ちゅーい!!
ダークエルフ様にご出演頂いております。
ダークエルフ様 十 頭のイカれたフ☆ッキン作者……
お察しください…………
異界の扉
恐怖の大王
連立与党が政権の座に着き、政治改革、国制緩和、2000年問題に対米では沖縄基地。そして、貿易の規制緩和。
『では、その様な方向性でよろしくお願いします。』
『……君の方も上手くやってくれたまえ。その為に、君を推したんだからね?』
問題は山積みだ。
『貿易規制緩和の推進の件は任せましたよ?財団と大手の貿易会社とはもう話は付いているんだから。』
『はい。精一杯務めさせて頂きます。』
『よろしく頼むよ。……いゃあ、しかし、美味いですなぁ。やはり国産ブランド牛は違う。』
『いやはや全く。見て下さい、このサシを!脂が違いますよ脂が。……吉田・誠一郎君、君もそう思うだろう?せっかくの料理だ。遠慮せずに。』
『はい。頂きます。』
国民には米国産の安い肉。自分達は国産の高級肉か。
#65532;
政治とは国会で行われるものでは無く、こうした西麻布のとある料亭などで水面下で入念に打ち合わせや根回しが成されて、誰が利を得るか、誰が損をするか、誰が上がり誰が下がるのかが事前に決まっている。
国民の知らない所でこの国の行先が決まるのだ。
国会での討論などはパフォーマンスに過ぎない。
この国は民主主義を掲げているが、実情は社会主義そのものだ。
私のやりたかった事はこんな事じゃない。
『本日はありがとうございました。』
『うむ……ぁあ、そうそう。この件が上手くいったら、功績は……わかるね?君は優秀だから。』
『はい…………。』
かつて私は理想に燃えていた。いや、今もその情熱を心に持ち続けている。しかし、現実はそうはいかない。かつての理想は現実に打ちのめされてしまった。だから私はこうして肥え太った老害に頭を下げ無ければならないのだ。
バタン……ブロロロロ〜〜〜…………
ちくしょう……
ちくしょう……!
チックショョョョョョョゥゥウウ!!!!!
。
。
。
。
スパーーン!!
『おっふっ!!』
『イイ声で喘ぎなぁ!この豚ぁあ!!』
ぐりっ!!(ハイヒール
『ぉぉおおん!!』
『うむっ。良いケツだ。なかなかの踏み心地だ……欲しいか?』
『ふがふが!!(ください!!』
スパーーン!!
『おっふっ!!』
『ハーーッハッハッ!!これかぁ?これが欲しいのかぁ!?』
スパーーン!!ズバン!ッパーーン!!
『ぉぉおおん!!ぉぉだっ!ぉぉん!んん"ぉお!!(もっと!そうだ!こい!もっとだぁあ
#65532;!!)』
。
。
。
。
『ふぅ……。』
朝一番の会議が終わり、関連する資料に目を通す。時間は無駄に出来ないのだ。
カチャッ……
『お疲れ様です。』
コーヒーを運んで来たのは新しく入った秘書だった。ハーフだったか?独特な雰囲気を持った美人だ。
『ありがとう。えっと……』
いかん。名前が出て来ない。そろそろ歳だろうか?
『梨木・恵理香です。……それでこの後のスケジュールは……………………』
秘書からビッシリ詰まったスケジュールを淡々と聞かされた。忙しい。ストレスも溜まる。……また今夜にでも行こうか?
『…………以上となります。それから……』
パラっ……
秘書から写真を手渡された。そこに写っていたのはSMクラブに入店する私だった。
『ななななな、何故コレを!?』
いかん、思わず立ち上がってしまった。
『ある一定以上の地位を得た方にマゾシストが多いと言うのは本当のようですね。』
言葉が痛い!ザクザク刺さる!!
『プライベートと趣味に口を出すつもりはありませんが、余りスキャンダラスな事はなさらないでください。問題になりますので。』
『う……っ……。』
な、何も言えない。しかし、SMはアートなのだ。私の唯一のストレスの捌け口なのだ!!やめられる筈は……
『……はぁ………。どうしてもと仰っるのでしたら、こちらに……』
そう言うと秘書はカードを出してきた。
『…………これは?』
"SMクラブ・黒い森"
『安全な会員制のプライベート・クラブです。その店でしたら、こういった風に写真を撮られる心配も無いでしょう。』
『………………。』
誰にも知られずに、心おきなく。……と最後に付け加えて恵理香君は資料の準備に行ってしまった。
どうしたものか…………。
『来てしまった…………。』
とあるバーのカウンター。マスターにカードを見せるとあっさりと奥に案内された。
シックな空間で控えめながらも上品である。SMクラブと言われなければ解らない。
あの恵理香君の勧めの店だ。この前の写真の件
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