※魔王城・ディナールーム※
【サラダ】
「ワイトの肉体と魂は腐敗の変わりに肉欲に爛れ…人間の男性へと向ける瞳はどろりとした情欲に満ちていると言われています
hearts;」
「お嬢ちゃんたち、白い姿が可愛らしいね」
「ですがシア様の場合はその瞳は男性よりも女性に向けられているのです
hearts;」
「ぼくの顔に何かついているのかい?」
「あっそれは」「その藍色のメッシュが素敵だなって」
「シア様の趣味は女性を口説き落とすこと
hearts;」
「てっきりぼくの顔に見惚れていたのかと」
「別にシア様の美しいお顔が」「うらやましいわけじゃないの」
「ふふっ、素直な娘は嫌いじゃないよ?」
「嫌いじゃない、それはつまり好き!?」「それってアタシたちを口説いているの」
「シア様の口説きにゴースト達の妄想はトップギアです
hearts;」
「だ、ダメですよ。わたしたちには亭主がいますもの」「毎日亭主から前後の穴を突かれるのが楽しみなふしだら娘です」
「君達は僕をもてなすのが仕事だろう。普段溜め込んでいた妄想をここで思い切り吐き出して、すっきりさせようじゃないか」
「シア様が鉤爪を出します…それはまるで紳士が手袋をはめるかのように…」
「おいで、お嬢ちゃんたち、ぼくが手ほどきをしてあげよう」
「手袋型の鉤爪でゴーストの顎をそっと撫でると…」
「あんっ」「ふらーり」
「実体を保つための魔力が奪われたのでしょうか…ゴーストは実体を保てなくなりました
hearts;」
「ごちそうさま」
「舌をぺろりと嘗め回すシア様
hearts;麗人系ワイトの魔性は魔物娘すらも手玉にとるのですね
hearts;」
「フォーッ!」ドコーン!
「おっとここで柴様がセットをぶち抜いて乱入!?全裸です
hearts;」
「メスはどこだー!メスをくれー!ゲヘヘヘ!」ガシャン、バキッ、パリーン
「ああん
hearts;セットが乱暴にされちゃう
hearts;」
「む?そこのイケメン……くんくん」
「柴様はシア様の匂いを嗅ぎ…」
「お前、女だろ?いやらしい液体のにおいがするジュルリ」
「シア様の藍液(愛液)の匂いを感じ取ったようです
hearts;」
「いや、ぼくは女なんかじゃ……」
「柴様がテーブルにある料理を一皿手に取ります
hearts;」
「だったら、これで確かめてやろう」
「それは花弁のような複数の葉が重なり…中央に球状の芯を包む野菜…まといの野菜
hearts;」
「食ってみろ」
「葉を一枚ずつ油で揚げた野菜チップをシア様に差し出します
hearts;シア様は一枚手に取り咀嚼
hearts;」
「どうだ、カリカリでシャキシャキしているだろ?おや、心なしか肌が綺麗になっていないか?」
「まといの野菜には美肌効果があり女性の肌を活性化させます
hearts;シア様が女だとバレちゃった?」
「もっと食え、逆らえないだろ」
「まといの野菜は外側の葉を食べるうちに内側の葉が食べたくなってしまうのです
hearts;シア様の灰色の肌はより妖しげな魅力が増していって
hearts;尚且つ見た目も肌触りもしっとりすべすべ
hearts;柴様にとって手触りのいいモノにしてくれます
hearts;」
「最後はこれだ」
「シア様が赤くぶよぶよした芯を…食べちゃったぁ
hearts;」
「あうっ……熱い、肌が痒い、ムズムズする」
「芯を食べたシア様の様子が可笑しいわ
hearts;それもそうよね
hearts;芯を食べたら肌が活性化しすぎて…むず痒くなって…身につけた服を脱ぎたくなっちゃうの
hearts;」
「ダメ、もう我慢出来ない」
「服を脱ごうとするシア様…ボタンを外し灰色の美しい肌が顕わになる――前に柴様は脱衣する腕を取り押さえて…シア様の服の中へ手を入れ弄り始めました
hearts;」
「んあっ!?」
「シア様の肌に柴様の漢の手が密着する快楽を間接的に感じています
hearts;」
「服が、擦れて」
「肌をより深く密着させようと服を脱ごうとしますが柴様はそれを許しません
hearts;」
「しばさまぁ、掌が疼くよう」
「シア様も抵抗しようと柴様に触れようとしますが肌の刺激で身動きがとれません
hearts;」
「おっと、手袋に触れないようにしないと」
「柴様もそれを承知の上か手が接触しないよう刺激を与えています
hearts;」
「もう、たてない」ガクッ
「度重なる刺激にとうとうシア様の足が崩れて女の子座りに
hearts;触れるだけで身動きが取れないほどの脱力感と快楽を与えるワイトにとっては皮肉な話です
hearts;」
「この肌触り、そして香水で
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