何度も何度も、角度を変えて口づけを交わす。でもそれだけだと満足できなくなってくる。互いに口を軽く開けて舌を伸ばして、相手の中に差し入れる。こんなこと、楽器を吹くときにやらない。
立っていることがだるくなった俺達は、手をつないでそのままベッドになだれ込んだ。互いに向き合って横向きに寝て、そこでもキスを続ける。
「はぁ、はぁ……のぶくん……」
荒い息使いをしながら俺を見上げてくるルイ。ロングトーンをどれだけしてもここまで息はあがらないし、こんなとろけた目はしてこない。その目にドキっとしながら、逃げるように視線を下げると、ぴんとブラウスのテントが貼られた胸が飛び込んでくる。
「……いいよ。のぶくんの体だから……脱がせて……」
ささやきながらぐいっとルイは胸を突き出してくる。震える手で俺はボタンを外していく。
大きくて目立つルイの胸。男子学生の間でも注目の的となっている。それが今、俺の前に明かされる。
現れたのは大きくて丸い柔らかな果実……そのいただきにはハート型のニップレスをつけていた。
「あの、その……ブラだと締め付けがきつくて楽器吹くのにちょっとつらいときもあるから……」
やはりそういう理由でブラはしていなかったらしい。
「でも、ノーブラだと……その……乳首見えちゃうから……」
それもそうだ。そしてそれを想像すると嫉妬のようなものが俺の胸のうちに起きる。他の男にルイの大事なところを見せたくないという気持ちが。ルイも見せたくないという気持ちがあるだろう。
でも、俺には特別だ。そう言うかのように、ルイはニップレスの片方を剥がした。現れた乳首は興奮してぷっくりと立ち上がっている。そっと、フルートのキーを押すかのように俺はその尖を静かにタッチした。
「んっ
#9825;」
幼馴染の口からそれまで聞いたことのない、可愛らしい声が上がる。
その声がもっと聞きたくて、さらに、乳首だけじゃなくて胸ももっと触りたくて。人差し指は乳首に乗せたまま俺は手のひらでルイの膨らみを包みこんでそっと握ってみた。ルイの胸は重たく柔らかくて、それでいてしっかりとした弾力をもって俺の指を押し返してきた。
「すげぇ、柔らかい……」
「あ、あん
#9825; のぶくん……」
切なく俺の名を呼ぶルイ。もじもじと脚を動かしている。
「ルイ、気持ちいい?」
「うん、すっごく気持ちいいよ。こっちも触って?」
そう言ってルイはもう一方のニップレスを外した。そう言えばこれがハート型なのって……普段からこういうのをつけているのだろうか? 訊ねてみるとルイは首を横に振った。
「まず、部活がない日は普通のブラをつけてるの。部活ある日はニップレスだね。でもシンプルな丸いやつ。今日は……その……」
勝負下着的なものだったのだろう。最初からこのことを期待していたのだ。でもそれを口にするのは憚られたのか、ルイは口ごもってしまった。そんなルイが可愛くて、着飾ってくれたのが嬉しくて、俺はルイに覆いかぶさってキスをした。その間も胸から手を離していなかったけど。ルイも下から腕を伸ばして俺を抱きしめてくる。その拍子に、ルイの太ももが俺のペニスにあたった。
顔を離すとルイがにんまりと笑いながら手を伸ばして、俺の張り詰めたそこを握り、さすってきた。
「のぶくんのここ、大きくなっているね」
「そ、そりゃ……」
幼馴染のそんな乱れた姿を見ておっぱいももんでたらそりゃ嫌でもこうなる。ましてや触られたら……どうにかなってしまいそうだ。
のぶくんも脱いで? とねだってくるルイ。直接触られたらどうなるんだろうと思いながら、俺はいったんルイから離れ、学生ズボンを下着ごとおろした。ぶるんとしなりながら現れた肉棒を見てルイが目を輝かせる。
「わあ、おっきい
#9825; こ、こんな大きいの咥えられるかな……」
楽器で喩えられないよ、とか言っている。ベッドから起き上がって猫のように四つん這いになりながら俺のペニスをまじまじと見ている。そんなルイに俺も頼んでみる。ルイも見せてよ、と。
ルイは何も言わなかったが、拒否などしなかった。はだけたブラウスを滑り落とし、リボンとスカートとソックスだけと言った格好になる。そのスカートを脱ぐ前に、ルイはいたずらっぽく、でも恥ずかしそうに笑いながらスカートの裾を持ち上げてみせた。
先ほどルイは言っていた。今日この時のことを期待してニップレスはわざわざハート型をつけてきた。当然、その下も気合を入れていた。
ショーツはホットピンクをベースに、縁が黒のレースで彩られた代物だった。そのピンクは彼女の青肌と互いに強調しあっていて鮮やかだった。みんなの憧れの吹奏楽部のトランペット奏者が、真面目な制服の下にこんな下着を着ていたのかという衝撃と、このときの俺のためにこん
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