今日は読者諸君等に重大な話があるである…
実は…とっても可愛いアークインプの美少女といっぱい遊ぶので、日誌を書くことが出来なくなってしまうである…
しかし、我輩は後悔はしていない…こんなに可愛い妻が出来たのだからな。
「完璧ね!自分の才能が怖くなっちゃう位に!」
「そうだな、完璧なお馬鹿であるな。」
「ひゃうっ!?何時の間に!?」
「貴殿がこっそり入って来た時からだ。」
このやり取りも二度目であるな…何故学習しないのか…
というか、インプじゃなくてアークインプだったのか…
「以前も痛い目を見ただろうに…何故また我輩に悪戯をしにきたのだ?」
「…言っても怒らない?」
「内容次第だ。」
「……輝君に……会いたくて…」
…分かり易過ぎる嘘であるな、そこまで我輩は騙され易くは無いぞ。
しかし…嘘じゃなかったらどうしようか…むむむ…
「…それが本当ならお仕置きはやめるが…本当に我輩に会いに?」
彼女は何も答えずに抱きつき、我輩をじっと見つめてきた。
………はぁ…我輩もちょろいであるな…
「…今から寝るであるからかまってやれんぞ。」
「えー…この前みたいに気持ちいい遊びしようよ。」
「やらんやらん、おやすみである…」
「むー!遊ぼう遊ぼう!」
「あーもうやかましいである!」
「きゃっ!?」
騒ぐアークインプを強引に毛布の中に引きずり込む。
「えっ?えっ?」
「騒いだ罰として我輩の抱き枕になれ、今日だけのな。」
「はうぅ…こんなはずじゃ…」
「言っておくが、我輩が寝てる時に手を出したらお仕置きだぞ。」
お互いに毛布を被っていて真っ暗だから表情などは分からんが、彼女の顔が赤くなっているであろう事位はは容易に想像出来るな。
まぁ、結果的に静かになったのだからいいか、これでゆっくり寝れるである…
「あ…輝君の匂いがこんなに……その上襲っちゃだめなんて…ボク…おかしくなっちゃうよぉ…」
…寝た振りしつつあれこれするのも面白そうであるな…くくく…
あ、ありのままに今起きている事を話すである…
目を覚ますと、周りを仲魔達に囲まれていた…ついでに、アークインプが我輩に跨って腰を振っていた…
何を言ってるのか分からないかもしれないが、我輩も何が起こっているのか理解出来なかった…
…いやまぁ、理解は出来ているのだが…理解出来たと言う事実を認めたくなかったと言うか…
とりあえずアークインプにお仕置きするのは確定と言うことにしておいてだ……どうしようこの状況…
「ご主人様、私ともいっぱいしてね?たくさんミルク飲ませてあげるから♪」
「師匠…そんなに泣かされたいのなら言ってくださいよ…いくらでも泣かせて差し上げますから…」
「昨日輝はんのおかげで大分儲けれたけど…貸しはまだまだあるんやで?」
「新しい締め付け方を考案したのじゃが試してみるか?なに、失敗しても骨が数本折れる程度で済むじゃろう。」
「高位の魔物ほど出産率は低いって輝ちゃんに前話したわよね?……と言う訳で、子作りしましょうか。」
「輝様…貴方には山ほど説教がありますので覚悟してくださいね?…もちろん、逃げようとしたら尾が増えるまで搾り取りますのでそのおつもりで…」
「輝君ごめんね?…でも…輝君と一緒にいたら我慢出来なくて…お腹の辺りがキュンってなって………もっとしよ?ボクのことめちゃくちゃにしてもいいから…ね?」
…………手詰まりであるな……もはやどうにもなるまい…
この項が最後にならないように頑張らねばな…はぁ…
〜今日の観察記録〜
種族:アークインプ
インプが性交等で大量の魔力を蓄える事で変化する突然変異種であるな。
強い力を持った魔術師や勇者を父に持つ場合は、産まれつきでアークインプであるようであるな。
ちなみにアレクシアが親切丁寧に教えてくれたである…我輩に跨りながらであるが…
翌日、部屋の中で干物の様になっている少年が発見され、大騒ぎとなったのだがそれはまた別のお話…
ついでに、その部屋から出てきた魔物達は全身がつやっつやになっていたそうな…
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