餓竜再び .2

油断していた。
目の前の対象に注目し過ぎて、背後の気配に全く気付かなかったのだ。
背後から抱き締めている腕はレオンを包み込む様に柔らかいが、その力は人が解きほどける様な物ではない。
その力に思わずオペラグラスを落としてしまう。
その腕と視界の端で動く尻尾には、やはり鱗と骨が見える。
つまり、ドラゴンゾンビは二人居たのだ。
ドラゴンゾンビの珍しさに気を取られて、複数いる可能性にまで考えが至らなかったのは、迂闊だったとしか言いようがない。

「あは〜
hearts;こんな所で人間に会えるなんてね〜
hearts;」
その腕力に似合わない、間延びした穏やかな声の主は、先程からレオンのうなじを味わう様にキスを繰り返していた。
彼女は真後ろに居るので顔は窺えないが、豊かで柔らかい胸が背中に押し付けられているのが分かる。
先程までの光景を見ていたレオンの肉棒は、それらの刺激でズボンの上からでも分かるほど大きく膨らんでいた。
それを喜ぶ様に、彼女の尻尾がレオンの腰回りに絡み付き、服の上から肉棒をなぞり上げる。
「うふふ
hearts;これじゃブレスを吐くまでもないかしら〜
hearts;とてもおいしそうだけど〜、まずはあの子からね〜?」
そう言うと彼女はレオンを抱き締めたまま持ち上げて、洞窟の奥の幼いドラゴンゾンビの方へと連れていってしまう。

先程から途切れずに自慰を続けている幼いドラゴンゾンビも二人に気付くが、その指はユルユルと動き続けたままだ。
「あー、お帰りなさいママ」
「いい子にしてたみたいね〜?」
レオンは、滅多に見ないドラゴンゾンビが二人も居て、しかも片方が幼い理由をようやく理解した。
共に息絶えたドラゴンの親子が、同じ場所で二人とも生き返ったのだ。
つまり、今のレオンは、子供の為に親竜が捕まえてきた餌という訳だ。
娘の方はまだ自慰の余韻が残っているのか、ぼんやりとした目で二人を見る。
「その人なに〜?」
「いい子にしてたご褒美よ〜」
「ほんとう!?やったー!あたし男の人はじめてだよ
hearts;」
娘のドラゴンゾンビは跳ね起きると、嬉しそうに二人に抱き付いた。
その視線は張り詰めているレオンの下半身に釘付けになってしまう。
「男の人って、ほんとうにこんなになるんだ〜」
「そうよ〜。今見せてあげるわね〜?」
母親の尻尾が器用にレオンのズボンに潜り込むと、一気に下着ごとズルリと脱がせてしまう。
それにレオンも僅かに抵抗するが、全くの無駄に終わった。
服を脱がされた下半身では、既に肉棒が真っ直ぐに立ち上がっている。
「わ〜
hearts;これが男の人のおちんちんなんだ・・・」
それを見て、娘は息がかかる様な距離で肉棒を見つめ始めた。
匂いも嗅いでいるのか、小鼻がスンスンと動いている。
「最初はお口で味わうのよ〜?」
「はーい
hearts;」
母親に促されると、娘は何の躊躇いもなくレオンの肉棒を小さな口でくわえてしまった。

偵察の間はろくに体を洗う事も出来なかったので、そこは汚れているはずなのに、それを気にする気配は全く無い。
むしろ、初めてとは思えない舌使いで先端を口の中で転がし、括れの汚れを舐め取る様に絡み付かせる。
「くぁ・・・はぁ、あぁっ!」
その男を味わう様な舌使いは、山歩きで溜まり続けていたレオンの精を容易く吸い上げてしまう。
口の中に出された精液を、クチュクチュと行儀悪く口の中で転がしてから飲み干すと、娘は幸せそうな笑顔を浮かべた。
「はぁ〜
hearts;これが精液なんだ・・・すごくおいしい
hearts;」
初めての精液の味は、元々蕩けている娘の頭の中を更に蕩けさせるほど、魅力的な味だった。
魔物の本能が更なる精液を求めて、秘所から体液を滴らせ始める。
「ふふ〜
hearts;わたしも欲しいけど、でも、やっぱりこの子が先よね〜
hearts;」
自分の娘の幸せそうな笑顔に、母親も羨ましそうな気配がしたが、先に済ませる用事があるらしい。
レオンにもそれの見当は付いたが、先程の射精は足から力を奪ってしまっていた。

後ろから抱き締められたまま母親と共に腰を下ろすと、頭が母親の胸の谷間に収まる様な体勢にされる。
上半身は軽く起き、大きく開かれた足の間にレオンの体が自然と収まっていた。
彼女の豊かな胸はどこまでも柔らかく、最初からそこにレオンの頭が収まる様に作られていた様に優しくフィットする。
その姿は、まるで自らを娘の初夜の為のベッドにしている様だ。
「はい、次は何か分かる〜?」
「このおちんちんを、あたしのおまんこに入れるんだよね
hearts;」
娘がレオンの腰の上に跨がると、その自分の無毛の秘所を両手で開いて見せる。
開いた途端に、その割れ目からは体液が糸を曳いて、レオンの肉棒へと零れ落ちていった。
その水滴
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