サバトオアシス支部の客室。その一部屋でオレとアンテは、テーブルを挟んで向き合っている。テーブルの上には、一冊の本が置かれている。
「これが魔物図鑑ですか?」
目の前にある一冊の本をアンテは興味深々で見つめる。
「まずはコイツで一通りのことを知っておかないとな」
「そうですね。これからのためにも、なによりベルツに騙されないためにも」
「そんなに必死にならなくても」
オレの言葉に彼女、ゴーレムのアンテはキッと睨みつけてくる。
「ベルツが嘘を教えるからです!」
図鑑を手に取るといざ!と開き
「えーー、塩を少々振りかけてさらによく混ぜ込む。次にフライパンに油を引き、先ほどの・・・・」
「しっかり読んでちゃんと覚えるんだぞ」
オレが席を立つのと、アンテが怒って立つのは同時だった。
ところ変わって、サバトオアシス支部支部長キルクルの部屋。
何時もなら魔女達が入れ代わり立ち代わりで、忙しなく廊下を歩き回っているのだがこの日は誰一人として来る気配は無く、そればかりかこの部屋のある階だけ人払いがされていた。
その理由はこの部屋のドアに下げられているプレートにあった。
そこにはバフォメットの肉球スタンプとともにこう書かれている。
『兄様在室中!このドアを開けるものは、全ての快楽を奪われると知れ!』
「ンっ、クプッ、クチュ♪・・・・クチュ♪・・・・チュ〜〜〜〜♪♪」
「ああ、そう・・・そこ!!そ、そのまま・・・・いいよ!」
「チュチュチュ〜〜〜〜〜!!!」
「く〜〜〜〜〜、そんなに吸われたら!?我慢で、きな・・・い!!!!」
兄様の声に儂は一度咥えていた肉棒から顔を上げると、ニンマリと微笑む。
「いいんじゃぞ兄様。遠慮せず、儂のお口の中にドピュドピュと射精してしまって。ほれ、もうたまらんのじゃろう」
ペロペロと赤黒い先端を舐めながら、右のモフ手でサワサワと陰嚢を揉みしだき左のモフ手で太ももの付根をさわさわと撫でる。時々亀頭を吸い上げるのも忘れてはならない。
その途端、いつもの嗅ぎなれたモノが一段と濃くなってくる。
「ほれ・・・ほれ・・・ここを吸われるのがいいんじゃろ!こうやって、モミモミしながら股を撫でて・・・チュッチュ〜〜〜〜〜♪♪」
案の定、咥え込んだ肉棒がビクンビクンと震えだす。
「ク〜〜〜〜、ダメだ!!!だ、出すから」
「飲ませてくれるんじゃな!濃ゆい精液を!!!早く出して・・・儂に飲ませてくれ!」
頭を激しく前後に振り動かし、陰嚢を揉しだく。ジュポジュポと淫らな音をたてて興奮を煽る。動きを止めて、しゃぶるのも付け足す。
「うわーーー!!!!出る!!!!!!!」
頭を押さえ込まれた瞬間、喉の奥に熱い迸りを感じる。それを喉を鳴らしながら、胃のほうへと流し込む。
「ン!!!ゴクッ♪♪ゴキュ♪ゴキュ♪♪・・・・チュ〜〜〜!!!」
熱い塊が次々と押し寄せてくるのを飲み込むたび、喉が震え胃の奥かカッと熱くなる。そうして生まれた熱が身体中に広がるとガクガクと震えだす。身体中から汗が噴き出したように感じてしまいタマラズ叫んでしまう。
「アァァァァァァ、ック〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
押さえ込まれたまま呻き、下半身の一番熱い場所からプシュップシュッと噴き出していく。噴き出した汁が下着に広がりシミになるのも構わずカーペットの上に座り込んでいると、髪の毛を優しく撫でられる。咥えたまま上目使いに見上げると、兄様が笑顔で話しかけてくる。
「大丈夫かい?」
「ファッ、・・・・・・・う、うむ、大丈夫じゃぞ。にしても、なかなか濃かったのう。ちゃんとムダ打ちせず溜めておったようじゃの」
「それは勿論だよ。君のために我慢し続けたんだから」
「うむ、感心感心。さすが兄様じゃ♪」
「それより服を脱いで。そのままだと気持ち悪いだろ」
「うーーー。又、兄様に見られてしまったのじゃ」
椅子に座っていた兄様に言われるまま立ち上がると服を脱ぎだす。脱いだ服を脱衣かごに放り込み、裸体になると同じ様に裸体になった兄様にお姫様抱っ子されてベットまで運んでもらう。そして優しく降ろされるのが大好きな時間なのだ。まるで壊れ物を扱うかの様に横たえられると愛されているのが理解できてしまい、儂はお股の奥から恥かしい蜜を溢れ出してしまう。
それを見た兄様は、二人っきりのときだけの愛称で呼びながら両足を広げると恥かしい蜜を湛えたその箇所を眺める。
「凄いね、キリー。こんなに濡れているなんて・・・前技は必要ないみたいだね」
「我慢していたのは、儂も一緒じゃ!あれだけ濃厚でプリプリした精液を飲まされて、燃え上がらんわけないじゃろ!!見ての通りもう辛抱堪らんのじゃ!だから兄様、早くここに・・・・儂のこの」
「でも、まずはよく解さないと♪久しぶりだとキツいから♪
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