スネークウーマン・ショー

ep・0 この読み切り作品は…

ここはとある男の自室。
真っ暗な室内で男はモニターに映し出された戦利品に満足して、祝杯代わりにワンカップの清酒の蓋を“パカンッ”という小気味の良い音を立てて開ける。冷蔵庫でキンキンに冷やした清酒をゴクリ、ゴクリと喉を鳴らしながら流し込むと、心地良い満足感と達成感が全身に広がっていくのであった。
男はモニターに映し出された映像にニヤリと笑う。
映し出されていたのはアダルトDVDの映像であった。
それだけならば問題ないのだが、男が見ている映像はバリバリ違法な方法で入手した真性ロリ幼女のアダルトDVDであり、もちろん映像にはモザイクの欠片もなく、監督や出演者が画質内容共にこだわりにこだわった作品は、まさに暗黒の芸術と呼ぶに相応しい一品だった。

ロリコン兄さん
「素晴らしい……さすが諭吉さんを(わん♪)枚も叩いて買った甲斐があったもんだぜ。この幼い身体がなんとも………ククク、そろそろだな。俺のマイサンがはちきれそうだ。よし、待ってな相棒。人肌に暖めておいたこだわりのロリっ娘オナホをヌルヌルローション塗れにして突っ込んでやんよ」

???
「待てぇーいッッ!!!」

ガシャーン

オナニスト兄さん
「うわっ、窓ガラスが割れた!?チクショウ、もう国家権力の犬が嗅ぎ付けやがったのか!ポリスメンどもめ、これ以上近付いてみろ……これ以上近付いたら俺の臭い精液でこのロリっ娘の映るモニターを汚してやるぞッ!!」

???
「世間体すら気にしない蛆虫め、我が姿を見るが良い」

オナニスト兄さん
「ぐわっ、サーチライト級の逆行で何も見えねえ!!」

???
「性癖は人それぞれ。それは良い………だが、現実の生身の女性に接する方法は多々あるにも関わらず、ただ自慰のために多額の金銭と時間を割き、たかが手淫のために他人には理解し難いほどのこだわりを見せ、やがて繁殖機会を失い道を踏み外す者。人、それを“プロ・オナニスト”と呼ぶ。………魔物娘で良ければ私がフリーの女の子を紹介してやろうか?」

オナニスト兄さん
「勝手なことを…!俺の楽しみを邪魔しやがって…。だいたいテメエ何者だッ!!」

人虎姐さん
「貴様に見せる腹筋はないッ!」(シャキーンッ)


おわかりいただけただろうか。
だいたい全部こんな感じの読み切りです。


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ep・1 クロビネガ的には正しいドラクエ


偉そうに太った王様
「おお勇者よ、よくぞ参った」

その日、無職だった男はいい加減親の脛かじりも飽きたのでハロワにでも行こうかと数年ぶりにスーツを着ていたら、突然ステイタス画面で職業が『ニート』から『勇者』に変わったので王様に呼び出されたところだった。
勘違いされそうだが童貞ではない。
ちなみに今は『用があるなら貴様が来いっ!』と男らしく言ってみたら、家来たちの容赦なくボコボコにされた上に、簀巻きにされて王様の前に転がされているのである。

偉そうに太った王様
「そなたの耳にも聞き及んでおろう。ついに魔王が動き出したのじゃ。そう、あれは我が先祖に当たる伝説の勇者として名だk」
(ピッ)
(主人公にとってまったく必要もなく、特に興味もない一族の自慢話と詳細な世界情勢が語られます。このまま通常にテキストを読まれる場合は、20分ほどテキストが自動送りで再生されます。早送りは出来ません。)

うるさい王様のいらない話をスキップしますか?

→はい(ピピッ)
 いいえ
 しゃぶる

偉そうに太った王様
「という訳なのじゃ。勇者よ、我が王家に伝わる最強装備もそなたに授けよう。何なら結婚適齢期をオーバーランしておるが、魔王に攫われた爆乳の姫もそなたに嫁がせても良い。だからどうか魔王を退治してほしいのじゃ」

勇者
「断るッッ」

1秒も悩むことなく断りました。
結局説得されるまで1週間を要しましたよメンドクセエなコイツ。


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ep・2 クロビネガ的には正しいドラクエA


突然だけど、スライムがあらわれた。

スライム娘
「やあやあ、われこそは〜!マスコットキャラとして名高きスライムなるぞ〜!んふふふふ、勇者くんってば一人旅〜?じゃあさ、おねえさんといっしょに良いことしない〜?まおう様たおそうなんて気も起こらなくなるくらい、気持ち良いことしてあげちゃうよ〜♪」

勇者
「クロス・アウッッッ!!!!!」

勇者は何の迷いもなく、すべての装備を脱ぎ捨てた。
最強装備は捨てられたので消えてしまったが、所詮偉そうに太った王様の持ち物だったので執着心も愛着もなく、むしろなくなって清々していたりするのは誰にも言えない秘密である。
ついで
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