※魔王城・ディナールーム※
【前菜】
「ベル様、リクエストはありますか?」
「リクエストか?ふむ…カタリーナが『ジパング四十八手入門』を愛読していると聞いたな」
「まぁ四十八手なんて大胆
hearts;」
「ジパング出身の者がいるのなら、四十八手の体位をどれかやってみてくれぬか?」
「ならジパング代表として披露してやろう!」
「ジパング出身の柴様がイーダ様を突き上げつつ座位に変えます」
「乱れ牡丹だ!」パンパン
「柴様、重くは無いですか?」
「俺の腕力はナメるな」パンパン
「なんと腕だけで易々とイーダ様の腰を上下に動かしておりますわ
hearts;」
「次はひよどり越え!」
ビタン、パァンパァン
「柴様はイーダ様を前屈みに倒し手を地面に膝を曲げた状態で這わせました
hearts;四つん這いの姿勢でございます
hearts;」
パァンパァン
「ああっ、柴様ぁ、この一番星よりもふしだらなイーダのお尻をたたいてくださいませ」
「この変態め、貴族としての誇りはどこへいったぁ?」ペシンペシン
「そんなものは、とっくの昔に、捨て去りましたぁ」
パンパンパンパンパンパンパンパン
「柴様の腰使いがより激しさを増してゆきますわ
hearts;」
「イーダ、中に出すぞ!」ビュルルル
「ああっ、柴様の愛情が、わたくしのなかへ、なかへぇつ、あいじょう、あいじょう、あへへ、めすにされましたぁ」
「王の目の前でだらしない顔をしやがって!ベル様の機嫌を損ねたらどうするつもりだ!」
「もうおもてなしなんてどうでもいい、もっとあいじょうをそそいでください、こどもができるくらい、へへへ」
「だったら、残りの愛情すべてをイーダの中へ注いでやる!」
「へへへ〜」
「撞木ぞりでな」
ゴロン、パンパンパン!
「一見乱れ牡丹に似た体位ですが、柴様の両手が自由なこと、腰を突き上げつつ、百以上の胸を揉みしだいた手でイーダ様の美乳を揉んでいます
hearts;」
モミモミ
モミモミ
「しばさまぁもっともんでぇ」
ギュウウン
「あうぅぅ!」ビックン!バタン…
「柴様ダウン
hearts;どうやらイーダ様の鉤爪を通して精を根こそぎ吸い取られたようですね」
スポン、ゴボボボ
「倒れた拍子で結合が解けたようです
hearts;イーダ様の膣からも愛情がコポコポと垂れ落ちて…見ていますか?ベル様、彼女はもはや上流貴族ではありません…貴族の誇りを捨てたただの一匹のメスです
hearts;」
「あへへ、へへ」ピクピク
「これで前菜は終了です
hearts;」
※リーゼ視点※
メシャスさんは手をぱんぱん叩くと、ジャイアントアントによってアヘ顔のイーダさんが担架に乗せられ、ワイト控え席へと運ばれます。
わたしは呆然としました。
あの柴様があそこまでアヘ顔になるなんで……これがワイトの本気の搾精なの?
『リーゼちゃん、まだ前菜よ
hearts;この程度のことで言葉を失ったらダ・メ・よ
hearts;ダメ
hearts;ダメ
hearts;』
メシャスさんはわたしに囁きます。
そうでした、まだ六人のワイトとポワイが控えているじゃありませんか。
わたしは気を引き締め、次のワイトを出迎える準備をします。
「ヒーネ、シュンシュン、床掃除をお願い…」
訂正、その前に清掃作業があるようです。
朱色のチャイナ服を着た鼠の魔物娘、水色のチャイナ服を着た熊の魔物娘がモップを片手に清掃を始ると――
柴様が背後からこっそり近づいてきました
全裸のままで。
「俺の棒も握ってくれぇ!」
二人の下へダイブしますが、二人は華麗にかわし
ぺしん!ぺしん!「あふぅ」
熊の手で尻を叩かれ
メキッ「かはっ」
腹に炎の拳が入りました。
「今はベルフィード様のおもてなしの時間よ」
「その有り余る性欲をワイトたちに向けなさい」
「あへ〜」
「大変お騒がせしました。武道派ワイト皇蘭と人虎コンジとの決闘です
hearts;」
先程の二人と同様の黄色の服を着衣し、髪に黄色のメッシュが入ったワイトと虎の特徴を持った鍛え抜かれた腹筋を持つ女性が向き合います。
皇蘭様も両腕から武具――トンファーを形成します。
「どちらかが先にダウンするまで存分に闘いなさい。勝てば主と戦う権利が与えましょう」
パール様の合図でコンジと皇蘭様が構えを取り
「始め!」
先手をとったのはコンジ。しかし、その回し蹴りは皇蘭様のトンファーで受け止められます。コンジも怯むことなく拳を連発しますが、その全ても同じように防がれます
「はぁっ!」
ドスッ「かはっ」ガクッ
「そこまで!」
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