不潔な物書きにはあかなめが憑く

 丸木真帆戸は、一心不乱にパソコンのキーボードを叩いていた。小説の締め切りが迫っているのだ。真帆戸の様な売れない小説家にとっては、締め切りを破る事は死活問題となる。ゴミが散乱し埃が積もった部屋で、狂ったようにキーボードを打ち付けている。
 真帆戸の体は、部屋同様に汚れきっていた。もう五日も体を洗っていない為、ふけと垢に塗れている。腋と股間からは、本人ですら辟易するような臭いがする。だが、シャワーを浴びる暇すらない。
 真帆戸はうめき声を上げて手を止め、繰り返し頭を振る。もう限界なのだ。疲労と眠気で頭がまともに働かな状態が続いている。真帆戸は書いていた物を保存すると、パソコンをシャットダウンした。そのままふらつく足でベットまで行き、かろうじて眼鏡を外すと倒れこむ。
 シーツと枕カバーは真帆戸の体臭が染み付いているが、今の真帆戸の状態ではそんな事を気にしていられない。横になると直ぐに鼾をかき始めた。

 真帆戸は、体を何かが這いずる感触で目覚めようとしていた。蛇か鰻を思わせる長くて滑る物が、真帆戸の体中を愛撫している。それなのに不快感は感じず、それどころか体に気持ちの良さを感じる。
 真帆戸は混濁した意識の中で、体を襲う快感を楽しんでいた。次第に意識が明瞭になって来ると、自分の状態に不信感を感じ始める。真帆戸は、強引に眼を開けて状況を確認しようとした。
 真帆戸の目の前に女が覆いかぶさっていた。そぼかすの浮いた少女の様な外見の女が、真帆戸の体を舐め回している。舌は、何十センチあるかわからない異常な長さだ。人間離れした舌で、真帆戸の左腋を舐め回している。女は、真帆戸が目覚めた事に気が付くとニヤリと笑った。
 真帆戸は、跳ね上がる様に起きた。自分に覆い被さる女を凝視するが、驚愕のあまり声が出ない。ただ、まじまじと女を見続けた。
「何も言う必要は無いからねえ。野暮な事を言わずに楽しもうよ」
 女はそう言うと、真帆戸の体を舐める事を再開した。真帆戸の服は脱がされており、股間が向き出しになっている。女は真帆戸の股間に顔を埋め、鼻を鳴らしながら臭いを嗅いだ。
「臭いねえ、何日洗って無いんだい?こんなに臭いと、ベルゼブブが寄って来るよ。あたしがきれいにして上げるからねえ」
 女は真帆戸のペニスに鼻を擦り付けながら笑い、舌を伸ばして玉をくすぐった。そのまま竿まで舌を伸ばし、汚れをこそぎ落とすように舐め始めた。
 真帆戸は始めは驚愕で、今は快楽で何も言えない。ただ、女の与えてくれる快楽に喘ぐばかりだ。真帆戸は、異常な状況にも関わらず快楽を味わおうとしていた。
「君は、包茎君なんだねえ。どうりで臭いはずだよ。剥いたらどうなるのかな?」
 女は唾液で先端をふやかして、舌を皮と亀頭の間に差し込む。女は、見せ付けるようにゆっくりと皮を剥いていく。皮が剥けると、白い垢に塗れた亀頭とかり首が露わになる。女は舌の先端で恥垢をこそぎとって、真帆戸に見せ付けた
「ごらんよ、このチンカスを。こんなに溜まっていたんだよ。人間が君をフェラしたら病気になるねえ」
 人間離れした舌を持つ女は、舌を蠢かせながら恥垢を真帆戸に見せ付け続ける。女はニヤニヤ笑うと、真帆戸の恥垢を咀嚼してみせる。恥垢と唾液が混ざり合う音が、はっきりと聞こえた。
 少女のようなかわいらしい顔の女が変態じみた事をする光景に、真帆戸は鼻息を荒くして凝視する。真帆戸のペニスは、震えながら怒張する。
 女は、真帆戸の亀頭とかり首に舌を這わせて、臭気を放つ垢を舐め取って行く。不潔きわまり無い物を、おいしそうに舐め取る。
 真帆戸は、興奮と快楽で直ぐにも絶頂に達しそうだ。長い舌でくびれと裏筋を愛撫されて、快楽が絶え間なく襲う。真帆戸は、女に断る事も無く精液をぶちまけた。
 何日も抜いてない為に溜まりきった精液が、女の舌と口、顔に飛び散る。濃い白濁液が大量に女を汚す。女は、笑いながら汚液を受け止めた。射精がやっと止まると、女は自分の顔を覆う刺激臭を鼻を鳴らしながら嗅ぎまわす。滑る舌を伸ばして、顔を汚している白濁液を見せ付ける様に舐め取った。
「溜まっていたんだねえ。だめだよ、きちんと抜かなきゃ。体に悪いじゃないの。あたしがたっぷりと抜いてあげるからねえ」
 女はそう言うと、舌を伸ばして蟻の門渡りをくすぐり、アナルを突いた。

 その後も、真帆戸は女に体を舐め回され続けた。女は、何十センチあるかわからない舌で真帆戸の体の隅々まで舐め回した。汚れた腋や、ペニス、アナルを執拗に舐めしゃぶられたのだ。真帆戸は、女の舌で合計三回射精させられた。
 さらに女は、真帆戸のペニスをコンドームも付けずにヴァギナに飲み込んだ。そのまま二回中で精を絞られた。精を子宮に飲み込んでいる最中も、女は真帆戸の体中を舐め回した。
 真帆戸は、途中で
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