「そうだなぁ……今日はオマエの身体の性感帯を”開発”してやるよ」
ゲイザーと呼ばれる魔物と出会い、一緒に暮らすことになった僕。
彼女たちは人間の精を主食にしており、そのせいかいつも僕に性的な事をしてくる。
恥ずかしいからやめてほしいとも言いにくく、僕はいつもされるがままだ。
「オマエ、よくアタシの乳首に触るよな……」
「えっ」
そう面と向かって言われてドキッとする。
確かに僕は彼女のこりこりした乳首を触るのが好きで、行為の最中にこっそり……ではないけれど、よく触っていたからだ。
丁寧な愛撫ではないけれど、彼女も感じてくれていた、と思う。
「あ、アタシもオマエになら、触られるのは好きだからよ……。
気持ちは分かるっていうか、その……よし、そうだな……」
彼女はうんうんとうなずくと、
「ししっ。男の乳首だって立派な性感帯なんだぞ? 分かってないようなら、じっくり『開発』して分からせてやるからな……♪」
そう言って、僕をベッドに半ば無理矢理押し倒した。
ゲイザーは元々イジワルな子が多いらしく、僕はいつもされるがままだ。
「か、開発って、何するの?」
「なあに、普通なら時間が掛かるところを暗示ですっとばすだけだ。
オマエは何も考えず、気持ち良くなってりゃイイんだ……♪」
ぺろりと舌なめずりをすると、彼女は僕の服を脱がしにかかる。
それは女の子とは思えない強い力で、僕も抵抗できない。
「ホントはシャツの上からのほうが擦れて気持ちイイんだけど……ま、アタシの暗示にかかりゃ些細な違いだな」
「どうしてそんな事を知ってるの……」
「そりゃアタシが自分でっ……んむむ!オマエは黙ってろっての!
余計な感覚が入らないように、全身素っ裸にしてやるからなっ」
あっという間に僕は服を脱がされ、裸になってしまう。
恥ずかしいが、彼女の姿もあちこちを黒いゲルに覆われているだけという、ほとんど裸のようなものなので、その辺はおあいこだ。
彼女は僕のお腹あたりにまたがると、僕を見下ろしながら舌なめずりをした。
「ししっ……オマエの乳首、たぁくさん愛でて、いやらしい性感帯にしてやるからな♪
ほら、ちょんちょんっ、こしゅこしゅ……」
彼女の白く細い指が僕の乳首にちょんと触れる。腫れ物を触るかのようにゆっくりと。
そのままさわさわと指の腹で、乳首の先っちょを撫でられる。
「んっ……く、くすぐったい……」
「まあ、最初はそんなもんだよな。じゃあこれに快感を覚えさせるために……」
「え……? あ、あぅっ」
そう言うと、僕のペニスに何かがしゅるりと巻き付く。どうやらそれは彼女の背中から伸びる触手だった。
触手は巻き付いたまま上下にしこしこと僕のペニスをしごき、快感を与えてくる。
「こうやって、おちんちんの気持ちよさを乳首の気持ちよさにしちまうんだ。
ほら、少しずつ乳首もおちんちんも感度が上がっていくぞ……?」
「え……あ……」
僕と彼女の目が合った。その時、『暗示』を掛けられているのだなと分かった。
事実、乳首が少しずつ熱を持ったように熱く感じていく。
こり、こりこりと乳首を優しく触る手が気持ちいい。
「ほら、しこしこ、しこしこ♪
どうだ、おちんちんと乳首、気持ちいいか……?
暗示のおかげで普通の何倍も快感が走ってるんだぞ。
普段意識してないのに、いきなり性感帯に調教されちまう気分はどうだ?」
「ん……、んん……。気持ちいい……」
指の腹でさわさわと乳首を撫でられるたび、少しずつ快感が増していく。
でもその触れ方はとてもふんわりとしていて、じれったいぐらいだ。
触手でしこしこされているペニスも、僕がするようなオナニーとは違い、とても柔らかなしごき方。
くすくすと微笑む彼女を見ると、それは意図的な事なのはすぐ分かった。
「まだまだ、始まったばっかりだからな。
ゆっくり、ゆーっくりおちんちんしごいて、乳首こりこりして、オマエの身体をいやらしくするんだ♪
こすこす、しこしこ……こしゅこしゅ♪」
一回乳首を撫でられる度に、僕の口から吐息が漏れる。
その様子を見て、ますます彼女は気を良くしていった。
「よーし、次のステップに移ろうか。
今度はかりかりっと、オマエの乳首をやさしーくひっかいてやる♪
もう乳首がツンと立ってて、引っかけやすいからなぁ……」
かりかり……かり、かり。
優しくゆっくりと、彼女の手が乳首を愛撫してくる。
さっきよりも激しいけれど、それでも僕にはまだ優しすぎる。
でも、しこしこ、しこしこ……と、ペニスを擦る触手も、少しだけ強くなった。
「かりかりっ……♪しこしこっ……♪ ほら、どうだ?
胸の奥が切なくて、でも気持ち良くて……。
もっと乱暴にシてほしくて、たまらないだろ?」
「うんっ、
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