日本中の妖怪達が全国から集まって大宴会を開催している中で私真澄輪廻は、参拝客、海外の観光客の相手をしながら外人さんにお守りの説明をしていた
現役中学生ですから英語は得意ですよ?
「此方が交通安全、家内安全、金運、健康等になっております〜」
「オ〜・・・マヨイマスネ〜・・・どれが良いですかね〜」
「アナタは、万年お給料スクナイカラ・・・金運デショウガ!!」
「オオオオ〜、マイハニー・・・それは言わないでくださ〜い・・・これでマイニチ頑張ってますよ・・・金運ください」
「苦労してるんですね・・・はいっ金運ですね、1980円になります〜」
「これで・・・マネー増えるとイイネ!!子供多いんだから家は」
「ルーマンショック・・・コワイネ」
手伝いに来てくれている、雪ん子(雪童子)雪、稲荷のイズル、ネコマタのネコナ、カラステングの風丸達も日本各地から参拝に来たお客の相手をしている
皆妖怪の特徴を隠してるのでばれずに仕事をしている
「は〜い、絵馬です・・此方になります、今年も良い事がありますように」
「ありがとう・・何て書こうかな」
雪ん子(雪童子)雪には、絵馬売りを任せている・・・身体的特徴は人間と同じなので巫女服に着替えるだけですんでいる
相変わらず笑顔がかわいい娘だ、お父さん曰く嫁には遣らんぞとか、本人はどう思っているかは知らないが自由気ままに生きている様である
と言うか雪は私が幼い頃から雪ん子のまま変わらずにいるのが謎である
「御神籤ですね〜・・・此方の箱から御引き下さい」
「今年は大凶ではありませんように・・・いざ!!!てぃっ」
「はいっ〜・・・え〜とっこの番号は・・・はい此方になります」
「今年こそは、・・・良かった中吉だ〜、今年は幸先が良いな〜・・・去年は酷かったな〜」
「良かったですね〜♪・・・きっと良い事がありますよ♪」
稲荷のイズルには、御神籤売りを任せた・・・テキパキと次か次から来るお客様に御神籤を引かせている
流石実家が宿屋兼料理屋を経営してる看板娘である、来てくれてた戦力になる娘だ
天童塚村に唯一在る宿屋兼料理屋『稲荷コンコン♪亭』と言う所で毎日お店を手伝っているだけは、あるよね
因みに創業年数は・・・1000年以上とか流石妖怪が経営してるだけはある
「は〜いっ・・・では撮りますよ?、1+1=?〜」
「2〜♪」
カシャッピッー
「は〜い・・・撮れましたよ・・・今直ぐ現像しますね〜」
「オ〜ウ、憧れのジャパンでようやくジンジャの写真が撮れましたデゴワス」
「オ〜コレデ今年はハッピーな年にナルよ〜」
「は〜い、次の方どうぞ〜」
カラステングの風丸には、外人の観光客達の記念撮影を任せている・・・趣味でレトロカメラから最新のデジタルカメラを集めているので慣れた手付きで写真を撮っている
そしてその場で現像もしてくれるから今見た所では、行列が出来ていた
因みに天道塚村唯一の田舎新聞『黒羽』を発行している
内容は、天気、農作業、経済、村での色んな出来事、四コマ漫画等の記事が書かれている
首には何時も日本で一番古い写真機の射影機を下げている、昔旅の民俗学者から貰ってそれ以来嵌っているらしい
ただのカメラではないらしいが詳しくは、教えてくれはしない
「今年も良い年でありますように〜・・・ふぅ〜疲れた・・」
「ふにゃあ〜・・・眠いにゃ〜・・・」
「ネコナ・・・欠伸しないの、もう少しで客足も途絶えるから・・・後涎でてるわよ?」
「ニャ?!・・・マジで!」
「嘘よ・・・目覚めたでしょ?」
「にゃああ〜・・・酷いニャ〜・・・だって昼飯食べた後だしホッカイロ貼ってるから暖かくってついにゃああ〜」
「はいはい・・・ごめんて・・・いらっしゃいませ〜・・・あけましておめでとうございます〜」
「あけましておめでとうございます〜・・・御札、お守り矢、今年の干支は此方でございます〜」
ネコマタのネコナには、私の横で御札、お守り矢、干支を任せているが誰かが隣に居ないと寝そうなので私が隣に居る状態である
因みに天道塚村で唯一の魚屋兼養殖場『ネコギョ』の看板娘である
田舎村なので港町からたまに漁師さん、移動販売で魚を売りに来る人は、居るのだが最近燃料が高騰中なので値段が高いので村では、重宝されている
それに天道山の麓で大規模な養殖場を経営してるので物凄く安いと言う事で大人気である
今の時間は4時半・・・参拝客も観光客も大分減ったみたい、今居る人達が帰ったら今日の御勤めは、終わりである
疲れた・・・今日も沢山来たようである、恐らく明日もこの調子で来るだろう
冬休みが無駄に過ぎていく・・・宿題は去年中に終わらせている
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