「すまない。当面、私は君の子供を孕むわけには行かないんだ。」
今日はエルフの戦士、ライナの相手をすることになっていた。
その蒼眼で俺をまっすぐ見つめ、正面から先ほどの言葉を告げられた。
ライナは赤い髪を短く揃えていて、その肉体はとても鍛え上げられている。
全体的に華奢なイメージがあるエルフの中では背も高く、身体つきはがっしりとしている。
いや、女性的な魅力にも溢れていて胸も大きい。顔つきも優しさに溢れ良い母になれる。
しかし、こう、なんだ。
かっこいいのだ。いや、ハンサム。イケメンさんなのだ。ライナさんは。
腹筋とか割れてるし、しかもそれが違和感なく綺麗に女性的な身体の魅力の一部になってる。
顔つきや身体つきは男っぽく見えないのに、全体でみると非常に頼りになる存在である。
間違ってライナの兄貴!って呼びそうだ。姉御!なら許してくれるだろうか・・・
そんな男前のライナは、俺を信頼してくれているのか、心情を吐露してくれた。
「すまない。孕まなければならない義務もあるし、そうしなければ里の繁栄もない。
君を嫌っているわけではない。しかし、私にはこの森を守りぬかねばならないんだ。
いや、今すぐに私の力が必要だというわけじゃない。
それより後の事を考えると今すぐにでも孕み、子供を生む方が重要だ。」
ライナは俺を嫌いというわけでも無く、子作りに不満を持っているわけでも無かった。
そのまま話を促す。
「理解はしているんだ。でも。私が動けない時に何か脅威があったと思うと。怖いんだ。
私はこの里を守る戦士だから。常に戦えるようにしなければならない。
戦えずに何かを失う、かもしれない。と思うだけで、子を成すのが怖いんだ・・・」
成程。確かに、全員が全員俺と子供を成して、誰も動けなくなる"かもしれない"。
それは確かに守るものがある立場の人としては、恐ろしい未来なのだろう。
脅威が現れる事そのものは、あり得ないくらいに低いことなのではある。
しかし、それは絶対ではない。その僅かな可能性をライナは危惧しているのだ。
「その心構えは正しい思うし、ライナの言い分も理解できた。俺は強制は絶対にしないよ。」
形は違うとは言え、ライナも先の事を考えた上での言い分なのだ、俺に否定する理由はない。
「あ、ああ。だが、それとは別に性欲は、あるんだ。溢れるくらいに。」
「セックスはしたいけど子供を孕むわけには行かない。か。どうしましょうか?」
残念ながら避妊具などはない。性欲解消のために利用される道具など存在しないのだ。
元のエルフは淡白だったらしいし、避妊具など使用するのならばそもそも行為をしなければ良い。
俺では無くライナの性欲を解消するためには手での愛撫に留めるくらいになる。
それで解消できる程の情欲でないのは、俺は身を持って理解している。
「だ、だからだな。その、引かないでくれよ・・・」
ライナさんはもじもじと、凄く可愛らしく俺にアブノーマルなセックスを求めてきた。
「・・・うしろも、性感帯と聞く。だから、そちらで私と行為を行って欲しい・・・」
お尻の穴とな。何故か正しい知識が存在しており、ちゃんと洗浄もしてきたそうだ。
彼女達の夫となった身として、俺は彼女達の求めに答えなければならない。
アナルセックスか・・・様々な意味で未知の領域だ。
でもアナルってしっかり開発しないと性器として使えないんじゃなかったっけ。
俺は拙い知識を総動員するがエロ本以上の知識は俺の頭に入ってこない。
だが、それをぶち壊すような衝撃の事実がライナから告白されたのだ。
「あ、あの。あのだな。その。以前から、ほぐして、おいたから。すぐ、でき、る・・・」
顔を真赤にして消え入りそうな声で凄いことを告げてきた。以前からですと!?
ちょっときいておかなきゃいけないかなーこれはー!?夫の努めですし仕方が無いよね!?
俺は満面の笑みでライナに問いかけた。
「ライナさん、一応聞きますが。先ほどの話を度外視しても。お尻。好きですか?」
長い沈黙の後、ゆっくりと、恥ずかしそうに、しかし間違いなく首が縦に動いた。
その後、直ぐに俺はライナの大きく、触りごたえのある尻をたっぷりと堪能した。
潤滑剤としてローションのような媚薬入の塗り薬でライナさんのお尻を解していった。
ライナは胸と下半身だけ露出し、俺はひたすら彼女のお尻がどういうものか指で探索した。
「今日はライナが気持ちよくなることだけを考えていいから、いっぱい感じて欲しい。」
前を使わずアナルセックスを行う関係上、最大の目的はライナの性欲解消だ。
俺も当然ライナさんの身体を楽しませてもらう。お互い気持ち良いのが一番良い。
しかし、ライナは今後子供を孕むという魔物娘の本能に逆らい
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