桃太郎とランは仲良く旅を続けていました。
ある日のことでした。
二人が山道を歩いていると、目の前をものすごい勢いで何かが通り過ぎていきました。
「な・・・なんだったんだ!?」
すると、少し遅れて人間が走ってきましたが、疲れ果てたのか、その場でうずくまってしまいました。
「大丈夫ですか!? どうしたんですか!?」
「ぜぇぜぇ・・・ちくしょう!・・・あの泥棒猫め・・・ぜぇはぁ・・・またうちの魚をかっぱらっていきやがった!」
どうやら魚屋らしく、魚を盗んだ猫を追いかけていたようです。
「分かりました。僕たちが取り戻してきます」
「バカヤロイ! どうせもう食われているわ・・・ぜぇぜぇ。それに、猫に咥えられた魚なんてもう売り物にならん!」
「ごめんなさい・・・」
「今月に入って3匹目だ! ぶちのめしてやらないと気がすまん!」
ようやく息が整ったのか、魚屋はそう息巻くと、山を降りていきました。
「どうしますか、ご主人様?」
「・・・確かに泥棒はいけないけど、このままだとその猫は殺されてしまう・・・助けたい」
ランの質問に桃太郎は答え、先ほど通り過ぎた何かが行った方向に向かって道なき道を歩き出しました。
「う〜・・・ランは、猫は苦手だ・・・」
ランはちょっと唸りながらもついてきました。
少し行くと、二人は荒れ寺に着きました。
中から泣き声が聞こえてきます。
「うわ〜ん、母た〜ん!」
「・・・ここで間違いないようですね」
悲しげな泣き声に少し表情を曇らせながらランが言います。
桃太郎は頷き、入るかどうか躊躇っていましたが、決心して入りました。
「お邪魔するよ」
「にゃ・・・にゃんだあんたらは! ここに何のようだにゃ!?」
荒れ寺の部屋の隅でうずくまっていた何かが飛び上がりました。
それは猫娘、西洋名・ワーキャットでした。
「僕は桃太郎。君が魚屋さんから魚を盗んだ猫だね?」
「そうだにゃ・・・でも仕方がなかったニャ! お母さんが病気で弱っていたから、栄養をつけるためにお魚が必要だったんだニャ!」
「お母さん?」
部屋の奥に目を向けると、そこには大きな山猫が横たわっていました。
残念ながら息はないようです。
「そうだにゃ。あたしの育ての親だニャ・・・」
そう言われると桃太郎もランも何も言えませんでした。
しかし泥棒は泥棒、悪事は悪事です。
「だから、魚屋さんにはキチンと謝ろうよ。僕たちも一緒に謝りに行くし、お金も肩代わりしてもいいから」
桃太郎の言葉にワーキャットは少し考えましたが、桃太郎の心のこもった言葉に頷きました。
「分かったニャ、謝りに行くニャ」
そう言って桃太郎のほうに近寄ろうとしたワーキャットでしたが、途中でぐにゃりと崩れ落ちてしまいました。
「ど・・・どうしたの!?」
「ぐぅ・・・母たんの看病で疲れていたし、あまり食べていなかったし、何より魔力が足りないニャ・・・」
「魔力が足りない!?」
桃太郎の背を冷や汗がツッと一筋流れます。
そんな桃太郎にお構いなく、ワーキャットは鼻にかかった甘い声で歌いだしました。
「桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた 肉棒を 一つ私にくださいな」
その歌に思わず桃太郎は返事の歌をしてしまいました。
「ヤりましょう ヤりましょう これから鬼の征伐に ついて行くなら ヤりましょう」
桃太郎の返事にワーキャットはこう歌を返しました。
「行きましょう 行きましょう あなたについて どこまでも 嫁になって 行きましょう」
歌い終わるや否や、ワーキャットは桃太郎に襲い掛かりました。
桃太郎の袴を解き、下帯も取り去ります。
予想通りの展開とは言え、ちょっとびっくりした桃太郎でしたが、ワーキャットのしたいようにさせました。
期待していたのか、桃太郎の股間の肉刀はもうすでに臨戦状態です。
「にゃ〜ん・・・とっても立派だにゃ〜ん」
うっとりした声でワーキャットは桃太郎の肉刀をチロチロと舌先で舐めます。
それだけではありません。
ワーキャットは桃太郎に身体をこすり付けていました。
それこそ猫のように、魅惑的に、扇情的に・・・
そのしぐさに桃太郎の肉刀にさらなる力がたぎります。
桃太郎も負けてはいません。
ワーキャットの背中を撫でてその手をお尻の方へ・・・
尻尾の付け根を撫でるとワーキャットの身体がびくりと震えました。
「にゃあぁ・・・ダメにゃあ・・・そこは弱いのにゃぁ・・・」
優しい桃太郎ですが、これに関してはダメといわれても止めません。
あっという間にワーキャットの股間は、蜜を垂らすほどぐちょぐちょになりました。
「もう我慢できないニャ・・・にゃはん♪」
腰を少しずらし、桃太郎に乗った状態でワーキャットは桃太郎と繋がりました。
「にゃはあん、気持ちいいの、気持ちいいのにゃ〜!」
あられもない嬌声を上げながらワーキャット
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