今回は凍土に来ました。
さ〜む〜い〜〜〜っ!
どうも、ステラです。
ついいつものノリでスク水で来ちゃったよ・・・大失敗。
でもホットドリンクがあれば大丈夫!
すごく寒いところだから、あんまりおいしそうな食べ物はないけど・・・でもそこで暮らしている草食動物はおとなしいから、その肉はおいしいかも。
あと氷結晶が良く採れるから、冷たいものには困らないわね。
う〜ん・・・でもほかに何があるんだろう?
困ったから高いところを飛んで凍土の全体像をつかもうとしたら、ゆきおんなさんが崖の上で暮らしているのを発見しました!
こんな寒いところなら彼女たちには天国のようなところだね!
さっそく話しかけたら
「男の人が来ないから困っていますの」
って言っていたわ。
・・・そりゃこんな人が登れそうにない崖の上に住居を構えていたら誰もこないわよ。
あたしは空を飛べるから来れたけど・・・
それを教えたら
「じゃあ生き倒れになっているハンターさんを待ってみます!」
って言っていたわ。
・・・こんなところにわざわざ準備もせずにやってきて行き倒れる人はいないと思う。
まぁ、絶賛お婿さん募集中のゆきおんなさん(冬子さん 25歳)なので、我こそはと思う人は見晴らしのいい2番のあたりで死んだふりをしてください。
え?
2番ってなんだって?
細かいことは気にしない♪
ゆきおんなさんからいろいろ情報を収集したら、確かに厳しい環境だからなかなか動植物はみつからないけど、それ以外のものならたくさん見つかるって話でした。
たとえば骨。
寒くてなかなか物が腐ったりしないから、なかなか良い保存状態で見つかるわよ。
ここでしか見つからない骨も多いみたいだし、考古学者さんはよくここにくるみたい。
ほかにも、血のように赤い石とか、ちょっと特殊な金属が採れる・・・まぁ特殊な金属が採れるのは水没林でも、いつか紹介する火山でもそうだけど・・・
そう、いろんな金属が採れるからドワーフさんがいるはずなんだけど、なぜか今日はいなかったなぁ・・・
そんなこと考えていたら、毎度おなじみなあたしのプチトラウマ、リザードマンさんがやってきた。
ここのリザードマンさんもちょっと変わっています。
鱗が青くて、睡眠攻撃を仕掛けてくるの。
ちょ、寝ているところをとどめさそうだなんて、卑怯じゃない!?
戦士の道に反しているわ!
寝ているところに何されるか分かったものじゃないわ。
起きた時には身ぐるみ引っぺがされてアンアン喘がされているかもしれない。
男のハンターさんだったら多分輪姦されているわ。
でも、そんなの序の口だった。
いきなり
「ひゃっほ〜〜〜♪」
って奇声が聞こえたから何事かと思ったら・・・なんと!
ワーラビットさんがペンギンスライディングで雪の上を滑走していたの!
ちょ・・・あんなのぶつかったらひとたまりもないっての!
・・・ちょっとだけ楽しそうと思ったのは内緒ね☆
でも、まっ平らな雪原をその場から滑走できるのは、ワーラビットさんの脚力があってこそのものね。
たぶんあたしには真似できません。
それはともかく、一人であんなことをして何しているんだろう?
話を聞いてみると、男のハンターさんがやってきたとき、逃がさないようにするんだって。
う〜ん・・・確かにあのペンギンスライダーからダッシュだけで逃げ切れる人っていないだろうなぁ・・・コカトリスに追いつけるくらいのスピードとスタミナを持った人じゃないと駄目ね。
あ〜あ、こりゃ冬子さんはお婿さんを見つけるのは大変だろうな・・・
そんなこと考えていたら、ワーラビットさんが
「こんな寒いところに、普段は砂漠で暮らしているドラゴンがくるんだよ。『焼肉定食ならぬ、生肉定食や〜』とか言って、肉を食べにくるの〜」
って教えてくれました。
詳しい特徴を聞くと、昼の砂原であったドラゴンさんだと発覚!
無理無理!
もうあんなのには会いたくない!
出くわす前に、ワーラビットさんに挨拶をしてさっさと帰ることにしました。
そろそろホットドリンクも尽きそうだったしね。
持ってきたホットココアも冷めちゃったし・・・やっぱりちゃんとした物持ってこないと駄目ね。
というわけで、生き物には厳しい環境の凍土だからこそ、気をつけなきゃだめだよ。
と、温泉上がりにアイスを食べながら言うレポーターはステラでした☆
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