契約、しちゃいました。

そして翌朝。
「あら、おはよう、昭人くん♪よく眠れました?」
そう、そこには優しく甘い声を掛けるソニカさんがいた・・・!?
「ちょ、何なんですかその格好は!?」
何と、彼女は昨夜とは違うコスに身を包んでいた。
昨日の流れからして・・・もしやモチーフは事実上の看板娘、「要・Inhalant・新木」・・・!?
「ふふっ、実は昨日も由美ちゃんにするか要ちゃんにするか最後まで迷ったんですよー。何せ肌が青いから、コンプレックスではないにせよマッチングが・・・」

・・・マジかよ。
本当にそれだったのか。

「そ、それで、どうかな・・・やっぱり、変かな・・・?」

その質問に、僕はこう答えた。

「いいや、そんなことはない。肌の色は確かに違うけど、雰囲気は問題ない。それに、ソニカさんは凄く美人なんですから。」

「・・・ありがとう。それじゃ、手始めにこのままおはようのごっくんフェラしてあげる。イきそうになったら、遠慮しないで『イく』っていってね。そこからスパート掛けて、気持ち良くイけるようにするから。」

そう言うと、ベッドに腰掛けていた僕の前に跪くソニカさん。
そしてジッパーを降ろして僕のモノに触れると顔を近づけ、ゆっくりとそれをくわえ込んだのだ。



ちゅぱっ・・・ぶちゅっ・・・ぴちゃっ・・・
「あぁっ、あぁっ、あっ・・・」
彼女が口を、舌を動かすたび、それがあまりにも気持ちがよくって、思わずあえぎ声が出てしまう。
優しくも的確にツボを押さえ快楽を与える、まさに極上のご奉仕。
快楽と充足感で、見えたわけではないが顔が緩みっぱなしなんだとわかった。
事実上の看板娘・・・言い換えれば僕の性癖の塊・・・のコスチュームを着て、その口は優しく的確に強烈な、しかしすぐにはイってしまわないよう、長く愉しめるよう加減された快楽を与えてくれる。こんなの、満足しない方がどうかしている。

「大丈夫ですか? 苦しくないですか?」
僕がそう言うと、彼女は一旦モノから口を離し、こう言った。
「昭人くんは、やっぱり優しいんですね。でも、大丈夫ですよ。私はそんな昭人くんのお○ん○んを頬張れて、とっても嬉しいんです。さぁ、私のお口に、たっぷり射精してくださいね・・・♪」

そう言って、彼女はご奉仕を再開した。
相も変わらずゆったり、じっくり、ねっとりとした快感が身体を包み込む。
そう、それはまるで全身をマッサージされているような、そんな気持ちよさだ。
そんな快楽に、僕はあっさりと流されてしまい・・・

「あぁっ!!」

まだまだ躾の行き届いていない僕の愚息は、唐突に彼女の口内で音を上げた。
しかし彼女はそれに驚くことも、まして怒ることもなく、それどころか待ってましたと言わんばかりに吸い付いて僕の白濁を飲み込んでいった。

「ふふっ、朝の一番汁、ごちそうさまでした。」
その顔は、嘘偽りなく満足げであった。

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「さて。私、昭人くんに一つ重要なお知らせがあります。」
「え、何?」
「昨夜、昭人くんとの契約を強制的に成立させてしまいました。」

「え、えええっ!?」
予想外の発言だった。
なんて事をしてくれたんだ。
僕がそう言う前に、彼女は言葉を続けた。

「やっぱり、昭人くんは私が護ってあげなくちゃダメだと思ったの。これ以上一人にしてたら壊れちゃいそうなんだもん。だから、昭人くんを放ってはおけない。
世間に蔓延る性悪の雌どもになんか、昭人くんは渡さない。昭人くんは、私の夫として、安らかな人生を私と送るべきです。そしてそうさせる自信が、私にはあります。
もちろん、無断で契約させてしまったことは謝ります。しかし、もう一度言いますが今の昭人くんは今すぐにでも契約させなければ壊れてしまうような惨状でした。
しかも今よりひどかった時期の痕跡もあるようですし、もうこれ以上は見ていられません。」

そう言うと、彼女は僕の首に手を回し、そのまま僕の身体を引き倒してハグしてきた。

「契約上、昭人くんとその全ては私の所有物です。もちろん、昭人くんをモノ扱いしたり、昭人くんから何かを略奪したりすることはありません。しかし、もしも昭人くんが自殺・自傷行為を企てるのであれば、私は所有権を以て断固として阻止します。
もしも、この世界にいるがために昭人くんが壊れてしまう場合、万策を施してもそれが改善できないようであれば私は迷うことなく昭人くんを魔界に連れて行きます。

私が昭人くんを「所有する」というのは、つまり「私が昭人くんの一生に責任を持つ」と言うことなんです。

甘えん坊で手が掛かっても、非常識でも構いません。私は、それでも優しくて誠実な昭人くんを選んだんです。あなたが変な理屈をつけて私の前から居なくなるのは、私の大切なモノ
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