「あのぅー......」
「おお、上がったか」
風呂から上がった翔太は洗面所から顔だけを出して、寝転がってスマホをいじっていたメラに辿々しく声を掛けた。
「何か履くものを
#12316;」
「だから、ねぇって言ってんだろ?」
「そ、そんな
#12316;!?」
翔太は今バスタオルでどうにか全身を隠せている状態だった。涙ながらに衣服を懇願する翔太に対し、メラは無慈悲に子供用の衣服はないという事実を突きつける。
「ていうか、お前ん家隣なんだし、そのまま帰りゃあいいだろ」
「ええ!? こんな格好で!? 恥ずかしいですよ!」
「すぐ隣だろ! 誰とも鉢合わせねぇって!」
メラは少しイラつきながら、翔太に提案すると、翔太は半泣きになる。
「火山さんが取りに行って下さいよ!」
「嫌だよ! メンドクセェ!」
「すぐ隣じゃないですか!」
メラは翔太の懇願を面倒くさいという理由だけで拒否する。
しかし、翔太はそんなメラを捨て犬のような目で見つめ続ける。
「ああもう! 分かったよ! 取りに行きゃ良いんだろ!?」
「あ、ありがとうございます!」
翔太の子犬のような視線による無言の懇願にメラはいたたまれなくなり、引き受けてしまった。暗い表情だった翔太は途端に笑顔になった。
メラは「メンドクセェ......」と呟きながら、立ち上がり、青いジーンズを履き、Tシャツの上に革ジャンを羽織った。
「ああそうだ、火山さん」
「ああ?」
「家の鍵を持ってって下さい。家には誰にもいないんで」
少し機嫌が悪いメラに翔太はランドセルを指差す。メラは面倒くさそうにランドセルを開け、中を探すが、あるのは沢山の教科書と炎のデザインの筆箱だけだった。
「あ、筆箱の中に」
翔太がそう言うとメラは筆箱を取り出してふたを開ける。すると、鉛筆や消しゴムと一緒に家の鍵が入っていた。
(メンドクセェ......さっさと取りに行こ)
メラは鍵だけ取り出すと、筆箱をランドセルにしまった。
鍵を持って玄関まで行くと、ふとメラは疑問に思った。
「ていうか、誰もいねぇって、親は?」
「ウチは両親が共働きで、滅多に家にいないんです......」
そう説明する翔太は少しだけ寂しそうな表情を浮かべた。
メラは居た堪れなくなり、誤魔化すように質問した。
「......服はどこにあんだ?」
「え? ああ、リビングの大きな引き出しに」
「おお」
翔太の返答を聞くとメラは軽い返事だけして、家を出た。
ーーー
#9825;
#9825;ーーー
一人残された翔太は湯冷めしてきたため、再び湯船に浸かろうと思い、羽織っていたバスタオルを洗濯機の上に置いた。
すると、翔太は洗濯カゴの中にある物を見つけた。
(こ、これって、火山さんの......パンツ......!? )
さっきは服のことで気づかなかったが、ずっとカゴに入っていたのであろう、紫の際どいTバックが翔太の視線を釘付けにする。
(少し......見るだけなら......)
そう自分を納得させ、翔太はTバックを両手で広げるように眺める。
(うわぁ、すごい......これじゃお尻が丸見えだ......)
やがて、翔太のペニスが勃起し出す。
(中はどうなってるのかな......)
翔太はTバックの内側の部分を顔の近くまで持ってきて、覗き込む。
「ハァ......ハァ......」
Tバックの内側からは独特の匂いがしており、決していい匂いではないが、翔太は嗅がずにはいられなかった。
「ハァ......火山さんの匂い......ハァ......アソコの......匂い......」
やがて、翔太はトイレの時と同じように勃起したペニスを無意識にシゴキ出す。
トイレの時と違うのは、あの時は両手でシゴいたが、今回は右手でシゴきながら、左手でTバックの匂いを嗅いでいる。
「ハァ...ハァ...火山さん...火山さん...」
シゴく手は段々と速くなっていき、呼吸もどんどん速くなる。
「ハァ...ハァ...もう...出る...!」
メラというセクシーでグラマラスな女性のTバックは10歳の少年には刺激が強すぎるもの。あっという間に射精感が込み上げる。
「出る...出ちゃう......うぅ...あ!」
そして、
ドピュッ!!! ピュッ!! ピュッ!! ピュッ! ピュ......
翔太のペニスから白くベタつくおしっこが勢い良く噴き出した。洗面所の床が白く汚れた。
「ハァ......ハァ......やっちゃった......」
翔太は名前も知らない快楽の中で、床を汚してしまった後悔する。
「どうしよう......拭かなきゃ......」
翔
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