翔一視点
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ん?
(ここは、どこだろう?)
目を覚ましたところは、何も無い真っ白な世界だった。
視界に入る限りでは、今のところ何も見当たらない。
「夢でも見てんのかなぁ・・・・・・まさか!ここはあの有名な「精●と時●部屋」というやつでは!そして現実世界では今の俺では倒せない敵がいてここで修行していたんだな?そうだな?」
誰もいない場所で大声で叫ぶ。・・・・・・かなりこたえるものがある。
(ううう、誰もいないのかな・・・。しかし本当に真っ白だな・・・そういえば人は周りの色が無くなると、他の色を見みたくなって手首や首を引っかきだして血を出そうするって聞いた事があるような・・・・・・)
背筋に悪寒が走る。無いだろうと思いつつもこの空間にずっと一人ぼっちだと思うと否定できない。
あたりを見回しても何もない。歩いてみたけど景色が変わってるのかがわからないので、しっかり歩けてるのかさえ自覚ができない。
無音・無臭、生き物の気配の全く感じられない世界・・・・・・
(なんでこんな世界に俺がいるんだ?そもそも、俺はこの世界に来る前なにをしてたんだっけ?)
思い出そうと唸ってみるが・・・思い出せない。
頭の中をぐしゃぐしゃにかき混ぜられたみたいだ。記憶が曖昧でよく思い出す事ができない。
とりあえず俺は、今、自分がわかっていることを整理していく事にした。
「えーと、俺の名前は霧島翔一、ごく平凡な学生身分で・・・好物は肉と魚・・・で、誕生日は11月1日・・・後は・・・・・・」
頭になにか引っかかっている感覚に陥る。もっと何か、重大なことを思い出さないといけない気がする。
「うーん、うーん」
「うんうんなにを唸っておるのじゃ?便でも詰まったのか?」
・・・あれ?なにか聞こえたような・・・とうとう幻聴まで聞こえ始めた
「早いところこの現状を打破せねば、取り返しの付かないことになりそうだ・・・」
「ほぅ?我を無視するか・・・。いい度胸だな死人のくせに。」
・・・・しにん?・・・・・・
しにんって言うと、あれか?視認か!そうか、俺は視認ができないだけでいつもの世界にいるんだな!なんだそういうことか
「・・・・・・お前、アホの子だろう・・・」
突如投げかれられたアホ宣言、どうやら俺はアホの子らしい。
「みとめおった・・・なんと自他ともに認めるアホじゃったとは」
「俺がアホかどうかはいい、ここはどこなんだ?」
「いきなり強気だのう。まぁ早いとこお前にも理解してもらわんと我も困るからのぅ。」
さっきからこの幻聴は何かとえらそうだ。まったく幻聴のくせしやがって。
「・・・いっとくが、我は貴様の思考がわかるのだぞ?あまり変なことを考えるでないぞ。このまま地獄に叩き込まれとうなかったらな。」
?地獄?なんで俺のような善良市民が地獄に?とゆうか地獄に送るってどんな電波思考なんだよ(笑)あぁ、幻聴じゃなくてこれは俺に敵対意識をもつやつ等からの電波ジャックだったのか!
「こやつだめじゃの・・・・・・早く何とかせんとな・・・」
「まぁ、なんでもいいから早くこの現状を説明してくれ」
思考を読んでくれるのなら、無理にしゃべらなくてもいいのかもしれないが声を出さないとどこか不安になってくる。自慢じゃないが俺は小心者なんだ。
「・・・・・・じゃあ説明するぞ・・・。現状を最もわかりやすく言えば、お前は死んだんじゃ。」
「・・・・・・・・・へ?」
・・・死んだ?俺が?いつ?どこで?
「覚えてないのか?・・・お前は猫を助けようとして車に轢かれたのじゃ。」
映像をみるか?と聞いてきたが、正直理解できない。死んだのならなぜ俺はここで生きている?しゃべっているし、手足に感覚もある。息だってしているし、自分が死んだなんて思えない・・・・・・。
でも、確かに覚えてる。
俺は、あの黒猫・・・ネロを助けようと道路に飛び出したんだ・・・
確かに味わった・・・・・・死の感覚・・・・・・
思い出すだけで背筋に寒気が走るほどの恐怖・・・
「どうやら思い出したようじゃな・・・」
「・・・じゃあここはどこなんだ?俺が生きていないのなら、なぜ、今ここで意思をもって行動しているんだ?」
俺の問いに彼女?は少し考えをまとめて言った。
「どうも説明しづらいのじゃがなぁ・・・お前、平行世界をしっておるか?」
「?平行世界っていうと・・・あのパラレルワールドってやつ?」
きいたことぐらいはある。自分のほかにもう一人の自分がいたりする世界のことだったと思う。
「まぁ、大方のことは
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