第二層の祈祷室も、幻覚魔法が解けていた。
部屋の端に寄せられた大量の長椅子は、サバトのメンバーたちが使う作業机に変わり、きらびやかな主神像は世界中を見渡す『千里眼の立体地図』に変わっていた。
内装は赤い絨毯の床に、シックなベージュの壁紙と、粗末な祈祷室の面影はどこにもない。
エドは部屋の中央の光景を目にすると、素早く作業机の陰にもぐりこんだ。
「んおお!いくら出しても止まらねえ!」
「あはあ!いいのよ!もっともっとちょうだい!」
がらんとした部屋の中央で二人は交わっていた。
ダムドはボローニャの身体を押しつぶす勢いで腰を振り、ボローニャはダムドの下で抱きつきながら喘いでいる。
何も知らぬ人が見れば、少女が巨漢に強姦されている凄惨な犯罪現場に見えるだろう。
しかし、ボローニャの蛇の下半身がダムドの腰にしっかりと巻き付き、ダムドが逃げられないように固定している。
この場合、強姦されているのはダムドの方だ。
「ボローニャ!出る!また出るぞ!」
「んんっ!出して!お腹いっぱい破裂するくらい出してえ!」
どくっどくっと、大量の精子がボローニャの中に注がれる。
ボローニャの腹は妊娠したようにパンパンになり、入りきらなかった精子がどばどばと床に零れる。
「ふふ、こうしてみると、お兄ちゃんの子供を授かったみたいで嬉しい……
「ボローニャ、大丈夫か?オラ、夢中になって……」
「いいのよ。それより、もうお腹いっぱい?」
ボローニャは、くぱあと自らの手で性器を押し広げながら、ダムドに囁く。
すると、ダムドの巨根がみるみるうちに膨れ上がる。
「オラ、まだ足りねえ」
「ふふふ……じゃあ、もっとしないと、んっ!」
ダムドの巨根が再びボローニャを貫く。
ダムドはそこからボローニャを抱え上げ、立った状態で激しく腰を振り始めた。
「はあ!はあ!ボローニャ!」
「んっ!ダムドお兄ちゃん……!」
ボローニャがダムドの胸に口寂しそうに吸い付くと、ダムドは背をかがめてボローニャの口を貪る。
そのままボローニャを突き殺すようなピストンで突きあげると、ボローニャは恍惚した表情でダムドから口を離した。
「素敵……本当に素敵よダムドお兄ちゃん。ずっと、ずっと待ってた……ダムドお兄ちゃんみたいに強い人が現れるのを……」
「ボローニャ、オラが孕ませてやる。孕むまでずっとこうしてやるからな」
「嬉しい……」
そして、再び貪り合うようなキスと共に、二人は絶頂に達した。
エドは作業机の陰に隠れながら、螺旋階段に向かう。
ずっと満たされることのなかった戦友の欲求が満たされたことを、ひそかに喜びながら。
第一層のエントランスに戻ってきたエドは、すぐに物陰に隠れた。
幻覚魔法が解けた粗末なエントランスを、輝くシャンデリアが明るく照らしている。
ぼろぼろの長椅子の代わりに茶色のソファーが並び、傷だらけの木の床は赤いカーペットに変わっている。
その一角に、マクナイトとイラリアが居た。
マクナイトのペニスを、イラリアがぐちゅぐちゅと音を立てながら口に含んでいる。
ペニスの先端から根元までくまなく舐め上げるその姿は、主人に奉仕する従者そのものである。
「ぷはぁ……ご主人様、綺麗になりました」
「よくやったイラリア。それじゃ、お尻をこっちに向けるんだ」
「はい……♪」
期待を声に含ませ、ふりふりと尻尾を振りながら、イラリアは壁に手をついてマクナイトに尻を向けた。
マクナイトはたっぷりと愛液がしたたる性器に指を入れ、ぐちゃぐちゃとかき混ぜる。
「あっ、ご主人様。焦らさないで……」
涙目で振り返るイラリアの姿に、マクナイトはごくりと息を飲んだ。
「誰が入れてやるって言った?しかも、これだけ濡れて……指だけで満足できるんじゃないのか?」
「そんな……」
「めんどくせえなあ、お願いの仕方ってものがあるだろ?」
イラリアは恥じらいながら、マクナイトにペニスの挿入を懇願する。
「お願いしますご主人様、この未熟で至らないダメ従者の卑しくドロドロになったきつきつのキキーモラロリマ〇コに、ご主人様の熱くてぶっとくて逞しいガチガチペニスをガンガン壊れるくらい突っ込んでください!」
「長げえんだよ!」
「ひゃう!」
ペニスが挿入された瞬間、イラリアの性器はぷしゅっと潮を吹いた。
足をがくがくさせて、立っているのがやっとの状態だ。
「入れただけで立てなくなるなんて、従者失格だなイラリア」
「す、すみません……」
「ほら、抱えてやるよ。めんどくせえな」
マクナイトはイラリアの両足を抱きかかえて、腰を振り始める。
「はああっ!ご主人さまので貫かれてる……!」
「俺の槍をしっかり磨けよイラリア……おっ、あそこにいいものがあるな」
マクナイトは腰を振りながら、エントランスの隅にある全身鏡の前に移動する。
すると、マクナイト
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