「有妃ちゃん…。ねえ、有妃ちゃん。ちゅーしていいかな?」
あ…。いけない!また物思いにふけってしまいました。
いつのまにか佑人さんが、うっとりとしたご様子でキスをねだっておられました。
私の事を心から求めて下さっているのがよく分かります。
その呆けた様な眼差しが嬉しくて、私は満面の笑みを浮かべました。
「はぁ〜い。いいんですよ…。お好きなだけどうぞ!」
佑人さんにそっと口づけします。舌を絡め、親鳥が雛に餌を与えるように唾液を注ぎ込みます。
私達はお互いに夢中になって柔らかい舌と唇を吸い続けました。
「んっ…。ちゅっ。んく…んく…。」
夢中になって私の舌を吸い、唾液を飲む佑人さんです。
いつもの事なのですが、佑人さんはこういった倒錯プレイが好きなのです。
もう!本当にいけない変態さんですねぇ…。
そこまで求めて下さって白蛇冥利につきます。でも、変態さんにはお仕置きですよ………。
私は佑人さんの頭が動かないように抱きしめると、長い舌を佑人さんの喉に侵入させます。
「むっ!んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
驚いて呻く佑人さんですが、私は構わずに喉奥を舐めまわします。
私のニオイを擦り付けるように激しく凌辱します。
「ぐっ…。むっ…。うっ…。」
私は舌をおチンチンのように何度も何度も抽挿させます。呻く佑人さんの喉を犯し続けます。
佑人さんの喉ま○こは温かくぬるぬるしていてとっても気持ちいいのです。
佑人さんが苦しくならないように気を付けてはいますが…大丈夫でしょうか?
様子を伺えば、恍惚としたようすで私の舌おチンチンを受け入れて下さっています。
良かった…。佑人さんも気持ちよさそうですね。
今にも蕩けそうな眼差しの佑人さんです。
あらあら…。私にこんな乱暴されてうっとりしちゃって…。
被虐的にもだえる佑人さん。とっても素敵です。
恥かしがって全部打ち明けては下さいませんが、佑人さんが相当のMなのは承知しています。
大丈夫ですよ…。私だったら佑人さんの全てを喜んで受け入れますからね!
そして佑人さんがお望みの事も全てかなえて差上げますから…。
うふふっ…。やっぱりこのお方の面倒をみられるのは私だけですねぇ…。
やがて舌を抜き、唇が離れても佑人さんはそっと頭を寄せて下さいました。
「大丈夫ですか佑人さん?苦しくなかったですか?」
「ううん。全然…。すごく良かった…。」
「よしよし…。可愛いですよ佑人さん…。」
私に甘えるお姿に気持ちが抑えきれず、頭を胸に抱いて差し上げます。
蛇体を優しく巻き付けると、佑人さんはあえいで喜んで下さいました。
可愛いお方…。本当は浮世の事は忘れてずっとこうして抱きあっていたい…。
二人だけの爛れた日々を送っても、全く困らないように準備は出来ています。
でも…佑人さんはやっぱり、それだけでは物足りないと思っていらっしゃる…。
ご家族やご友人。社会人としての日常。それらを大切にしておられるのは良く分かります。
わかっています。もちろん私も佑人さんの日常を壊すつもりはありません。
佑人さんでしたら私と二人きり。半ば監禁状態になっても笑って受け入れてくれるでしょう。
でも、内心ではやっぱり息苦しいと思うのです。あたりまえですが…。
大切なお方がつらい思いをされるのは絶対に避けねばなりません。
そうはいっても、いつの日か私も佑人さんだけを見つめる日々を送りたいのです。
佑人さんも乗り気なので、私の故郷の魔界に連れて帰って一緒にのんびりと暮らしたい。
何年後?いいえ。もっと先になることは間違いないとは思いますが。
とはいえ佑人さんは長男ですので、やっぱり親族の事は心配でしょう。
もし望まれるのなら、お義姉さんご夫婦にも魔界に移住して頂くのが良いですね。
そうそう!お義母さんとお義父さんも魔物化すれば魔界に来て頂くことが出来ます。
もちろんお二人が自ら魔物化したいという、その意思が必要なのは当然の事です。
こうして私達家族は魔界で生きて行くのです。
魔物には嫁姑等煩わしい問題は無縁の話ですので、その辺は大丈夫でしょう。
平和で安らか、エッチで気持ち良い日々を送ればみんな幸せになれます。
そうなるとお義姉さんの旦那さんと佑人さんの仲、まずこれを修復する必要がありますねえ。
事情が事情なので当然なのですが、佑人さんはあの方を大変に嫌っていますので。
さすがにお義姉さんも、二人が仲良くなれないのは仕方がないと思われています。
でも、顔を合わせたら挨拶する程度には交流して欲しいなあ。とおっしゃるのです。
無理をして余計に仲がこじれても困るので、少しずつでも何かしていきたいと。
ちなみにあれからお義姉さんとは良いお友達になれました。
可愛らしくて妙にほっておけない所は佑人さんと同
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