ロリデーモンに襲われ襲い返す話


男の子の名前はイリス。名前も見た目も愛らしい幼児である。
魔物と人間の子が入り混じる保育園で、最近ある魔物の子が気になっていた。
彼女の名前はリリ。青い肌と悪魔の角、翼、尻尾を持つデーモンの女の子である。
リリは上級魔族の子で、片手指で足りる幼さながら年齢不相応の色気を持っていた。幼児体型にもかかわらず、どこか官能的なむっちりボディ。肉感的な幼女体型を飾るのは、際どすぎる魔族の装束。可愛らしくも怪しい顔立ち。

イリスは自然とリリを目で追うようになっていた。
朝出会って、お遊戯に、お昼休みに、夕方まで園内で彼女を見ていた。時折彼女と目が合う。その度に秋波を送りかえしてくる。とてもあどけない幼女とは思えない。
イリスは意を決してリリに声をかけた。
「なぁに?」
「あの…ぼくと、おともだちに…」
おずおずと話しだすと、一瞬ぱぁっと年相応の可愛らしい顔になるが、すぐに悪戯っぽい表情に変わり
「えぇ〜、おともだちぃ〜?」
とそっぽを向く。幼女体型を見せつける様に身体をくねらせる。発展途上の手足がぎこちないが、初な男の子には充分すぎた。
「えっと…その…あの…」
戸惑う男の子にリリは続ける。
「いいのぉ〜?わたしデーモンの子だよぉ?他の子と仲良くなった方が安全だよぉ」
意地悪な言葉。黒い眼が妖しげに光り、心底楽しそう。
「え…でも…」
「どうしてもわたしと仲良くしたいの?」
「うん」
リリは心底嬉しそうに、そして意地悪そうに笑う。
「きゃはは♪うれしいよぉ。私の事好きなんだぁ♪うん、バレバレだったよぉ♪」
「ぇ…」
「ねえ?リリのお願い、聞いてくれる?」
甘い目線でおねだりするリリ。ほんの僅かに膨らみかけている微乳を見せつける様な格好。イリスはあまりの出来事に微動だにしない。
「おっぱい、さわって…?」
「だ、駄目だよ!そんなえっちな…」
「あれぇ〜?仲良くなりたくないんだ、残念」
「さ、触る!」
慌てて小さな手で小さな胸を包み込む。
「ぁっ…ん」
リリは小さな声をあげ、幼い外見に似合わぬ艶めいた反応をした。
「ご、ごめん」
謝るイリスを流し眼で見つめ、手を重ねて胸を揉む様促す。
「さぁ……んっ♪もっと乱暴にもんでぇ…ッ」
「………〜〜〜〜ダメッ!」
イリスは顔を真っ赤にして逃げて行ってしまった。
「ちぇー、つまんないの」


だがリリには分っていた。決して上級魔族の暗示に男の子は逆らえない事を。


程なくして、可愛らしい男の子はまたリリを目で追っていた。目が合う度にそらしてしまう。しかし、ふらふらと自分に近付いては慌てて距離をとる男の子。堕ちるのは時間の問題だった。

もやもやしているイリス。無意識にリリの事ばかり考えていた。
あの小さくもほんの僅かに膨らみはじめた胸。装束から惜しげもなく晒された幼なくむちむちしたお腹。未発達にもかかわらず不思議と性的なお尻。
「好きな人同士は、一つになるんだ」
「!」
気付けば後ろにリリがいた。悪戯っぽく笑うも、不思議と吸い込まれそうな美貌。
「…!」
「イリスくんって紳士なのね?でも、リリ待ちくたびれちゃった…♪」
幼い首筋に舌を添わせる。イリスは訳も分らずびくんとなる。
「ねぇ、リリと…きす………しよ……?」
「ふぇ…?きす?なにそれ」
「すっごく気持ちいい事。きすすれば仲良くなれるよ」
「…なりたい…です……リリちゃんと仲良く」
頸を唾液まみれにされながら、真っ赤なイリスはどうする事も出来ない。不思議と動けないのだ。
「リリにまかせてくれる?」
「……うん」
リリは危険な笑みを浮かべる。そのまま正面に回り、優しく頬を撫でながら唇を奪った。
「!?」
目を見開く幼い男の子と、目を閉じて舌を挿しこむ幼い女の子。抵抗し、無理矢理ひっぺがえす。唾液が糸を引き、イリスの丸いほっぺにかかる。
「あら、下手だったかな?ママとパパはいつもこうしてるけど」
「な…、なななッ、なに…!なに…!?」
少し眉をひそめるリリと、ひたすら赤面しうろたえるイリス。しかしイリスの頬にはしっかりと唾液が付着している。それが更に思考を奪っていく。

「リリに任せてくれるっていったじゃん。うそつき」
上目遣いで批難してくる幼い淫魔にただおろおろするばかり。当たり前だ。男の子はまだ一桁。性知識は皆無に等しく、何が何だかわからないのだ。
イリスを尻目にリリは行ってしまった。

イリスはリリを見送ると、糸が切れた様に泣きだしてしまった。園長先生になだめられたのは言うまでもない。


しかし幼子の心には、デーモンの魔力がしっかりと注がれていた。キスはデーモンとの契約。もはやイリスに逃れるすべはなくなった。







不思議な感情だ。無性に胸が高鳴る。イリスの幼い身体は、性に目覚めたのだ。大きくなったおちんちんが何を意味するかは分か
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