだめだぁ...」
ヨロヨロと交差点を渡りきると、膣を蠢かし、最後の一滴まで搾り取る。
往来で絶頂した安仁さんは、すすり泣いているようだった。
そんな彼に、言葉をかける。
「安仁さん、外出はまだまだですよ? 安仁さんが持っていこうって言った、安仁さんの着替え、置いてきちゃったので」
「......死ぬぅ...」
死ぬ? 死にはしませんよ。
まぁ、人間的な意味では、消し炭も残らないでしょうが。
私は内心、ものすごく意地の悪い笑みを浮かべながら、デパートを目指して歩き出すのだった.........。
nice boat.(人間的な名誉が)
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