ヴァンプモスキート 危険度☆☆☆★★

 森を探索する最中、あなたの耳が不気味な音をとらえます。

 ブブブブブブ……と、何かが連続で振動しているかのような、どこかで聞いたことのある不快な音。

 恐怖を感じたあなたが道を引き返そうとしたそのとき、首筋にチクリとした痛みが走ります。

「ちゅううう……」

 振り返ると、背後には虫の翅をはやした怪しげな少女が。
 そのかわいらしい口はあなたの首筋に添えられ、ちゅうちゅうと音を立てながらあなたの血を吸っているではありませんか。

 その名はヴァンプモスキート。

 蚊のような特性を持つ魔物娘で、人の血液を吸って自分のエネルギーに変える吸血鬼のような存在です。
 
 森には様々な生物が潜んでおりますが、その中でも蚊の持つ危険性というのは侮れません。
 特にヴァンプモスキートに血を吸われると、体力を奪われる上に水疲れた箇所が疼いて発情してしまうのです。

 しかし、慌てて暴れてしまってはいけません。
 サバイバルにおいて冷静さを失った者が負けなのです。
 そんなときはこのヴァンプモスキートの項目を思い出し、対処をすれば大丈夫です。




STEP1 とにかくいっぱい吸わせよう!

 もし不意打ちで吸われてしまった場合、大人しく立ち止まって彼女に吸血されましょう。
 ヴァンプモスキートの吸血量はそれほど多くなく、余程貧血が酷い方でなければ大事には至らないでしょう。
 血を吸われたり、毒を流し込まれたりする際に性的快楽を感じるかも知れませんが、決して喘ぎ声を出したりして興奮しないように。
 ここで下手に暴れてしまうと、かみつかれた傷口が広がったり、ビックリした彼女達が逃げ出すかも知れません。
 
 とにかくここは、待つのみです。

「……ぷは〜っ。お腹いっぱいだぁ〜」

 充分に吸い終えて満足したヴァンプモスキートは、あなたから離れていったん逃げ出すでしょう。
 
 我々の反撃は次のステップからです。




STEP2 隙をついてキャッチ!

 彼女達が逃げる様子を見て気付く方もいらっしゃるでしょうが、吸う前に比べると明らかに動きが鈍っています。

 ヴァンプモスキートは体重が軽く、満タンまで血液を吸うと体が重くなって飛行しづらくなるのです。
 その上、血液に含まれる濃厚な男性の精力は魔物娘としての幸福感を満たし、ある種の“魔力酔い”のような状態を引き起こすのです。

「はれ……は、れぇ〜……? おかしいなぁ、目がぐりゅぐりゅするよぅ〜……」

 体を浮かして数歩分飛んで、またポトンと地面に足を着けたら、本格的に精力が回っている証拠。高速で動き回るヴァンプモスキートをとらえるのは至難の業ですが、この状態なら赤子の手をひねるようなものです。
 腰回りを腕でがっしりホールドしてやれば、逃げることは出来ません。





STEP3 かゆみ止めを入手しよう!

 さて、そろそろヴァンプモスキートの毒が効いてくる頃ではないでしょうか。
 患部がむずがゆくなってもかきむしらないこと。
 この痒みはヴァンプモスキートとの性行為によってしか直せないとイわれていますが、最近の研究ではヴァンプモスキートの持つ“あるもの”が、かゆみ止めとして効果を発揮することが分かりました。

 かゆみ止めの入手する方法は以下の手順。

1 まずはおもむろに彼女達の穿いているパンツを引き下ろします。

2 そして、下腹部の蜜が滴る恥部を、舌を使って丹念に味わいます。

 そう、かゆみ止めの正体はヴァンプモスキートの体液。
 性行為によって痒みがなくなるのも、汗や愛液が体にべったりと付くからだといわれています。
 
 ですから、クンニリングスによって彼女の秘部を刺激しつつ、愛液を摂取するのが最も有効な手段と言えるでしょう。
 
 ※注意

 未婚の上、ヴァンプモスキートの膣道はかなり狭く、舌を入れるのも一苦労だと思います。
 もし入り辛い時は、クリトリスを摘んだり、小指を挿入するなどして、膣内を優しくほぐしてあげましょう。





STEP4 潮を噴くまで止めないで!

「やっやだやだぁ!も、もうやめてぇ……出、でちゃうからぁ!」

 と言って暴れ出したら、彼女達がイク直前です。
 決してクンニする舌を止めず、体を押さえつけましょう。
 
 どうしても暴れてしまう時は、シックスナインの体勢をとり、男性器を彼女達の口にあてがってやると大人しくなります。

 膣内が舌をギュウウウっと締め付けたら、絶頂の合図。

 まるで鯨の噴水の如く、温かい潮を吹き散らすことでしょう。
 実は、この潮に含まれる成分に最もかゆみ止め効果があると言われています。
 彼女達に見せつけるように、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干しましょう。
 また、あなたは先ほどの吸血行為で、自分では気付か
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