その日は快晴でとても過ごしやすい1日だと朝のニュースでニュースキャスターのお姉さんが言っていた。
確かに外に出て空を見ると晴れ渡っており過ごしやすい感じは深御真(ふかみ しん)は清々しい気分で学校へ。
しかし授業が終えて、放課後になると雨がざぁぁぁっと降っていた。
「なんで雨が・・・朝、昼は晴れてたのになぁ・・・」
これから家に帰るだけだというのに困り始まる真、すると不意に声を掛けられる。
「あれ、お前さんじゃねぇか」
「あ、荒木さん」
真に声をかけたのは、肉の塊のような尻尾に獣の体に蝙蝠のような翼が生えた姐御肌な"マンティコア"。
荒木朱音(あらき あかね)だった。
「どうしたぁ?ひょっとして・・・あれか?傘忘れてきたのか?」
「・・・そうだけど」
少し下がる真、何故なら真は彼女朱音のことが少し苦手だからだ。
理由はクラスメイトになってからずっと朱音は真に友達以上に馴れ馴れしく接してくるからである。
(いい人だけど・・・どうも苦手なんだよなぁ・・・この人)
「ん〜?なんだい、なんだい人と会話するときくらい目を合わせな」
「あ、す、すみません」
豪快な性格なせいかついつい謝ってしまう真、これが彼女を苦手とする理由でもある。
「相変わらずお前さんは面白いねぇ・・・なぁもしお前さんがいいなら私の車に乗るかい?」
「え!?」
いきなりの言葉に驚く真何を考えているのか何が目的なのか考える真。
「遠慮するな私とお前さんとの仲じゃないか」
べしべしっと背中を叩く朱音にどうしようか考え始める真。
「あ、あのその気持ちは嬉しいんですけど・・・これくらいなら・・・」
「あん!?遠慮するってのか?」
真を睨む朱音その目力にはっきり言って"空気読むよな?"と言っている。
「・・・お言葉に甘えさせてもらいます」
目力で半ば強引に朱音のご好意に甘える真であった。
@
真と朱音を乗せた高級車は雨が降る外を移動する。
「・・・」
車の中でも黙ってしまう真。
それは彼女が苦手なのと高級車の中で緊張しているからだ。
「おいおい、どうした緊張してんのか?お前さんは面白いなぁ」
「そ、そうですね・・・あ、あはは・・・」
苦笑いをして目線を合わせないようにする。
「・・・仕方ない」
朱音は高級車の車内電話を使って助手席にいる執事に電話する。
何を話してるかわからないが嫌な予感がした、何故なら学校に出て数分でつくはずの家を軽くスルーしたからだ。
「あ、あの・・・家に帰りたいんだけど・・・」
「いいからいいから私に任せとけって」
朱音がそう言うと車は・・・ラヴホテル〜マリアベル〜の駐車場へとは行っていった。
@
「・・・なんでこうなったんだろう?」
真はマリンベルの最上階VIPルームのベッドに座っており、朱音はというとお風呂場に行き。
「ちょっとシャワー浴びてくる」
そう言って朱音はお風呂へ行き現在真一人でベッドに座り一人困惑する真。
「お、落ち着け・・・まずは深呼吸・・・」
落ち着いて深呼吸する真・・・すると、お風呂場から上がってきた朱音がベッドルームに現れる。
ただしその姿には問題があった、何故なら彼女は"全裸"なのだから。
「ちょっと、なんで全裸なんですか!?」
全裸の彼女を見て驚く真、そして彼女の裸を見ないように顔を伏せる。
しかし朱音逆に見せつけるように立ち見せ誇る。
「なんだ、なんだ肝の小さいじゃないかいお前さん、裸くらい別に減るもんじゃないだろうが」
威張るように言い切る朱音。
それでもなお顔を伏せ朱音の体を見ないようにする真。
「そ、そう言うけど・・・こういうのって親密なかん・・・!?」
不意打ちだった、真が「関係」と言おうとした瞬間真の"唇"を奪われた。
さらにそのままゆっくりと唇の中に舌を入れていきディープキスをする。
そして数秒たっぷりねっとりと唇を離し、舌を出すと糸が引いていた。
「・・・え、あ・・・・う、へ?」
何が起こったのか思考が全く追いつかない真。
しかし朱音本人はとても嬉しそうでニヤニヤと笑っていた。
「お前さんの唇・・・最高だったぜ♪じゃあ今度は・・・」
朱音は自分の片手を真の下半身を触り始めると朱音の尻尾も猫のように振り始める。
「ほほう・・・こっちはなかなか・・・いいイチモツを持ってるじゃねえかぁ♪」
「ちょ、ちょっと!や、やめ」
抵抗しようとするが唇を奪われた事がショックだったのかいまいち今の状況の判断ができない真。
「いいじゃねぇか男と女・・・あ、私は女じゃないが・・・こういうことするのは一つだろ?」
「一つだろって・・・そんな、なんで僕なんだよ」
睨むように朱音を見る真、だがさっきまで強気だった朱音の顔が真っ赤に
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