新米給仕と百本の分身薬

※魔王城・ハーレム部屋※
※ラーモ視点※


「床に零れた精液をモップでふきふき」

私はマーチヘア達の着衣セックスを見ながら、床に零れた柴様の精液を拭き取ります。

バニー服と兎柄の着物。
服を着たままの交わり。
裸とは違った興奮が私をドキドキさせます。

もし清掃中に、柴様に襲われて下着だけ脱がされ、給仕服を着たまま犯されたら……

いけません、今は清掃中です。
場所を変えて気持ちを切り替えなければ。





「ここの清掃も終わりと」
「発見、ラーモ、発見」

気持ちを切り替えた私の前にカラステングの烏丸さんが叫びました。

「烏丸さん、緊急事態ですか?」
「投与、分身薬、投与、今すぐ」
「わかりました。近くの柴様まで案内してください」
「了解、了解」





「おい、しっかりしろ!寝たら消えるぞ!」
「消えるでない、兄上」
「うー」

「お待たせしました。ハラーン様とフォーバ様。いつもお疲れ様です」

「新入り、オレ達に挨拶する暇があったら急げ」
「兄上の分身を増やすのじゃ!」
「柴様、分身薬です」
「ごくっごくっ」

私はポケットに入ってある分身薬を柴様に飲ませます。すると柴様が複数の光に分裂し、光が全て柴様に変わりました。
周囲にいた魔物達は柴様の分身に気付き、



「きゃああああ柴様よ!」

「分身が増えたわ、今よ」

「早い者勝ち早い者勝ち」

「柴様のおちんプォォ!」

「私のミャんこに入れて」

「犯す犯す犯す犯す犯す」

「おいでおいでぇ、柴様」

「いやん、柴様ダイタン」

「雌穴に柴のデカマラが」

「柴様の精液美味しいっ」



性欲に飢えた捕食者の如く、柴様に襲い掛かりました。

「凄い、あっという間に柴様の分身全員と魔物娘が様々な体位で交わってます」
「それこそ我が主君だ」
「兄上は淫乱じゃのう」
「ハラーン様とフォーバ様の膣からも精液の匂いがします……凄くいい香り」
「ついさっきまでオレとフォーバが柴様から絞りとったからな」
「儂の名器で飲み干せないくらいにのう」
「流石デュラハンとバフォメットです」
「さて、あれでは主君とのエッチは暫くお預けだな。オレ達は紅茶を飲んで寝るとしよう」
「兄上の精液で満腹じゃから素敵で淫らな夢が見れるじゃろう」

二人はベッドの上にあるポットから紅茶をカップに注ぎます。

「紅茶を補充してきます」
「頼んだぞ、新入り」
「儂はベッドで眠る」

「おやすみなさい、良い眠りを」


※第一給湯所※


「いらっしゃーい」
「ふにゅ、ご注文は?」

「ボインさん、ウールさん、紅茶を補充しに来ました」

「はーい、紅茶ね」

ホルスタウロスのボインさんが巨乳を揺らしながら、私からティーポットを受け取り、巨大ティーポットに描かれたルーンに手をかざします。

「凄い、壁に穴が開いて中から紅茶が出てきた」
「注入完了、穴を閉じてー、はーい、ドーマウスの魔力入り紅茶よー」
「ありがとうございます。ウールさん、分身薬もお願いします」
「ふにゅ……ゴソゴソ……あれ?分身薬の棚が空っぽ……」
「えっ、空ですか?だったら他の給湯所から補充しなきゃ……」


「えーっ……ここにも分身薬無いの?」


振り向くとチェシャ猫のメシャスさんがいました。

「メシャスさん、ここにも分身薬が無いってまさか……」
「他の給湯所も分身薬の在庫を切らしてるのよ。ここの給湯所にも無いということは、部屋を出て分身薬の補充しに行かなきゃ」
「だったら、私も手伝います」
「ラーモちゃんも手伝ってくれるの助かるわ……はい、あたし特製魔力紐、絶対に放さないでよ」
「はい」
「飛ぶわよ……」

私は紐を掴むと宙に浮かびました。





「先週だっけ?あたしの魔力紐でラーモちゃんを部屋の外まで連れ出したのは?」
「それはキーキ先輩ですよ」
「ゴメンゴメン……スタッフの中でキキーモラが一番多いから間違えた……それに一週間の間に元勇者一行の案内や、不思議の国の冒険、トビラちゃんの服選びとか色々な事があったから忘れかけてたわ……」
「メシャスさんの魔力紐って凄い、空を飛んでるみたい」
「ラーモちゃん、驚くのもいいけど紐は握ってよ。放すと落下して地上にいるハーレム達に迷惑をかけるから」
「はい。柴様との性交を邪魔されたく無いですよね」
「それもあるけど、キキーモラは夫の方から手を出してしまうから、肝心なときに襲われたら大変よ……」
「そうなのですか?」
「ラーモちゃんはここのスタッフになって一年くらいだから実感は無いかもしれないけど、柴様の分身は数に比例して理性を失った獣になるの。一度捕まったら強制的にご奉仕されるのは覚悟したほうがいいわ」
「強制的ですか……」
「そうならないようこうして紐で浮遊と隠ぺいをするから
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