彼女のあまりに大きすぎる包容力!

そして、彼女の家に着いた。

勧められるままに、彼女に出されたコーラを口にする。
美女の家に招き入れられるというあまりに非日常的な事態に、僕はずっと困惑していた。

「ところで、昭人くんはどんなアニメとか観てるの?」
「そうだなぁ・・・どちらかというと自分は、アニメよりミニ四駆にカネ突っ込んでる感じだなぁ。あぁ、やっぱり最近だったら『モン日』かなぁ。さっきメイトでOP・EDセット買いしてきたし。」
・・・そんなこんなで話を続けていたのだが・・・

「それじゃ、今日の本題。」

・・・そして、目の前に立ったソニカさんは・・・
おもむろに、僕の目の前に立ったままスカートをたくし上げた。
・・・その下着は、設定通りの褌だった。

「昭人くん。もっと、私のお股をよく見て・・・。」
そう言われて僕は唖然としたものの、下半身には更に血液が集中していた。
その褌は、まるでお漏らししたようにぐっしょり濡れていたのだ。
股布が二重になるはずのこの構造で、表面がここまで濡れていることに驚くばかりである。

「わかった? 私は、昭人くんとヤりたいんですよ。そのガッチガチに張りつめたお○ん○んを、私のお○んこにハメさせて。」

かなり、ぐらっと来たお話である。しかし・・・
「それはやめた方がいいです。私の趣味はクルマを見ればおおよそわかったと思いますが、それ以外にも激KYの甘えん坊、泣き虫で情緒不安定な上に・・・」
「あらぁ〜。それって、お誘い?」
「はあっ!?」

そう言うと、彼女が飛びかかってハグしてきた。

「デーモンに『僕は甘えん坊です』だなんて、『婿にもらってください』って意味ですよ? もちろん、私は最初からお婿さんにするつもりだけど♪」

何―!!??
地雷踏んだーーーっ!!??

「昭人くんの性癖はほとんど把握してますし、その性癖は私たち過激派の行動理念と符合するものでした。浮気しないと約束してくれるなら、どれだけ甘えられても構いませんし可能な限り手を焼きます・・・というより浮気する暇なんかないくらい、たっぷり甘えてもらいますね。」

なんでも、Pi○iv上に上がってる僕のオリキャラを全てチェックしたんだそうだ。
確かに、これじゃ性癖は丸裸だ。

「昭人くんの全てを私に捧げてくれれば、私は昭人くんが快楽と安心・安全に満ちた生活が送れることを保障します。言い方がアレなので勘違いしそうですが、もちろん昭人くんの財産をぶんどったり、無理矢理捨てたりなんてことは絶対にしません。」

僕はミニ四駆、プラモ、クルマいじりと工作がらみの趣味が多いため、持ち物は多くなりがちだ。
そんな僕の行動パターンを解析し、より合理的に動けるよう、そして掃除もしやすいよう整理してくれるとも言う。

「もちろんお食事も好みを十分考えます。時には苦手なものも摂っていただかなくてはいけないと思いますが、その場合も無理なく食べて頂けるように最大限の工夫をさせてもらいます。」

何なんだこの激甘おかんっぷりは。

「そして、たぁ〜っぷりえっちしてくれると嬉しいな♪ 」
「な、何を言ってるんですか!? あ、そうだ!! それに僕、そんなこと言われたらたぶん、ソニカさんをコスプレダッチワイフのように欲望の処理に」

しかし、彼女はその言葉を遮るようにこういった。

「使っても、いいですよ。」
「え!?」
「昭人くんは、これまでまじめ過ぎたんです。だから、これからは難しいことは考えず、私にいっぱい欲望をぶつけてください。そして、私の気持ちを受け止めてください。それが、私の契約内容です。」
「ソニカさんの・・・気持ち?」
「はい。私は、昭人くんのことが気に入りました。Hしたいし、ずっとそばにいて欲しい。ずっと私の元で笑っていて欲しいし、護ってあげなくちゃいけないと思う。
・・・だから、昭博くんを、なんとしても私のモノにしたい。」
彼女の言葉には、いっさいのブレもなかった。

「最初のうちは、身体だけの関係でも構わないと思っています。もちろん、それで終わる気は毛頭ありません。何度も何度も交わるうちに、昭博くんにとってなくてはならない存在になって、心から私でなくちゃ嫌だと言ってもらえるようになってみせます。そもそもサキュバスの一種である私たちデーモンにとって、愛情は『何度も何度もヤりながら、じっくり育んでいくもの』なんですから。」
僕を手に入れるための覚悟が、その言葉から感じられた。

そして、彼女の炎はさらに大きくなる。
「さっき見ましたよね・・・私が褌を愛液でずぶ濡れにしたところ。私は、このコスで昭人くんが勃たせてくれたことが、すっごく嬉しいんです!! 昭人くんが勃たせてくれるなら、私にハメてくれるならコスを用意することなんて苦労でも何でもありません!!っていうかあと2着、もう既に用意
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