ある光景がひらめきの素になることはよくある話だ、今回私もあるものを見てひらめき、実現できるように練習したのだから……
私―セルニス・ブラウは子供の頃からある程度までなら何度も教わらなくもなんでもできる人間だった。苦手な分野もないので仕事にも困らず特に不自由なく暮らし、普通の人間の一生を終える…はずだった。
ある日本屋に寄ったところ、ある学者が復興させた地方の紹介をしている本を見つけ、何の気なしに友人を誘い、軽く旅行にいってみないかという話を持ちかけたところ、二つ返事でOKをもらった。別れる時の表情は今も思い出せる程に……気持ち悪かった。
そうして私を含めた4人ほどでそこに向かったのだが……道中の砂漠を抜けるところで見事にギルタブリルやマミーなどの魔物の襲撃を受け、全員たどり着けずに旅行が終わってしまったのだ。
その時に襲ってきたマミー―エーラが私の嫁だ。
襲われてから数日後、彼女の家で暮らそうという話になりエーラとの暮らしが始まった。
毎日2ラウンド以上求められるのは最初こそ苦痛があったが、しばらくしたら体が馴れたのか、彼女の欲求に余裕をもって応えられるようになった、つくづく人間の体は凄まじい。
そしてある日二人で買い物に出掛け、広場で一休みしていたところ、路銀を稼ぐためか細身と大柄の2人の武道家が模擬戦を行っていた。
特に目を引いたのが細身の方で、素早い動きで相手に反撃を許さず、たとえ反撃されても即座に受け止めカウンターをしている男だった。
そして急に一旦離れ、全身に力を溜め、カッと目を見開いたかと思った次の瞬間、彼は大柄の男の後ろにいた……
何が起こった?と誰しもが思った途端、大柄の男は何度も殴られたような動きをして、倒れ伏した。
素晴らしい技におひねりが集まる光景を妻と見つつ、あの技を彼女にしてみたい、という強い衝動に駆られた。
それから私の特訓が始まった、あの身のこなしを再現できるようになるために細身の男に助言をもらったりもした。
そうして数ヶ月後、自分なりのアレンジを加え、会得した、後は実践あるのみだ。
妻に真面目な顔をして新しい技を身につけたから体験してくれないかと相談したところ
「新しいわざ〜?痛くないならいいよ〜?…少し痛くしても大丈夫だけど……」
と了承を得たので居間の机を端に寄せ、少し離れたところに向かい合って立つ。
全身に力と気をみなぎらせ、目線はまっすぐ彼女を見据え……一気に解放する!!
「奥義!瞬間着替拳!!」
思わず叫んでしまったが成功したようだ。
ゆっくりと振り替えるとそこにはいつもの包帯姿はなく、私がこの時のために購入したサハギンの皮膜を身につけたエーラの姿があった、ちなみになぜ皮膜かは私が着せてみたかったからだ。
彼女は何が起きたかわからずしばらく呆然としていたが、段々顔が紅くなっていき
「ひゃぁぁぁぁぁあぁぁ!?」
と可愛らしい悲鳴を上げつつ盛大に潮を噴き、倒れた、どうやら包帯を外し皮膜を着せた際の刺激が強すぎたようだ。
「っせ…せるっぅ…なに…ひたのぉ……っ?」
素肌に直接擦れる皮膜の刺激で起き上がれずビクンビクンと痙攣しつつもエーラが聞いてきた。いきなり旦那が消えたと思ったら自分の包帯が全てなくなりサハギンの皮膜に変わっていたのだ、驚くのも無理はない。
そして彼女の質問に答えようとしたのだが……想像してみてほしい、愛する嫁が仰向けでビクンビクンと潮を噴きまくっている光景を見て、我慢できるだろうか?私は我慢できなかった。
質問に答えずそのまま彼女に近寄りまず皮膜に覆われていないふとももを両手で堪能する、彼女の肌は乾燥していてカサカサしていたが揉むともっちりとした感触を両手に伝えてきた。
「っ…!せる…っぅ!らめ…っ…りゃめてぇ…っ
#9829;」
もともとが敏感肌の彼女には我慢できないのだろう、艶っぽい声を上げ抵抗しようとしているのだろうが皮膜が擦れ、ふとももを揉まれる快感で動けないようだ。
「エーラ…肌がかさかさだ……」
ひとりごちながら手を放し、今度は舌でふともも、二の腕、首とくまなく舐めまわす。
エーラはというと、舐められる度に「ひっ」や「ひゃうっ…
#9829;」と可愛い声で鳴いてくれる。
もちろん皮膜を着て絶頂する姿を見、あられのない声を聞いて私の愚息も既に臨戦態勢だった。
一通り舐め回した後、一旦エーラから離れた、彼女は私の唾液と彼女自身の愛液で全身濡れて荒い呼吸をしながら「ひぅ……
#9829;」や「んぁ……
#9829;」といった声を上げていた。
その光景を脳に焼きつけつつズボンをおろす、ずろっという音がしそうなほどに臨戦態勢の愚息はまだかまだかといわんばかりにヒクヒクと動いていた。
「あ…げんきいっぱい
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