作戦Cその出会いは時に運命の再会作戦

「大きくなったらゆーきのお嫁さんになってあげる!」

小さい時大きくなったら結婚しようと約束はよくあることだろう。
しかし大半はそのことを忘れることが多いだろう。

「本当?あ・・・でも・・・どうしよう、もしそれよりも先に好きに好きな人ができたらどうしよう」

う〜んと考える少年、そして少女もまた少年と一緒に考える。
すると少女はいいことを思いついたかのように閃いた。

「だったらその人も一緒に結婚すればいいよ!これなら安心だよね!」

「そっか!まーちゃん頭いい!」

少年と少女は指切りをして約束した。
だが翌日少女は親の都合で転校して少年とは二度と会うことはなかった。



その日とある空港で一人のベルゼブブが降り立った。

「ふ、帰ってきたわよ・・・・我が古里、日本」

羽で羽ばたいて移動を始めるベルゼブブ。

「ふふふやっとあいつに会えるわ、待ってなさい・・・10年越しの約束、守ってもらうんだから」

はーはっはっはっはっと大声で笑うベルゼブブ。
するとそこに空港員がベルゼブブのところに走って近づく

「あの・・・すみません、空港ではあまり大きな声は・・・」

少し苦い顔をしてベルゼブブに注意する。
注意されたベルゼブブもっはっと我に返り空港員にペコペコと頭を下げる。

「あ・・・すみません、すみません」

ぺこぺこっと頭を下げ空港を出る。
空を見上げると梅雨時とは思えないほどに空は青く快晴だった。



休日は家でのんびりする、それが鳴瀬結希の日常。
しかし最近はリビングドールの銀河に遊んでと求められることが多くなり。
また最近居候として暮らしているぬれおなごの花魁姫乃も夜になると夜這いに部屋に来ることが多々ある。
なので結希は最近漫画喫茶でひとりの時間を満喫しているのであった。

「う〜〜ん・・・やっと読み終わった・・・」

鞄の中にラノベを入れて椅子にもたれる。

「やっぱり一人のだけの時間って必要だな・・・家じゃ姫乃さんとか銀河がいて落ち着いてラノベとか読めないからな」

コップに入れたジュースを飲む

「それにジュースは飲み放題だし、PCも漫画もあるし漫画喫茶万歳だな」

ジュースを一気に飲み干して立ち上がり鞄を持つ。

「さてと精算するか」

コップを返却口に置き精算を済ませ外に行く。
外に出ると蒸々と蒸れていた。

「うわ、暑い・・・これ熱射病になるかもしれないな」

やることはないがとにかくこの暑さをしのげそうなところへと足を動かす。

「もう夏だな・・・高校生初の夏休み・・・」

う〜んっと・・・考えるが自分の周りにいる魔物娘のことがよぎる。
ハーレムを作ろうとするバイコーンの寺井要。
成り行きで結希のハーレムに加わったホルスタウロスの萌々江美來。
男から女の子になったアルプ旗元誠。

「・・・あれなんだろう・・・夏休みが怖くなってきた・・・」

ただでさえ学校や家で精液を搾り取られのにもし夏休みになったら・・・っと考え込んでしまう結希。

「・・・憂鬱だ・・・あ」

最近口癖になりかけている言葉に自分嫌悪をする結希。
彼女達は悪くないのは結希が一番わかっている。

「・・・ほんともう最悪だ」

目が死んだ魚のような感じになってしまう。
憂鬱な気分になりながら歩いていると、一人の女の子が男達に囲まれているのを目撃する。
そして何気に立ち止まってしまう。

「なぁなぁ俺達と遊ぼうぜ」

「・・・」

「荷物とかロッカーに入れてさぁ、どっか行こうぜ?」

「もし待ち合わせをしてるならその子も一緒でも大丈夫だぜ?」

「ねぇねえ聞いて・・・」

「・・・うざい」

「あ?」

ついに口を開いたと思ったら男達が苛立っていく。

「っていうか、どいて邪魔うざい・・・」

「こ、この・・・」

「こっちが下手に出てりゃ・・・調子こきやがって・・・」

「暑い中声かけてんのによぉ」

「もういい、引っ張ってでも連れて行こうぜ」

男達がさらに近づき一人の男が少女の腕を掴んだ。

「ちょ・・・は、離しなさいよ!」

抵抗する少女だが男の力には勝てない。
そしてそれをずっと見ていた結希は何を思ったのか、男達の前に出る。

「おい、やめろ!彼女嫌がってるじゃないか」

男たちの間に割って入ったのはいいが男達に睨まれてしまう。

「なんだお前?」

「邪魔すんじゃねぇよ!」

「怪我させんぞ?」

男達が少女から離れ結希を睨む、明らかに喧嘩をする気満々なのが結希でもわかる。
また面倒な事したなぁっと後悔しながらどうするか考える結希すると男達の間から結希を見た少女も驚いた。

「ゆーき・・・?ゆーきよね!?」

男達の間に割って入り結希の前まで出てじっと結希を見る。

「やっぱりゆーきじゃない!!クンクン・・・ああ、ゆー
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