ぬらりひょんが四月一日にキャンディをつくる話

※魔王城・第八百キッチン※
※りよん視点※


「本当に俺で、いいのか?」
「いいのよ、だって主様の男性器を気に入ったの」

「そうなのか」
「気づいてないの?主様の男性器、誰よりも硬くそそりたってるの、この細い指先での搾りがいがあるわ」

あたしは細い指先で主様の男性器に触れる

「あ、う、ひんやりして気持ちいい」
「たっぷり搾ってあげる」

主様の敏感な箇所を擦り力加減を調整、主様を満足させつつ効率よく精を搾りだす匠の技巧、長年夫婦としての付き合いは伊達じゃないわ

そんな様子を羨ましそうに見つめる主様と同じ容姿をした人間達

「どうだお前ら、俺はぬらりひょんに選ばれたのだ」

主様も自分が射精の対象に選ばれたことを分身達に自慢するかのように見せびらかす

あたしも主様の自慢に賛同するように、妖艶な笑みを分身達に向けると分身達の興奮が高まり、男性器が大きくそそり立つ

「もう我慢ならん」
「他の嫁を襲うぞ」
「分身も誘って集団プレイじゃぁ!」

嫁と交わろうと分身達がそれぞれ散り、二人きりの世界になったので搾精作業を再開

百を超える嫁と交わり、子宮に精を注いできた男性器、勿論あたしの子宮もそれに含まれる

しかし、今回の精は子宮に注ぐためではない

「さあ、いっぱい出すのよ」

亀頭が震え、尿道口から精が飛び出し、桶の中へと注がれる

「この白濁とした色、ホワイトデーの時を思い出すわ」

精を出しきり床に座り込む主様

「この精がキャンディになって、嫁達の口に含まれると思うと興奮する」
「そうね、あたしも興奮するわ。嫁達が主様の精を口に含み、甘く蕩けるような笑みを浮かべる様を想像するだけで、百鬼夜行を従えるぬらりひょんとしての光栄に思うわ」

別れ際に軽くキスをして

「もう行くのか」
「今は忙しいの。そんな寂しい顔しないでよ、百鬼夜行の主に相応しい闇を貸してあげるから」

あたしは身体から夜の闇を放出させ主様に纏わせる

「念のため、と」

煙管から夜の闇のシャボン玉を飛ばす

暫くしたらあたしのシャボン玉に誘われて主様の周囲には嫁達が取り囲むようになるわ







「ただいま戻ったわよ」
「遅かったですね。りよん様のことですから作業のことなどすっかり忘れて、欲望のままに交わっているのかと思いました」

ショゴスのショコはいつものように嫌味を述べる

「出来る限り多くの精を搾るのは嫁として当然のことでしょ。っていうか別の場所で搾らなくても、主様を直接呼んで搾ればいいじゃないの?」
「直に呼んで押し倒されたら作業どころじゃなくなるので」
「あくまで仕事優先なのね。まぁあたしが主様にエロいことをしてあげられるだけマシか」

そう返しながら『釜』にトランスフオームしているショコの中に主様から搾りとった精と水飴を加える

「んっ、あっ、ああんっ」

自慰をするかのようにショコが身体をくねらせ、鍋の中身がかき混ぜられる

「混ぜ混ぜが終わりました。さっさと汲んでください」

鍋の中の飴を取り出すため杓子をつっこむ

「ああっ、いやっ、んあっ」

杓子から粘液のようにどろりとしたキャンディが汲まれる

「はあっ、やあん、ああん」

トレイに移しかえたキャンディを練り込むのだけど……

「あーん……りよん様、手が止まってますよ?」
「そんな風に喘いだら集中出来ないでしょ!」
「りよん様が杓子を入れている部分はショコの膣、膣の中に指入れをしているようなものです」
「だったら他の部分を鍋に変形すればいいじゃない!」
「我々ショゴスは全身が性感帯なので」
「そもそもショゴスの身体でキャンディを作る意味あるの!?鍋なら市販のものを使えばいいでしょ!」
「柴様の命令ですよ。ショコの身体で煮込んだキャンディを嫁達に食べさせたいって、市販の物を使ったら嘘になるでしょ?りよん様が「あたしの胸は発展途上よ」と言っていつまでも発展しない胸板のように嘘をつきたくありません」
「ショコ、それ「りよんちゃーん」ムニュッ

それとこれとは関係ないでしょと言おうとしたあたしの背中に柔らかいマシュマロが張りつく

「りよんちゃんキレイだねー髪の毛は雪のように真っ白でーお肌も卵のようにつるつるぷにぷにしててーひとりホワイトデーだーあーホワイトデー終わってたんだーてへっ」
「あら、りよん様、胸が大きくなってますよ?しかし変ですね、前ではなく後ろに胸がついてるような?ひょっとして嘘乳ですか?」

「りよんちゃんーおっぱいおっきくなったのー?もみもみーもみもみーりよんちゃんのおむねつるつるーおててでなでなで出来るくらいやわらかーいでもホントにおっきいのー?昔とぜんぜん変わらないよーなー?」
「おや失礼しました、ティータ様の胸がりよん様のまっ平らな背中に張りついてるだ
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