魔物娘にツンデレになってもらった

 オーガさんがツンデレた場合

「べ、別にオレはお前のことなんて好きでもなんでもないっつーの!」
「ただオレは男とヤリたいだけで……そう、これは仕方なくなんだからなっ!」
「分かったらとっととアタシにヤらせやがれこの野郎! おい待て逃げんなコラぁっ!」

 ひいいいいぃぃぃぃ!? なんか顔を真っ赤にして追いかけてくるうううぅぅうぅぅ!?



 テンタクルちゃんがツンデレた場合

「べ、別に私はあなたのことなんて気になったりしてません!」
「ただ私の触手でドロドログチャグチャに気持ち良くしてあげようかと思っただけです!」
「私の触手にかかればきっとあなたもメロメロに……な、何でもないです! 何でもないですから、こっちに来てください!」

 あはは……せっかくだけど強制触手地獄に落とされるのは勘弁願いたいなぁ。



 ドラゴンさんがツンデレた場合

「べ、別に私はお前のことを宝物だなんて思ってないんだからな!」
「ん、どこに行こうとしてる? 何っ、一人で山を下りて街にまで買い物だとっ!?」
「ダメだダメだっ、山から滑り落ちたりでもしたらどうするっ! ええい、私が送っていってやる! いや、着いて行くぞ!」

 嬉しいことに俺への扱いはすごく丁寧なんだよなぁ、ホント。



 アルプきゅんがツンデレた場合

「べ、別にボクは女の子になんてなりたくなかったんだからね!」
「ただキミが他の女の子と話をしてると胸が痛くなって……って、何言わせるのさバカぁ!」
「とにかくボクももう女の子なんだから優しくてしてよね! ほら、約束してよ!」

 小指を差し出されたんだけど……えっと、指切りをすれば良いのか?



 ミミックちゃんがツンデレた場合

「べ、別に私はあんたなんかにこの宝箱を開けてほしくなんかないんだからねっ!」
「だから絶対に開けちゃダメよ!? どんなに開けたくなってもダメなのよ!?」
「いくらこの中にキュートでプリティーな美少女がいるからって開けちゃダメなんだからね!?」

 開けるなって言ってるし帰るか。お疲れ様でしたー。



 マーメイドさんがツンデレた場合

「べ、別に私は貴方のために歌っているのではないのですからね!」
「ただ私はこの場所で歌うのが好きで、貴方をここで待っているわけではないのです!」
「あっ……もう行ってしまわれるのですか? し、仕方ないからまた聴きにきても良いのですよ……?」

 明日もまた来ますね。貴女の歌を聴いてると心が安らぎますから。



 アリスちゃんがツンデレた場合

「べ、別にアリスは頭をなでられたって嬉しくなんてないんだからねっ!」
「そんなになでられたって……ふみゅっ! きゃっ、ひゃっ、ふみゃっ♪」
「お、おにいちゃんってば! アリスのことバカにして、もうっ!」

 ああもう、アリスってばホント可愛いなぁ。



 ネレイスさんがツンデレた場合

「べ、別に私はあなたを迎えに来たんじゃないんだからね!」
「ちょっと海底散歩に付き合ってもらうだけ! 本当にそれだけなのよ!」
「分かったら早く海に飛び込みなさい! まだるっこしいわね、ええいっ!」ドボーンッ!

 ガボッ、ガボボボボボボボボボボッ!? ガボ、ガボォッ!(ちょっ、いきなりはないんじゃない!? 死ぬ、死ぬぅっ!)



 サハギンちゃんがツンデレた場合

「…………………………………………………………………………」
「…………………………………………………………………………」
「………………………別にあなたが嫌いで黙ってるんじゃないから」

 うん、大丈夫だよ。君の気持ちはいつも十分伝わってるから。



 アラクネさんがツンデレた場合

「べ、別に私はあなたを罠にかけたりしたんじゃないんだからね!」
「ただあなたが毎日来る道になんとなくクモの巣をかけただけで……そう、偶然! ただの偶然よ!」
「まったく間抜けな男よね、あなたって! 仕方ないから私が今日から面倒を見てあげるわ! 感謝しなさいよね!」

 めっちゃ笑顔で俺のこと簀巻きにしてるんですけどぉ!? 止めてっ、放してええええぇぇぇぇっ!



 ワーキャットちゃんがツンデレた場合

「べ、別にアタシはあんたのことにゃんて好きでもにゃんでもにゃいんだにゃん!」
「だからベタベタにゃんてしにゃ……そ、それはアタシの大好物、マグロのお刺身!?」
「にゃぁ〜ん
#9829; アタシはあなたのこと大好きだにゃあ
#9829; 愛しているにゃあ
#9829;」

 マグロの刺身で買える愛か……とほほ、なんだか複雑な気分だ。



 エルフさんがツンデレた場合

「べ、別に私は人間の男になんてこれっぽっちも興味ないんだからね!」
「それどころか聞いてるわよ! 男はエルフを見つけ
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