スイートドリームビューティー〜ティアドロップ

とある国のとある街・・・いえ、ここは不思議の国

様々な魔物達がそれぞれの愛する夫と幸せに、そして淫靡に混じり合う、愉悦に塗れた場所
様々な不思議な出来事が巻き起こるこの国ではいつ何が起こるか解りません

そんな幸せと不思議に満ち溢れた国にも少しばかりの悲しみはあるようです

というわけで、不思議の国のとある街
街の端にはハートの女王が遊びに来たときに使う別荘には到底見えない城のような別荘があり、それに見合うようにそこそこ大きな町でした
でもその住民たちはみんな仲良し、心優しく街のみんなが友達そんな娘たちばかりの街
そんな街のある一角から、なにやら淫らな水音が聞こえてきます

「あん
hearts;もぅ、ボクの弱点知っててそこばっかり責めるんだから
hearts;」
「でも、ここ気持ちいいんだろ?」
「ふわぁん
hearts;もう・・・バカ
hearts;」

がやがや・・・

ウサギ型の魔物マーチヘアと呼ばれる種族が街の通りで交わっていました
それを見て周りの魔物達も相応に発情しているようです

「はぁ・・・クルス、街中で発情しても家まで我慢しなさいと言ってるでしょう?街のみんな、むらむらしちゃうじゃない」
「あ、ランザちゃんら、あぁん
hearts;がまんできないんだものぉ、仕方ないじゃない?」

人目を気にせず交尾をしているクルスと呼ばれたウサギの下へ、ジャバウォックと呼ばれる竜の一種であるランザがやってきました

クルスは街では一番のエッチ好きとして有名で、所構わず発情してはすぐさま夫を誘惑したり襲ったりして、そのたびに周りの魔物達をエッチな気持ちにさせてしまうという困った娘でした

「それにぃ、街のみんなとか言ってるそぉいうランザちゃんがぁ、我慢できなくなりそうなだけだったりして
hearts;」
「な・・・」

ランザはランザで、そうとう激しい交尾をすることで有名でした
なぜそんなことが有名なのかって、夜中になると彼女の住処から何時間も激しい地鳴りのような音と声が聞こえてくるから・・・だそうです

そんなランザがクルスの交わりを止めようとするのは、他のみんながしたくなってしまうのもありましたが、なによりそんな激しい交尾をしてしまう自分が抑えられなくなってしまうからでした

「ずぼしぃ〜
hearts;」
「く〜!・・・いいんです!夜になったら、あの人にしてもらうから!」
「はぁ、そんなどうどうとのろけないでくれるかい?」

そこにまた別の魔物が現れます
きちっとした正装を着こなした、美女、というよりイケメンといった雰囲気

「あ、エステルだ〜やっほおぉお゛
hearts;」

彼女はマッドハッターのエステルという魔物の少女
知性的で、優雅な雰囲気を醸し出しています

「やっほ〜ではないだろう?もっと二人だけで楽しめる時にしたらどうなんだ?」
「そうよ、エステルの言う通り、わざわざこんなところでしなくても」
「えぇ〜ばしょなんてぇ、どぉでもいいよぉ〜
hearts;」
「はぁ・・・」

クルスの言葉にエステルとランザは頭を抱えました
いつも交尾が終わるまで動こうとしないのです
今回もダメでもともと、諦め半分で言ったのだが、実際本当に気にしていないところを見ると対応できず困ってしまう様子

「くるすちゃん、きょうも、こんなところでしてるの?」
「あら?ティアも来ちゃったの?」

もはや人だかりのできちょっとした名物のようにもなったその淫場へ一匹のネズミの少女がやってきました

彼女はドーマウスと呼ばれる眠りネズミの一種で名前はティアと言いいます

「えへへ・・・いいでしょ?きもちぃよぉ
hearts;」
「おい、いいかげんにしておけ」
「も、もうちょっと・・・もちょっとだからぁぁ!」

クルスの声に艶が出始めました
もはや絶頂の時を目前とした時の声です

「ん゛!ギ!そ、そこぉ、お、おくぅ、こじあけ・・・あっはぁん
hearts;」

ビクッビクビク!!

クルスは果てたようです
体を弓なりに反らしてビクビクと痙攣しました

「はぁ・・・はぁ・・・
hearts;
hearts;きもちかっら〜
hearts;」
「はぁ・・・まったく、結局最後までやっちゃって・・・私も後で旦那様にしてもらお・・・」
「お、おい・・・お前ら・・・」
「「あ・・・」」

ランザとクルスの視線はティアへと向けられます

「ん?あぁ・・・気にしなくていいよ、それじゃ、くるすちゃん、今度はちゃんとおうちでやらなきゃだめだよ、じゃあね・・・」
「あ、ティアちゃ〜ん・・・」
「・・・しまった」

その視線から逃げるようにティアは行ってしまいました

ティアには夫となる男がまだいなかったのです
彼女もそれを気にしてはいますが態度には出さないようにしてい
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