森の中を進む最中、あなたは生き物の気配を感じました。
それも一体や二体ではありません、協調のとれた集団が自分を襲う隙を伺っている事に気づくのです。
走って撒いてしまおうと思ったその時、つんざくような獣の雄叫びが森中に響きわたります。
リーダー格が狩りの合図を告げたのです。危険と判断したあなたは全速力で森を駆け抜けました。
しかし、地形を把握している分相手の方が有利。
瞬く間にモンスター達に囲まれ、逃げられなくなりました。
ピンク色のむっちりとした彼女達はオーク。
知能は高くありませんが力持ちで、大変意地悪な種族です。
しかし、本来彼女達はこれほど統制のとれた動きはできません。
「くくく……お前ら、よくやった。今夜はご馳走だぞ」
オーク集団をかき分けてあなたの前にやってきたのは、褐色の肌をした、イノシシのようなオーク。
彼女はハイオーク。
オークのリーダー的存在であり、彼女なしではあなたを追いつめるのは不可能だったでしょう。
声を上げれば、愚鈍なオーク達も優れた兵士に早変わり。山賊の長としての才能を生まれながらに持っている魔物娘なのです。
これからする事を想像して、ニヤニヤと笑みを浮かべたオーク達がジリジリと距離をつめてきます。
はっきり言って、この状態はほぼ詰みといっていいでしょう。
魔物と人間の力量差に加え、多数対一、地の利、どれをとってもハイオーク側に軍配が下ります。
このままでは巣につれられ、代わる代わる激しすぎる性行為を強要させられて、オーク達のパパになる事は必至です。
しかし、いえ、こんな時こそ本書の出番!
この項目でオーク達の弱点をしっかりリサーチし、実践につなげましょう。
STEP1 自分に有利な状況を作ろう!
下手に逃げ回って体力を消耗するよりは、正攻法で戦う方が生存率があがります。
その際、武器は使わない、一対一で戦う、限られた場所(リングや小さな円の中など)で勝負する、等のルールをさりげなく掲げましょう。
こうすることで勝率はぐっと高まります。
なお、本書オススメの戦い方は《レスリング》です!
狭い場所で相手を組み伏せた方の勝ちというわかりやすいルールのスポーツです。
必然的に一対一で武器を使わない状況に持ち込めますし、なにより合法的にあなたの体におさわりが出来るので、ハイオークもノリノリでこちらに従う事でしょう。
以降でも、レスリングを行うと仮定して話を進めます。
STEP2 服を脱いで油断させよう!
より有利に運びたい場合、扇情的な格好で相手を動揺させ、隙を作ります。
「服が破れたり、汗をかいたらいやだから……」などの理由を付けて衣服を脱ぎましょう。
この時、パンツなどの下着は付けたままで結構です。
ストリッパーになったつもりで、一枚ずつセクシーに脱ぐとなおよし。
オーク達が生唾を飲み込んだり、こちらを煽ってきたりしたら作戦は成功です!
興奮気味のオークに反し、目の前のハイオークはさぞ緊張している事でしょう。
さしずめ、初めて風俗にいったチェリーボーイといったところでしょうか。
子分達が見ている手前で初めての性行為をしなければならないプレッシャーは測り知れません。
それぞれの思惑が交差する中、戦いのゴングが響きます!
STEP3 スパンキング!!
開幕と同時に、ハイオークとみっちり組み合う状態になります。
これにより相手の締め技を喰らう確率が減ります。
しかし、オークもただ黙ってやられません。
唇にムリヤリ舌をねじ込んでディープキスをしてくる、パンツの隙間から手を滑り込ませペニスをガッチリホールドする、などのいやらしい手段を講じることでしょう。
ここで負けてはいけません。むしろ、相手の好きにさせておくのです。
ピンチこそ最大のチャンス。
右手をフルスイング、がら空きのハイオークのお尻を渾身の力でひっぱたきましょう!
「ひぃうう!?」
雄々しかったハイオークが、少女のような悲鳴を上げて背筋をそらします。
そう、ハイオークはスパンキングに弱いのです。
どれだけ強気に振る舞っていても、男に支配される喜びを本能は覚えているのです!
一度はたかれてしまったハイオークはメス豚スイッチが入って、力がぬけてしまいます。
もはや続行は不可能ですが、気にせずにスパンキングを続けましょう。
「や、やめっ、お尻、たたくなぁっ!!」
どれだけ懇願されようともたたき続けましょう。ハイオークが泣くまで叩くのをやめてはいけません。
一見屈強そうな外見のハイオークですがその体脂肪率は高く、特にお尻はプリンプリンで、はたいてやるとその衝撃が波紋のように広がります
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