※この改修は失敗。手遅れになる前にバグ修正すること。
このノートはVer.XXでの大規模オーバーホールについての覚え書き。
後任に「どうしてこうしたのか」を教えるための記述であり、天使たちに渡した記録とは全文が異なるもの。なので基本的に門外不出とし、好き勝手書きます。
この文書がどっかに漏れて主神系列の信仰が低減したとしても私は責任負いません。
そもそもワンマンオペレートでやってることなんだからこれくらいバレないだろうけど。
魔王システム
人間とエルフ・ドワーフ、妖精の間での種族間戦争を抑えるためのパブリック・エネミーを設定する根幹システムであり、シミュレート段階では魔王システム及び魔物を導入する以前と比べると全世界の殺伐度が段違い。これを軸としたパッチを継ぎ足し秘伝のソース方式で受け継いできた。
この前ちょっと覗いてみたらどうしてこれで上手く動いてるのかよくわからない状態だったんだけど、かといって最適化しようとしたら逆に手がつけられなくなりそうだし、付け足していくのが限度。
↑ていうかこれ、たぶん私以前の人たちも似たような心境だったんじゃないかな。コメントアウトに記述されてるかしこまった文章から苦々しい気持ちが感じられる。
今回のオーバーホール
基礎は手をつけられない(頭がおかしくなる)ことがわかったので、継承システムの方だけに絞って、もっとそれらしくする。というのも、これまでは画一的な魔王のスタイルのままだったからだ。
魔物の種族を応用した継承システムをシミュレータで試験し、問題ないようであれば導入することとした。以下に問題点と今回導入するシステムの良いところを書いてみたりする。
現状の問題点
・魔物には豊富な種族が存在するけど、魔王という存在は一種類一個体しか存在できない。
・したがって、一代ごとの魔王の個性というものが薄く、世界的な緊張感が薄れてきてる。
・魔王が毎度ほとんど同じように成長し力をつけるため、補佐役や将軍役も世襲制となってしまっている。調べてみると、これらも均一的な成長曲線となっていた。
・魔物社会は実力主義であるべきだし、このままでは人間側にも対策が取りやすい。
・ていうか対策され始めている。このパッチ以前の魔王討伐タイムを参照。
・加えて、前代のオーバーホールでは人間の基本スペックに手を加えた様子。(リンク)
・肉弾にも魔法にもバフしすぎじゃないですかねこれ。他の種族……。
・でも弱体化はできない。するとしても、生命全体的に弱体すべき案件。
・バフするほうが楽ってどうなの。
・単純に、視覚的につまらない。見かける顔いっつも同じ。
・勇者にも絡んでいるシステムなためかわからないが、勇者も同じ顔をしてるっぽい。次のオーバーホールは勇者システムに触るべきだと思う。詳しく調査の必要あり。
・人間の社会に対して、思ったほど影響を与えられていない。
・人間にバフが入ったことも一因だけど、魔物に対する効果的な社会が構築されてる。しかもこれを魔物側が打破する方策は取れない。このまま放置しておけば人間側に有利になる。
・魔法による早期警戒網が何より無理すぎる。精度も範囲も広い。
・勢力図が膠着するのは好ましくない。
もっと細かい問題点もいっぱいあるけど、早くに解消しなければいけない問題点は上記五つ。
というわけで、魔王継承システムを改修して問題の解決を図る。
細かい仕様書くのはめんどくさいからこっちを参照。
☆いいところ☆
・魔王が代替わりする度に長所と短所が変わるようになる。
・偵察、情報収集の重要性向上。及び、伝説級の武具の相対的な弱体化。
↑スライム系の魔王に打撃武器が効きますか?という話ね。脳死で伝説使うなってこと。
・魔王と同じ種族がかなり強力になり、その時々によって人間社会の安全度に変化をつけられる。
・眷属や近似種も強力になる。シミュレーションでは問題なし。
・いくつか国が魔物側に占拠されてたけど、それくらいの緊張感は絶対に必要。
・魔王の種族の得意分野によって、世界魔力に変化をつける。
・個人魔力には手をつけないが、それは次代で勇者システムと共に触れられるんじゃない?
・これにより、魔力一強や肉弾一強ということにはさせない。シーソーは揺れるべき。
・シミュレーションでも問題なし。一部怪しい動作見えたが、気にするほどではなかった。
気にしろ。もうバグを直す余力もない。次代ががんばってね!すぐにコンソールからシステムに上書きするやつ出てくるだろうけど絶対に乗っ取られるなよ!
・人間社会と魔物社会以外にも、エルフの鎖国社会と妖精の拉致社会に変化をつける。
・システムに関与しないでいる穏やかな立場でいるこ
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