…ふかふか…。
「どう? シビ姉様♪」
「どう、と言われましても…」
「シビ姉様…、羨ましいです…
#9829;」
…やわらかい…。
「…つまり、どういう事ですか?」
「シビ姉様にも、ソラの良さを知ってもらおうと思って♪」
「わかりました。やはり貴女達は叱りましょう」
「どうして?♪」
「私の方こそ、どうして?です」
「気持ち良いでしょう?♪」
「気持ち良さそうです
#9829;」
「いえ、まあ、悪くはありませんが…」
…あったかい…。
「ほら、怒る気持ちも無くなってきたでしょう?♪」
「少しだけ消えかけましたが、その言葉で再燃しました」
「藪蛇?♪」
…いいにおい…。
「そもそも、これはなんですか?」
「ソラだよ♪」
「ソラです
#9829;」
「そうではなくて…」
「どうしてソラを、シビ姉様に抱き付かせているか…ですか?」
「そうです」
「私達がソラといっぱい遊んだ理由を知ってもらおうと思って♪」
「さっぱり伝わってきません」
「ソラはとても可愛らしいんです、シビ姉様」
「確かに、人間の子供らしく、可愛いですね」
「でしょう?♪」
「ええ」
「叱らない?♪」
「叱ります」
「どうして?♪」
「メロ、延々と問答を繰り返すつもりですか?」
…すべすべ…。
「そもそも、メロ」
「何?♪」
「この子の身体はどういうことですか?」
「生まれつきだって♪」
「ですが、ソラの心は女性のそれなのです、シビ姉様」
「女性のそれなら、何故あんな行為を?」
「誘惑した♪」
「愛し合った結果です
#9829;」
「貴女達に同性愛趣向があるとは知りませんでした」
「最初はお遊びだったんだけれどね♪」
「ソラがあまりにも愛おしくて…
#9829;」
「伴侶にしたい、とは言いませんよね?」
「妹にしたい♪」
「妹にしたいです
#9829;」
「また度し難い発想ですね」
…さらさら…。
「…そろそろこの子に離れて頂いて、貴女達を叱っても構いませんか?」
「シビ姉様、名前で呼んであげて♪」
「ソラ、でしたか」
「うん、ソラ♪」
「そろそろソラに離れて頂いて、貴女達を叱っても構いませんか?」
「次は、ソラの頭を撫でてあげて♪」
「何故」
「心地良い顔のソラを見ることができます
#9829;」
「メイ。貴女だけは正気であってほしかった」
…ぎゅーっ…。
「…撫でましたが、もうこのまま叱っても構いませんよね?」
「あっ♪ ほら、ソラがとっても気持ち良さそう♪」
「まぁ…
#9829; ご覧になってください、シビ姉様
#9829;」
「………」
…ふにゃ〜…。
「…可愛いですね」
「でしょう?♪」
「でしょう?
#9829;」
「こんな可愛い子供と行為をしたいと思う貴女達が信じられません」
「最初は、行為を教えるだけのつもりでした」
「今は違うんですか?」
「可愛い妹を喜ばせてあげたいという思いです
#9829;」
「それだけ聞けば素敵な言葉ですね」
「シビ姉様も、してみれば分かるよ♪」
「その気がまず起きません」
「少しソラとお話すれば、その気になるかも♪」
「その前に貴女達を叱ります」
「ソラ、シビ姉様がソラとお話したいって♪」
「あまり無視されるのは好めませんね」
…じーっ…。
「ほら、お話してあげて♪」
「………」
「…ソラに見つめられるシビ姉様…
#9829; 替わりたい…
#9829;」
「………」
「…ソラ」
「妹達は、遊び心でなく…ちゃんと貴女を愛していましたか?」
…こくん…。
「では、ソラも妹達のことを、心から愛していましたか?」
…こくこく…。
「…そうですか…」
「………メイ、メロ」
「はい」
「はーいっ♪」
「戯れでないのなら…咎めません。叱るのはやめましょう」
「うんうん、遊びじゃないもの♪」
「シビ姉様に理解を頂けて、嬉しいです
#9829;」
「ですが、できれば次は普通の男性でお願いします」
「結婚しなさいってこと?♪」
「それが魔物の幸せでしょう、早く私に儀式を行わせてください」
「シビ姉様、本当に私達が結婚するまで家を出ないつもりなの?♪」
「ええ。貴女達が心配で、他の仲間達のように旅には出られません」
「シビ姉様ご自身は、結婚なさらないのですか?」
「貴女達が結婚した後にします」
「行き遅れない?♪」
「余計なお世話です」
…すりすり…。
「………」
「シビ姉様ったら、また撫でてる♪」
「いけませんか?」
「もっとしてあげてください
#9829;」
「まあ、ソラが喜んでくれる分には、私も嬉しいことに間違いはあ
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