ぶいあーるデビュー?

「兄よ」

「どうしましたバフォ様」

「わらわもそろそろヴぁーちゃるゆー〇ゅーばーを始めようと思うのじゃ」

「ほほぅ、ちょっと出遅れた感じはありますけど、いいと思いますよ」

「ちなみに知り合いの魔女に頼んで、3Dのモデルも作ってもらった」

「おおお!
これは気合入ってますね」

「ふふふ、そうじゃーそうじゃろー
そうそう、もっとわらわの頭を撫でるのじゃ兄よ」

「で、早速動画を撮ろうと思っておる」

「ふむふむ」

「まず、米をたくさん用意したのじゃ」

「ん?」

「で、これをわらわの脇で……」
「ストーーーップ!!」

「ど、どうした兄よ。びっくりするではないか」
「そのネタはすでにやっている方がいらっしゃいます」

「な、なんじゃと……キタキ〇おやじどののネタならいいのではないのか??」

「バフォ様、びみょーに古いネタ持ってきますね
それと、バフォ様が魔法陣グ〇グル知っていることに驚きを隠せません……」

「どうしてもダメかのー……」

「だめです。キ〇キタおやじの件とは別にバフォ様っぽいしゃべりの方がやっているので色んな方面から怒られます」

「なんということじゃ………」

「別のネタはないんですか」

※ちなみに撮影で使用されたお米を使ったアレは兄が美味しくいただきました。


「うーむ、すでに他の者がやっているだろうが、某アプリを使って無作為に電話をかけて、恋愛相談はどうじゃろ?」

「それなら問題ないんじゃないですか」
「よし、早速掛けてみるのじゃ」

♪ー♪ー
プツ

「もしもし」
「あー、もしもし」

「あーダレ?」
「わしじゃ、かのゆーめいなバフォメットのバフォ様とはわしのこと」

「ち! ガキのイタ電かよ」
プツッ
ツー……ツー……ツー……

「うわーーーん、切られたのじゃーー!!!」
「バフォ様まだ1回目です」
「兄よー。もっと慰めて欲しいのじゃ……ううう、兄ーーーー」

「うおー、ル〇ンダイブとかーーあああ」



急に画面が天井を向く
画面が激しく揺れてます。最新の16K−HDの手ブレ補正、光学補正機能でも、激しい揺れにはかなわなかったよ……
「なんの揺れかは視聴者のご想像におまかせするのじゃ」



バフォちゃん☆ねる☆彡


1時間後


「充電完了! わらわふっかつなのじゃ!」

「俺は色んな意味で疲れました」
コシイタイよー……ううう(泣)

「ふっふっふー、兄よ
尊い兄の精は決して無駄にはせぬぞ!」

「さて気を取り直して2回目じゃ!」


♪ー♪ー

「はいー」
「わしじゃ、何か相談事はないかの?」

「僕、好きな娘が居まして」
「ほうほうほう!!」

「告白しようと思っているんです」
「ちなみにどんな娘かの?」

「笑顔がかわいくて、あとおっぱいがすごくおおき」

ガチャ!

「バフォ様から切ってどうするんですか!」
「うるさいのじゃ! きょにゅーなど、地球のじゅーりょくにしばられてみんな垂れてしまうのじゃ!」

「おっきいおっぱいに罪はありません!」
「えーい、兄もひんにゅーた〇ぷならわかるじゃろ」


「何うまいこと言ったって顔してるんですか」
「宇宙性器じゃが?」
「漢字が卑猥です。謝ってください」

「ううっ、幼きゆえのあやまちなのじゃー、と、止まらないんじゃ!!」
「バフォ様の場合は止まってください!」


ぴんぽーん

「お、出前来たみたいじゃな」
「いつの間に……」

「兄の分もあるのじゃ」
「いいですね」

「天丼じゃ」
「ほほぅ」

「見て見て兄じゃ! これかに!!! なのじゃ!」
「バフォ様、それえb」

「バフォ様」
「ん、なんじゃ」
「わざとじゃないですよね」

ひゅーひゅーーひゅーーー♪

「口笛……全然だめだめです」
「うぐ」


「ゲームの実況じゃ」
「定番ですね」

「ではスタートじゃ!」
「これ、ホラーゲームですよ」

「わ、わかっておるのじゃ」
「すでにはじまる前から震えてますが…」


「ぎゃーーーーーー!! でた!!! 今、こないでこっちきたらだめなのじゃーーーーー!!!!」
「バフォ様! しっかり! 手を離したらダメです」

「うう、もういっかいなのじゃ」
「もう辞めた方が…」

「ぎゃーーー、居た、居たぁぁぁぁ!!! うわーーーん、だめなのじゃーーー!!」



「ぐすっ……あと1回なのじゃ」
「夜中にまた一人でトイレいけなくなりますよ」

……ポイッ

「あー、腕も疲れたし、目もなんだか疲れてきたのでやめるのじゃ」
「ほっ……」
「兄よ」
「しばらく、くっついていて良いかの」
「いいですよ。というかこれ以上くっついたら、あーーーーー」


4時間後






「もうお婿さんにイケナイ…」
「なに言ってるのじゃ、兄はそ、そのわしと
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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33