魔物娘といっしょ! ハロウィン編!

 魔女ちゃん達がお家に来た場合 その1

「トリック・オア・トリート! おにーさん、こんばんは!」ワラワラ
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃいますよ、おにーさん♪」ワラワラ
「はい♪ このバスケットにお菓子を入れてくださいね♪」ワラワラ

 わぁ、皆おっきいバスケットだね。あはは、用意したお菓子で足りるか心配になっちゃうなぁ。



 バニップちゃんのお家に行った場合

「ぁ……こ、こんばん……は……は、はろうぃん……?」
「どうしよ……おかし……なくて……!えっと……いた、いたずら……! いたずらされちゃっ……!」アワアワ
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」ガバァッ!

 いやイタズラたってもそんな猥褻な行為に及ぶつもりは――きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ! 誰か助けてええええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!



 おおなめくじちゃんがお家に来た場合

「とりっくぅ〜・おあぁ〜・とり〜とぉ〜、ですぅ〜」
「いつもはぁ〜、あんまりぃ〜、おうちにぃ〜、まわれませんからぁ〜」
「ことしはぁ〜、このばすけっとをぉ〜、いっぱいにするのがぁ〜、もくひょうなんですぅ〜」

 あははっ。それじゃあここでいっぱいにしてあげるから急がなくて大丈夫だよ。



 マンティコアさんのお家に行った場合

「へぇ……アタシの家に来るなんて良い度胸してるね、アンタ」
「まあ待ちなって。お菓子だったらちゃーんと用意してあるよ」
「ほぉら、この尻尾の中に手を入れてお菓子を取るか……アタシに悪戯されるか、どっちが良い? くくくくくっ♪」

 こ、この尻尾噛まない? 噛みませんよね? 大丈夫ですよねぇ!? ねぇっ!?



 レッドキャップちゃんがお家に来た場合

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」ガンガン
「トリック・オア・トリート! トリック・オア・トリートだ、このドアを開けろっ!」ガンガン
「扉を開けないならこじ開けるぞっ! 犯してやるっ! 犯してやるからな、アハハハハハハハハハハハハハッ!!」ガンガンガンガン

 ひいいいいぃぃぃぃぃぃ!? ちょっとこの娘ガチホラー過ぎない!? 誰かぁっ、ヘルプミイイイイイィィィィィッ!!



 サイクロプスさんのお家に行った場合

「あ……いらっしゃい。今年も準備してあるよ……」
「はい、特製バスケット……軽くて丈夫で沢山入るように作ってある」
「……帰りにまた、寄ってきてくれるの? うん、ありがと……」

 毎年ありがとうございます。後で貰ったお菓子で一緒にお茶しましょうね。



 ティターニアさんがお家に来た場合

「トリック・オア・トリートです。うふふ、この娘達にお菓子をくださいな」
「えっ、私の分も? まぁ、ありがとうございます! それじゃあ早速頂いちゃおうかしら……」
「うーん、このチョコ甘くて美味しい♪ あっ、コラっ! それは私が貰った分だから取っちゃダメよぉ!」

 妖精ちゃん達の引率ご苦労様です。あ、お菓子はまだまだあるからケンカはダメですよー。



 グリフォンさんのお家に行った場合

「フン、騒ぎに乗じて宝を狙いに来た卑しい盗掘者め! 宝は渡さん、覚悟しろ――」
「え? 自分はただお菓子を貰いに来ただけだって? そ、そうか……そうなのか……」ショボン
「……お菓子よりお宝の方が良いぞぉ。売ればお菓子だって食べ放題になるぞぉ。ほぉら、欲しくなって来ないかぁ?」ジーッ

 あー、そう言われれば欲しくなって来たようなー。そんな気がしてきちゃったなー。



 アークインプちゃんがお家に来た場合

「えへへぇ……こんばんは、おにーさん♪」
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうけど……わたし、どっちも欲しいんだぁ」
「ねぇねぇ、おにーさーん♪ お菓子とイタズラ、両方とも良いよねぇ? ねぇねぇ♪」

 もちろんだよさぁ家の中においでお菓子もあるしベッドもすぐに綺麗にするから(お目目ハートマーク



 ダークメイジさんのお家に行った場合

「あ……いらっしゃい、ボク……」
「ゴメンね、ハロウィンだから張り切ってお菓子の家を用意してたんだけど……」
「通りすがりのデビルバグちゃん達が全部食べちゃって……家、残ってなくて……ひっく、ぐすっ」シクシク

 わわっ、お、落ち込まないでください! 良かったらボクのお家に来ませんか、ほらっ!



 魔女ちゃん達がお家に来た場合 その2

「わぁい、こんなに貰っちゃったぁ♪ おにーさん、ありがとー♪」ワラワラ
「えへへ、おにーさん♪ まだまだサバトの皆が来ますからねー♪」ワラワラ
「お菓子をくれなきゃ……イタズラですからね、おにーさん♪」ワラワラ

 あはは、こ、これお菓子足りないんじゃ
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