近くの、ダークプリーストさんがいる教会の鐘が三回鳴る。
「おやつの時間だ♪」
丸まっていた身体を伸ばしをする。
わたしはアンナ。
森で暮らしているグリズリーなんだ。
「おやつは蜜にかぎるよね、むふふ。今日も近くのハニービーさんに分けてもらおうっと♪」
そうと決まれば早速出発♪
「ここは私たちの縄張りよ! 入ってこないで!」
「うるさいなぁ、縄張りとか言っても、アタイたちが食べる小動物とかを狩るくらいいいだろう?」
「縄張りに入ってほしくないのよ!」
「じゃあその小動物も追い出せよ。縄張りだから入ってほしくないんだろう?」
「それは面倒・・・」
「じゃあアタイたちが入ってもいいだろう?」
「絶対にイヤーっ!」
あらら、ハニービーさんはホーネットさんとけんかしている。
腰にある皮袋にもハチミツは入ってなさそう。
これじゃ、驚かしたって意味ないね。
けんかも当分終わりそうにないし・・・
「う〜ん・・・どうしよう・・・?」
3秒考えて出た結論。
「よし、アルラウネのリリーさんに貰おうっと♪」
「ハニービーはホーネットとけんかか。じゃあ今日は来ないわね。たまには身体を休ませるのもいいわね。いつもいつもハニービーにレズられて、愛液搾り取られて・・・結構気持ちいいけど、恥ずかしいし、あとで養分摂るの大変なんだから・・・!」
あ、リリーさんだ。
なんかぶつぶつ言っているぞ。
暇なようだから蜜をもらおう♪
「がおおっ! リリーさん、蜜ちょうだい!」
「えっ!? きゃあああ!? グリズリー!?」
リリーさんがびっくりする。
残念なのは、ハニービーさんは驚かしたり襲ったりすればハチミツを置いていってくれるけど、アルラウネさんはそうは行かない。
もう一手間必要なんだなぁ。
それも良いんだけど♪
「ちゅるちゅる・・・はぁ、リリーさんの蜜おいしいよ・・・ぺろぺろ」
「やああっ! そんなに舐めないでぇ! また・・・また・・・イクッ! イッちゃう!」
リリーさんの身体がビクビク震えて、蜜がもっとあふれてくる。
顔がべちょべちょになっちゃうけど、かまわない♪
全部舐めちゃう♪
「もう・・・もう許してぇ・・・ふあああん!」
「う〜ん、もうちょっと・・・もうちょっと・・・」
ハニービーさんのハチミツより甘みが薄くてサラサラしているけど、香りはアルラウネさんの蜜のほうがいい。
とくに一番搾りは香りがいい。
もっと欲しくて、リリーさんの秘密の花を舐め続ける。
ああ、おいしい♪
「いっぱいもらっちゃった、ごちそうさま♪」
「『おやつ』って言って、どれくらいもらっているのよ、あなた・・・少しは遠慮しなさいよ、もう・・・!」
リリーさんがブツブツ言っている。
でも何言っているかよくわかからない・・・おなかいっぱいだからねむくなってきた・・・
「今度何か土の栄養になりそうなものを持って来て・・・って、ここで寝るな〜〜っ!」
知らない♪
リリーさんの甘い香りに包まれて夢の世界へ・・・ムラムラしているから、男の子からエッチなミルクをもらえる夢でも見れたらいいなぁ・・・
みんな、おやすみなさい。
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