壊し愛

壊し愛

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* Warning♪ *
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作者(黒)は病気です。どうしようもありません。
パブリックエネミーです。
倫理が戦術核により蒸発しており、ぺんぺん草も生えない不毛の大地になっております。
登場人物のハイライトが次元の彼方にサヨナラバイバイしております。
それでもばちこいな方のみお進みください。

ヤンデレタグはよ……(ボソッ






壊し愛

私がマスターに買われたのは今から数年前の事だった。

その頃の私はまだ魔物娘ではなくてただのお人形で、身体は動かなくて、声も出せなければ目も見えなくて、感覚もなくて、ただぼんやりと意識のカケラみたいなものが私の持ち物の全てだった。

時々あたたかいふわふわとした心地よい感覚……今思えば幸福なのだろう。それを感じていた。

きっとマスターは私をとっても大事にしてくれたに違いない。

それからだんだんと私の持ち物が増えていった。

最初に耳が聞こえるようになった。

どうやら私の名前はロビンと言うらしい。

初めて聞いたマスターの声はやさしいテノールの声だった。マスターは毎日必ず私に『愛しているよロビン。』と甘く囁くように語りかけてくれる。

次に触られる感覚を感じる事ができるようになった。

初めて感じたマスターの手は少し冷たかった。でも触れられる度に幸せだった。マスターは毎日私の髪を梳かして、ドレスを替えてくれる。

それから匂いを感じる事ができるようになった。

初めて嗅いだマスターの匂いはとてもいい匂いだった。マスターは毎日私を抱きしめてくれる。

しばらくして目が見えるようになった。

初めて見たマスターはなんだかかわいそうな目をしていた。でもとっても愛おしい方。マスターと私は毎日テーブルを挟んでお食事をする。

それからしばらくしてついに動けるようになった。

初めは眼を動かしたり首を少し傾けるのがやっとだった。

時々、お人形用にしては少々大きくて脚の高い安楽椅子から落ちてしまう事もあった。その度に少しだけ不思議そうにしたマスターが安楽椅子に飾り直してくれた。

時が経てば経つほど、私の中でマスターがどんどん大きくなっていった。それに比例するようにどんどん身体が動くようになっていった。

指先が動くようになった。

膝から下をぶらぶらできるようになった。

腕を動かせるようになった。

立てるようになった。

数歩だけど歩けるようになった。

声を出せるようになった。

私は少しづつ自由になっていった。



そして……



あれはある綺麗な満月の夜だった。私はついに……マスターと愛し合える身体を手に入れた。魔物娘リビングドールになったのだ。

小さかった私の身体は7歳くらいの少女と同じくらいの大きさになっていて、膝や肘なぞに球体関節はあるけど、柔らかくてあたたかい血の通った肌。ひどく重くなった胸に手を当てればトクントクン……と小さく鼓動を打っていて、お腹の下が甘い熱を持っていた。それはだんだんとカラダを蝕むように上がって来て、毒のように全身に広がっていった。

私はその熱にうなされるように少々窮屈になった安楽椅子から降りた。マスターが何処にいるのか不思議と手に取るように分かった。

マスターのいる部屋の手前。テーブルのすぐ近くにあった大きな姿見には私が映っていた。私はその時初めて私自身の姿を見た。薄いブルーのシフォンのドレス。同じ色の髪飾り。赤い靴に白い靴下。白い肌に薄桃色の頬。波打つような長い銀色の髪。オレンジ色の瞳。……それが私だった。まるでコマドリのよう。だからマスターは私の事をロビン(コマドリ)と名づけてそう呼ぶのだろう。

ひとしきり自分の姿を見て私は少し安心した。他の女の人を見た事はないけれど、鏡の中の少女はかわいらしくて、そんじょそこらの女の子では太刀打ち出来ないと……その時私は素直にそう思った。

それでもやっぱり少し怖かったのを覚えてる。

乙女心は複雑なの。

それから私は音を立て無いように気をつけながらマスターの居る寝室に入った。

ベッドの上でマスターはすぅすぅと息を立ててぐっすりと眠っていた。部屋の中はマスターの匂いでいっぱいで、匂いを嗅ぐ度に頭の中を蕩けさせる用で、胸の音がうるさくなって、カラダの熱がうねるのがわかった。

しゅるしゅる……と衣ずれの音を立てながら靴を脱いで、ドレスを脱いで、ドロワーズを脱いで、ヘッドドレスを投げ捨てて……殆ど裸に。

私は本能とでも言うのだろうか?魔物娘としての欲望に従った。

そして……私はベッドに潜り込んでマスターを襲った。

最初は驚いていたけれど、夢だと思ったのか、マスターは私をやさしく犯してくれた。初めては少し痛かったけど、テノールの甘い囁きが耳をくすぐ
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