結:濡れ場と策士と幸せな結末。

目を開けると、世界は、赤い色をしていた。
息が、苦しい。
頭の上に、光が見える。
それが、だんだん近寄ってきて、
「ぶはあ!」
僕は、床に投げ出されるように、イライザの中から離脱した。
「イライザ!?急に何、をっ!?」
倒れている僕に、イライザが覆いかぶさるように乗っかっている。
「ここは?」
「…。トイレの、個室です。」
「ということは、女子トイレか。」
わずかに見える天井は男子トイレと違いほのかなピンク色。こんなこまやかな区別がなされているとは知らなかった。
「それで、何で僕の上に?」
「ドリンクは、代用品として作られたものです。」
ああ、知っている。都市生活を営む魔物が、忙しいときに、代わりに…。
代わり?
まさか。
「ごめんなさい。やっていいって、いわれたら…。」
彼女がくるりときびすを返す。
「もう、我慢できません…。」
彼女はすばやく僕のズボンのジッパーを引き下げると、中から僕のモノを引きずり出した。
「なっ!?ちょ、待て!」
「はああぁぁぁぁ…。」
彼女が恍惚とした声を上げる。
「おい、待て、待って。」
あまりの突然の事態に、脳の処理が追いつかない。
「い、いただきま…、」
「やめろ!」
そう、言った途端。彼女の体が硬直する。
「は、あ、あ、え、ご、ごめんなさい!」
彼女の顔は、泣き出しそうに歪んでいる。
「またやっちゃいました。いきなり襲ったりして。嫌ですよね。当たり前じゃないですか。ねえ。だって、恋人でも、なんでもないんですよ。」
そこで、はっと自分の犯した過ちに気づく。
「Bさん優しいからって、調子に乗ってました。勘違いするなって、思ってますよね。だってそうですよ、私なんか…。」
バン!
彼女が言い切る前に、僕は渾身の力で自分の頬を打ちぬいた。
イライザが、はっと息を飲む。
「な、何して…。」
「ごめん。謝るのは僕のほうだ。気が動転してたんだ。今のは僕じゃない。どこかの悪魔が言わせた妄言だ。」
顔の右側に、張り詰めた空気がつんと沁みる。
「い、いいんですよ。気なんか使わなくて…んむっ!?」
言い終わるより前に、彼女の口を塞ぐ。僕の両手は床においたまま。
舌を絡め、そっと離す。つ、と唇のあいだに糸がかかる。
「な、な、何を!?」
彼女は慌てふためく。
その様子は、とても可愛くて、とっても愛おしくて、ああ、そうだ。
「僕は、イライザ。君がね。」
笑ってごまかすことも、虚勢を張ることもない、本当の僕が、笑う。
「君が、大好きだ。」
空気が、音を立てて静止する。
「…さん。Bさん、Bさん!」
彼女は叫ぶ。
「私は魔物です!好色で、恥知らずの!現にさっきも、まるでアナタを獲物扱いしたんですよ!それでも、それでも私が好きですか!?」
「好きだよ。」
僕は脊髄反射の如く即答する。
「君に食べられるなら、本望さ。」
僕は両手を広げ、大の字になるように倒れこむ。
「どうかお気に召すままに。お嬢さん。」
「び、」
彼女の唇が震える。
「Bさ―――ん!」
まるで千年の渇きを癒すように、イライザは僕の下半身に絡みつくと、僕のモノを深く咥えた。
「うおっ!?」
その途端、にわかには信じがたいほどの快感が僕を襲う。
彼女の口内は温かく、吸い付くような感触で僕のモノを包み込む。
意識する間も無く、モノは臨界点まで膨れ上がった。
「ぷはぁ、」
彼女は口から大きくなったモノを取り出し、うっとりと眺めた。
「う、おっ…。」
イライザはぺろりと、モノの背を舐めあげる。
その舌は、跳ね返すような弾力を持ちながら、ぴたりとモノに張り付いてくる。
舐められた所から、痺れるように全身へと快楽が伝わっていく。
そのまま、彼女は先っぽをしゃぶりだした。
先ほど交わしたあの柔らかな唇が、僕のカリに触れ、激しく吸い上げる。
かと思えば舌で弄るように先っぽの割れ目を湿し、舐めとる。
繰り返される小さな刺激に、快感がみるみる高まっていく。思わず腰がはねる。
と、
「Bさんって…、こーゆーの、好きですか…?」
モノから口を離し、上体を寄せる。そして、
ぷるん。
彼女が、その弾けそうなバストの狭間に、僕のモノを迎え入れたのだ。
みずみずしい感触が伝わってくる。またがられているため、見ることはできないが、それでも分かる。二つの温度。
ふっ。
彼女はおもむろに谷間から突き出た先端に暑い息を吹きかけた。
うっかり絶頂に達してしまいそうになる。
息を止め、ぐっと堪える。
「あは。こんなに固くなってる。」
彼女が指でぐにぐにとモノをつつく。
「私の胸で、気持ちよくなってくれてるんですね。」
彼女の熱を帯びた声が、僕の脳を麻痺させる。
彼女のことしか、考えられないほどに。
「それじゃあ、もっともっと、気持ちよくなってください。」
イライザはそのまま僕のモノをぱくりと咥える。
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