愛の女神の風俗店

 俺は、話題になっているソープランドへ来た。褐色の肌をして、コスプレをしているソープ嬢が接待をしてくれるそうだ。翼が付いているソープ嬢や、踊り娘姿のソープ嬢がいるらしい。風俗誌に取り上げられ、ネットでも評判になっている。
 目当てのソープランドは、駅裏の飲み屋街にある。ごく普通の三階建ての白い建物だ。「チャンドラ」という店名の看板が無ければ、ソープランドだとは分からないだろう。
 俺は、こんな年の瀬にソープに来ている。つまらないクリスマスを過ごした鬱憤晴らしと、仕事納めをした安心感から来たのだ。料金やサービスについては、調べてある。早速楽しむとしよう。

 店に入ると、受付の女性が挨拶をした。俺は、彼女をまじまじと見てしまう。そこらの風俗嬢が裸足で逃げるレベルの美貌の持ち主だ。そのこと自体すごいが、それにも増して姿が尋常ではない。褐色の肌をしていて、ピンク色の髪をしている。露出度が高くてフリルの付いた白い服を着ている。背中には白い翼が広がっている。
 俺は、このレベルの高いコスプレーヤーの受付に感心した。俺は、彼女の案内に従い店の奥に入る。奥にはショーステージのような部屋がある。白い大理石で出来ているらしく、所々に彫刻がしてある。金箔による装飾が華美であり、その造りは異国情緒を醸し出している。
 俺は彼女に勧められて、椅子の一つに座った。紫色の絹で覆われた椅子だ。俺の他にも六人の客が座っている。この店のシステムの独特な所は、店のショーを見ながらソープ嬢を指名することだ。事前に予約することは出来ない。ショーを見てからでなくては指名出来ないのだ。
 一人の少女が、俺に飲み物を運んでくれた。この子も、ピンク色の髪をして褐色の肌をしている。頭には、天使のような輪が付いている。彼女は、ピンク色の縁取りのある白い服を着ている。腹や太ももが見えるデザインだ。店の説明によると、彼女は大人なのだそうだ。とてもそう見えないその子から、俺は飲み物を受け取る。
 ショーが始まった。ステージ上に赤紫と青紫の照明が交差する。ステージの手前には、黄金色の翼を持った褐色の肌の女たちが三人いる。肌のほとんどを露わにした女たちは、弦楽器や笛を演奏する。その演奏に合わせて、三人の褐色肌の踊り娘が踊り始めた。
 俺は、驚きを抑えられなかった。風俗嬢の演奏と踊りに期待していなかった。だが、そのレベルは予想外だ。黄金の翼を持つ演奏者たちの腕前は、プロの音楽家に匹敵するものだ。俺は素人だが、音楽はかなり聞いているから分かる。音楽もすごいが、それ以上に素晴らしいのは踊りだ。
 初めは、ゆっくりと蛇のような動きをする。体をくねらせて、むき出しになっている褐色の肌を見せつける。それが次第に速くなり、躍動的になる。胸が弾み、腰が円を描き、足が跳ね上がる。その周りを、乳白色の水の膜が踊る。褐色の踊り娘と乳白色の膜による輪舞を、紫色の照明が照らす。それは幻想的だった。
 俺は、一人の踊り子に注目する。その踊り娘の着る白色とピンク色の服は、胸と下腹部をわずかに覆うだけだ。むき出しとなった肌は、ローションのようなもので光っている。あの乳白色の水かもしれない。胸の谷間が、腹が、太ももがぬめり光っている。彼女は右手を上げて、右腋を俺たちに見せつける。腋は濡れており、照明を反射して光っている。
 俺のペニスは硬くなっていた。踊り娘たちの官能的な姿に、我慢出来なくなっていたのだ。多分、俺の鼻息は荒かっただろう。俺は、少女からもらった飲み物を飲む。金色のグラスに入った乳白色の飲み物だ。興奮を少し沈めたくて飲んだのだ。甘くさわやかな味だ。
 俺の目の前が揺らぐ。腰の奥から力がわいてくる。興奮が激しくなる。俺の目の前で、褐色の肌の女がはね踊る。青みがかった銀髪は、白い水の幕と共に乱舞する。褐色と銀色、そして白色の躍動を、紫色の光が照らす。
 俺は、食い入るように踊り娘の姿を見つめ続けた。

 店によると、受付の女性、飲み物を運んだ少女、ショーの演奏者、そして踊り娘の中から指名出来るそうだ。俺は、注目していた踊り娘を指名した。
 ヴィマラという源氏名のソープ嬢は、踊りのすぐ後に俺の所へ来た。歩くだけでその豊かな胸は揺れる。乳液と汗で、肌は光っている。俺の前に来ると、ひざまずいて挨拶をした。
「ヴィマラと言います。ご指名ありがとうございます。精一杯ご奉仕いたしますので、どうぞお楽しみください」
 穏やかで落ち着いた話し方と声だ。耳に心地よく響く。俺を見上げる顔は、温和な笑みを浮かべている。官能的な踊り子なのに、かわいらしさのある顔立ちだ。俺は、ついその顔を見つめてしまう。青緑色の瞳は、俺を穏やかに包む。乳液と汗の混じり合った匂いは、俺の欲情をかき立てる。
 彼女は立ち上がると、俺の手を取り導く。その手は柔
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