「いいわね。残る生涯、キミは私に身も心も捧げ尽くすのよ。喜びなさい。キミの献身には私の全身全霊の愛情をもって報いてあげるから。これはその誓いの儀式…。」
あれから少し休憩した後、堂々と宣言したお嬢様は俺を押し倒した。
ベッドに仰向けになった俺の上に跨り、飢えたような目で見下している。
そうだ。ここまで来たら何をされようとしているのか容易に想像がつく。
お嬢様は蠱惑的な笑みを見せると、優雅な動作で服をすべて脱いだ。
ああ………。思わず俺は息をのんだ。目の前に晒されたお嬢様の裸身。
完璧に均整のとれた肢体。みずみずしい褐色の肌。豊かな乳房。
ろくな女性経験が無い俺でも最高の体だと言う事は良く分かる。
柔らかそうな股間の割れ目は、男を食らいたいとでも言う様にひくひく蠢いている。
淫らな花のような秘部からは、今まで嗅いだ事も無い様な強い匂いが放たれている。
花弁からは蜜が大量に溢れ出て、しなやかな太ももにまで垂れている。
その情景は俺を魅了し、今すぐむしゃぶりつきたくなる衝動を抑えきれない。
すごいエロい…。いや。エロいなんてものじゃない。感動のあまり呆然と眺め続ける。
お嬢様は目をぎらつかせると、いつの間にか張りつめていた俺の肉棒を手に取る。
そして自分の割れ目に押し当て、ずぶっと挿入しようとした。そう。ゴムもつけないで…。
避妊薬でも飲んでいるのだろうか?でも…そうじゃないならまずい!慌てた俺は叫ぶ。
「待ってくださいお嬢様!」
「どうしたの?疲れが取れないならもう少し後にしてあげるわよ。」
「いえ。そうじゃないんです。」
「じゃあなんなのよ。こんな大事な時に。」
お嬢様は不審そうな表情で口を尖らせる。
「あの…避妊…は大丈夫ですか?」
俺の言葉を聞いたお嬢様は一瞬言葉を無くしたが、やがて呆れた様に大笑いした。
「もう!いやだわこの子ったら…。気を遣わなくていいわよ。魔物にとって、精は食べるものか子供を孕むものか、二つに一つだけなのよ。避妊なんて言葉は知らないわ!」
「えええっ!?お嬢様…。」
「だから安心して私に精を捧げなさい!ふふっ。この私を孕ませることが出来るのよ。嬉しいでしょう…。」
下僕が主に種付けできて嬉しいのは当然。なにも心配しないで子作りに励め。
そう言わんばかりのお嬢様。見下ろす眼差しは傲慢ともいえる自信に溢れたものだ。
でも。そうじゃない…。
こんな俺のような人間だ。自分の子孫を残す事はとっくの昔に諦めていた。
むしろ生まれてきた子供に恨まれるから、子作りなんかすべきでないとすら思っているのだ。
それが突然中出しセックスしろと言われて、嬉しさより困惑の方が大きい。
今の俺には心の準備も親になる覚悟も出来ていない…。自然とため息を付いてしまう。
「あの。お嬢様…。まだ俺には気持ちの整理というか、心の準備が出来ていないというか。急に子作りと言われても…困ると言うか…。」
「何を言っているの!子供の事もキミの事も、責任を持つのは主人である私の役目なのよ。キミが心配する事は無いわ。こんな事を言うようでは、まだ自分の立場をわかっていない様ね!」
ためらいがちに語る俺だったが、お嬢様は全く聞く耳持ってくれない…。
有無を言わせぬ言葉で叱責すると俺に馬乗りになる。そしてにっこり笑うとこう言った。
「私はキミの子供を孕むことに決めたのよ。毎日おま○こにたっぷり精を出してもらうわ。いいこと樹。これは主人である私の命令よ
#9829;」
お嬢様は止める間もなく、怒張を自分の割れ目に押し当てた。
でもやっぱり良く分からない。なんで会ったばかりの奴の子を孕もうなんて…。
俺が勝ち組のエリートならまだわかる。だが、認めるのは悔しいが俺は相当の低スペックだ。
お嬢様は俺の事をとんでもなく買い被っているとしか思えない………
「お嬢様…。俺はダメな奴なんです…。誇れるものは全く何も無いし、女に相手にされた事も無いダメな奴なんです…。俺のような奴の子供なんか残したらいけないんですよ…。」
我が身を省みてあまりにも情けない。声を震わせて訴えてしまう。
お嬢様は憐れむような様な眼差しを向けた。と思った瞬間。両手がさっと伸びてきた。
そして俺の両頬をつまむとむにーっと引き延ばす。
「悪い子…。キミは自分で自分の事を傷つける悪い子よ。」
「ん〜。おじょうさまぁ…。なにをぉ…。」
悲しい顔で俺を見つめるお嬢様。頬を掴まれて言葉が出なくなった俺は呻くだけだった。
やがてお嬢様は小さなため息を付くと、俺に言い聞かせる様に語り始めた。
「私はカフェの外を歩いていて、すごくいい匂いがする事に気がついたわ。その匂いを辿って店の中に入れば、それがキミの匂いだったのよ。
匂いはいいけど味は?と思って精を頂いたらこ
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