※男性がふたなりゲイザーちゃんに掘られます。苦手な方は読むのをお控えください。
薄暗く、湿った空気の流れる冷たい洞窟の中。
僕はゲイザーに立ち向かい――
「歴戦の勇者さまともあろうお方が、魔物に捕まってこんな情けない姿とはなァ」
無惨にも敗れていた。
一つ目の魔物――ゲイザーは、僕の身体を触手でがんじがらめに縛り付けている。その締め付けは驚くほど強く、なぜか痛みはないほどの拘束なのに抜け出せない。
どうやら僕はもうすでに彼女の”暗示”にかかっているらしく、触手の拘束を抜け出せないのもそのせいだろう。
「破れた服からかわいらしい素肌が見えてんじゃんか。
厳しい修行してきたにしては傷も少ねェし、キレイな肌してんな?」
はっきり言って、”暗示”を使われなくても僕とゲイザーの実力差は歴然としていた。僕は真っ正面から挑んだのに、”暗示”を使われる前に押し負けてしまったのだから。
上級魔法をいともたやすく操るゲイザーは聞いた噂よりもよほど恐ろしい魔物だった。
したがって今僕が”暗示”を掛けられているのは、猫がネズミをいたぶるような――そんな遊びの範疇でしかないだろう。
「くっ、くそっ……離せっ!」
「やーだよ。だいたい突っかかってきたのはオマエのほうだろ?
だったらなにされたって文句は言えねえよなあ……?」
赤い一つ目が妖しく光る。それと同時にゲイザーの口元が歪んで、鋭そうなぎざっとした歯を見せた。
「そーだな……ああ、じゃあ離してやろっかなー♪」
「――え?」
その瞬間、僕の身体に巻き付いていた触手が離れていく。
少しだけ宙に浮いていた僕の身体はどさり、と地面に落ちた。
僕は姿勢を整えながら地面を転がり、ゲイザーと距離を取りながら立ち上がる。
そして僕は鎧と、服を脱ぎはじめて――?
「な……なにを、した?」
「んー? ベツに、かわいそーだから離してやっただけだけどぉ……?」
「な……」
なぜか僕は自分の武器を捨て、鎧を脱ぎ始めている。その下にあるインナーも。
身体はそれを普通だと思っているけれど、僕のわずかに残る正常な意志だけはおかしいと思っている。
まだゲイザーは僕の目の前にいるのに、どうして僕はこんなことを……そうか、”暗示”のせいで――しかしそれに気づいたとしても、僕にはどうすることも出来なかった。
「んんー?どうしたんだい勇者サマ? こんな寒い洞窟の中で服を脱ぎ始めるなんて……?
勇者サマがそんなヘンタイだったなんてアタシ知らなかったなー♪」
「くっ……くそっ」
ゲイザーは楽しそうにけらけら笑っている。今僕が服を自分から脱がされているのも彼女の暗示のせいなのは間違いない。
「さあ次は……下着、かな……? ごくり。
あは、もうおちんちん大きくなってるじゃん? わ、あんなにチカラいっぱいボッキしちゃって……。
もしかして、アタシみたいな魔物に脱ぐの見られてるだけでもコーフンしちゃった?
んふふ、勇者サマのスケベ♪ヘンタイ♪」
「う、うるさいっ」
情けなくも彼女の言うとおり、僕の股間は膨らんでしまっていた。
しかし脱ぐのをやめることは出来ず、僕が本当の意味で自由に動かせるのは口だけ。
パンツを脱ごうとすると、大きく張りつめたペニスが引っかかった。
「わ……おちんちん、じっくり見るの久しぶりだから……な、なんかキンチョーするなあ。
さ、さあて、それはそうと……どう?アタシの前で、すっぱだかになっちゃった感想は?」
全部を脱ぎ捨てさせられ、僕はゲイザーである彼女の前で全裸にさせられてしまった。
身体はなぜか股間を隠したい僕の意志に反して、仁王立ちを決め込んでいる。ただ脳の中と表情だけがその意志に反していて、羞恥心で死んでしまいそうなくらいに顔を真っ赤にさせられていた。
「けっこうイイ身体してるねぇ……あ、動いちゃだめだかんね。今からたっぷり視姦してあげちゃうんだから……」
ゲイザーは僕の方へ歩み寄ると、全裸で仁王立ちする僕の姿をじろじろと眺めてくる。
……恥ずかしい。
いくら相手が魔物だからと言って、こんな少女のような外見の相手に、自分の裸を凝視されて恥ずかしくないわけがない。
「ふんふん……どう?触ってほしい?」
「そ、そんなわけ……」
僕の声は弱々しかった。勃起したペニスは今も痛いほどに膨張していて、どうしても性欲がこみあげてきてしまう。
「ほんとに……? じゃあ、ふーっ♪」
「ひゃっ!」
ふうっ、とペニスに彼女の温い息が掛けられる。
それだけの刺激でもびくん、びくんとペニスが震えてしまった。
「それにしちゃ、切なそうだけどねェ……?
ほら、『おもいっきりシコシコってしてください』
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