硬いベッドに寝転び、ぼうっと天井を眺めて。
そうして、どれほどの時間が経ったことでしょうか。
「………………………暇です」
私、シュドネアは暇を持て余していました。
というのも、今日は家にエノがいないです。
なにやら日雇いのお仕事をしに行ったようで、私は一人お留守番をしているというわけです。
「はぁ……寂しいものです」
ため息を一つ。
彼が傍にいないだけで、まるで胸に穴が空いたような感覚に陥ってしまいます。
どうしようもなく、寂しい。人肌が恋しい。彼の声が聞きたくて仕方がない。
「退屈です……やることもないですし………」
家事は一通り済ませましたし、どこかに遊びに行くアテも私にはありません。
完全に、することがないのです。
「………オナニーしましょう」
じゃあもうオナニーくらしかやることありませんね。
そう思い至った私は、慣れた手つきでシャツのボタンを外し、衣服を全て脱ぎ捨てます。
「ふふっ、想い人のベッドでするというのは、なかなかに興奮しますね…
#9825;」
魔王城(実家)でするのとは全く違う感じです。
なんだかイケナイことをしているようで、胸が高鳴ってしまいます。
「ですが……少しばかり怖ろしくもありますね」
多分、今の私はとても敏感です。
自分でも分かるくらいに興奮して、膣口は既に愛液で濡れ、乳首はピンと勃ってしまっています。
この状態で性感帯に触れたら、はたしてどれほどの快楽に襲われるのか。
そう思うと、少々恐怖を覚えます。
「はぁ……
#9825;ですがやっぱり、我慢はできませんね……
#9825;」
ええ、我慢なんてできません。
彼のベッドの上で、彼のいない間に、イケナイことをする。
背徳感、なのでしょうか。ゾクゾクとした欲情が私を焦がしていくのです。
「裸になっただけで、こんなにも濡らして……
#9825;」
ただそれだけで子宮がきゅんきゅんと疼き、愛液が溢れて内股を濡らしていきます。
どうやら完全にスイッチが入ってしまっているようです。
我慢なんて、出来るはずがありません。
「はぁっ……
#9825;はぁっ……
#9825;もう、シちゃいましょう……
#9825;」
私は欲望に抗えませんでした。
恐る恐る、物欲しそうに濡れた秘裂を指先で撫でてあげます。
「んぁぁぁぁぁぁっ
#9825;
#9825;」
ただそれだけで、身体がのけ反るくらいの快感に襲われました。
口からは甲高い声が漏れ、撫でられた蜜壺がひくひくと痙攣し始めます。
「はぁっ
#9825;はぁぁっ
#9825;これっ、きもちいっ
#9825;
#9825;」
ぐちゅっ、ぐちゅっ。
卑猥な音を立てながら、入口を執拗に擦ってあげます。
一つ擦るたびに、電気を流されたみたいな快楽に貫かれて。
私は浅ましく、快楽に溺れていくのでした。
「あぁっ
#9825;乳首もっ、疼いて…
#9825;ひゃぁんっ
#9825;
#9825;」
こうやって蜜口を弄っていると、段々と胸に熱がこもってきます。
乳首が疼いて熱くなり、そのもどかしさに耐えられず指で触れれば、それだけで強い悦楽が弾けました。
「んっ
#9825;ちくびっ
#9825;きもちいいですぅっ
#9825;
#9825;」
カリカリ、カリカリと指先でぷっくりと膨らんだ乳頭を引っ掻いていく。
こうやって乳首を弄りながら、おまんこを刺激するのがたまらない。
「うずうずっ
#9825;とまらないぃ
#9825;おむねっ
#9825;へんですぅっ
#9825;」
ああ、こんなにも気持ちいのに、だけどどこか物足りない。
その理由は、とても簡単に分かりました。
「はぁぁぁっ
#9825;またっ、ぺろぺろっ
#9825;してほしいですぅっ
#9825;」
あのとき、エノに舐めしゃぶられたその感覚がまだ残っていて。
あの快楽に比べると、どうしても自分の指では満たされないのです。
「ほしいっ
#9825;もっと、ひぁっ
#9825;
#9825;いじって、ほしいですっ
#9825;
#9825;」
指に唾液をたっぷり絡めて、乳首をねっとりと責め立てる。
ほんの少しでも、あの舌の感触に近づけたかった。
もっとも、彼に弄られる快楽に比べれば、こんなものたかがしれているのですが。
「ふ、ふふっ
#9825;授乳プレイでイッって…
#9825;
#9825;あぁん
#9825;思い出したら、また…っ
#9825;
#9825;」
あのときのことを思い出すだけで、胸の感度が増してしまいます。
敏感になった胸を指で弾けば、甘くてもどかしい快楽
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