洞窟を抜けた先には険しい斜面の山がありました。
何となく山を登ろうと決断したあなたは、僅かに掘られた獣道のような溝を利用して進んでいく。
しかし、これは誤った選択だと後々あなやは気づかされる。
さらさらとした地質の影響か木や雑草などは生えておらず、ごつごつした岩が進行を阻むように突き出しています。
ろくな装備を整えていない状態でこのような岩山に上るのは非常に危険です。
ただでさえ地形が悪い上、山頂から転がってくる落石にも気を配らなければなりません。
プロの登山家だろうと苦戦を強いられる魔界の山岳に、生身の素人がどうにかできる道理はありません。
突然吹き付けてきた嵐のような突風に踏ん張りがきかず、あなたは山肌から剥がされてしまいます。
死を直感したあなた、しかし、あなたが頭から突っ込んだのはザフリとした柔らかい枯れ草と木々の塊でした。
幸か不幸か、落下した先にあったのはハーピー種が構築する巣だったのです。
彼女達ハーピーはこのように人のよりつかない岩場に巣を作り、夫を連れ込んでは誰にも邪魔されずに子作りに励むのだそうだ。
「だ、誰だおまえは!かってに私の家に上がり込んで!」
一難去ってまた一難。侵入者であるあなたに気が着いた巣の主であるハーピーが、甲高い声で威嚇してきます。
彼女はブラックハーピー。原種よりもやや凶暴な性格で、高い知能を駆使しする魔物娘です。
魔物娘の中でも縄張り意識が強い種で、許可なく巣に入った人間には容赦なく襲いかかってきます。しかし彼女の様子はどこか変です。あなたに備わっている少々の洞察力を発揮すれば、違和感の正体はすぐに分かります。
発する声は威嚇と言うよりも喘いでいるようで、息は荒く頬も上気しています。
とりわけ目を引きつけたのが、衣服を脱ぎ去って露わになっている肢体と、無造作に放置された脱ぎたてのショーツ。
そう、彼女は発情期で、今の今まで自慰行為にふけっていたという訳です。
しかも、ハーピー種の場合はただのオナニーではありません。
適齢期になった独身のハーピーが発情すると、未受精のハーピーの卵を生みます。
これは将来、男性と交尾した時にちゃんと産卵するための練習のようなもので、決して珍しいものではないのです。
中にはこの無精卵を積極的に産み、商品として売る種も存在し、ラミアなどが好んで買って食すと言われています。
さて、このオナニー真っ最中だったブラックハーピー、あなたが突然現れたことにビックリして、産卵しかけていた卵が引っ込んでしまったようです。
責任を感じたあなたはブラックハーピーをスッキリさせる為、彼女のオナニーをサポートすることにしました。
今回は魔界で卵業を営む農家様直伝、正しいハーピーの産卵介助の方法をご説明します。
STEP1 股を大きく開いてみよう!
小柄なハーピー種は膣内も狭く、小さな卵を一個ひり出すのにも最初は苦労してしまいます。
その通り道を少しでも広げるべく、ブラックハーピーにはパックリと開脚してもらいましょう。
大変恥ずかしがると思いますが、彼女の為です。なんとか説得しましょう。
もしそれでも嫌がるようでしたら、少々強引ですが、両脚をつかみ、あなたが広げてあげて下さい。
入り口がひくひくと動き出したら、卵を排出しようとがんばっている合図です。
このとき、彼女とあなたが向かい合うような形で行うと、産卵の瞬間を間近で観察することが出来るのでオススメです。
STEP2 クリトリスなどを刺激しよう!
産みなれた個体であれば、これだけですんなり産卵出来るのだが、初めての娘はいきむ感覚が難しかったり、逆に緊張しすぎて生みにくかったりする。
あなたのするべき事は、とにかく彼女をリラックスさせることだ。
具体的にはやや張り気味の可愛らしいおなか、無防備になった小さなクリトリス、きゅっとすぼんだ尻穴なんかを、優しくマッサージしてあげる。
こうすると彼女の緊張もゆるみ、自然な産卵が出来るでしょう。
※注意
ハーピー種の産卵は男性の射精ににており、排卵の際に性的快感を得るそうです。
卵を生んだ際に潮を吹く可能性がありますので、濡れても大丈夫な衣服に着替えるか、全裸で行いましょう。
STEP3 産み終わったあとのアフターケア
無事に全ての卵を産み終わったら、一度全ての卵を確認しましょう。
有精卵と無精卵の見分け方はとても単純、サイズです。
無精卵は鶏の卵程の大きさしか合りませんが、有精卵はダチョウ位にまで大きくなります。
卵を割れないように柔らかいもので包んだら、次はブラックハーピーのケアにつとめましょう。
産卵行動はとても体力を消耗し、
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