俺は一体いつから眠っていたのだろうか・・・
昨日の午後の記憶が全くない・・・と言うか昨日起きていたのはほんの数十分だったような気がする
空腹感が全身を包んでどうにも体がだるい
風呂に入った記憶も無いし、晩御飯も食べていない筈だ・・・
頭はうまく回らないし・・・この場に美紀と美咲がいる事は分かるが別に珍しい事でもない
多分俺を起こしにきたか何かだろう・・・相変わらず仲のいい姉妹だ
「あ、あ、あのっ・・・彰兄」
何故か正座しながらモジモジしている美咲が、顔を紅潮させて俺の事を呼ぶ
顔は下を向いてしまっていて、時たま上目使いにこちらをチラチラと見て来る
回らないながらも覚醒してきた頭が、違和感を訴える
「なぁ・・・・・・なんで俺、下半身裸なんだ?」
しかもばっちりしっとり何か濡れてるし・・・スースーする・・・
微妙に快感が残ってて嫌な考えが頭を行ったり来たりする
「そ、それは・・・その・・・」
美咲がチラチラと美紀の方をみて、俺の方に向きなおして、また美紀をチラチラと見る
・・・何だろう、何かあったのだろうか
それよりも、俺はこの微妙な空気の中でどういうリアクションをすればいいのだろうか
「美紀・・・お前一体何したんだ?」
仕方ないので、美紀に話を振る
どうにも美咲は混乱している様なので、うまく話が通じない
「美咲が欲しいんだって、コレ」
そう言って美紀は舌を出して、口を開く
それだけでも、見る人が見れば扇情的に見える光景なのだが(俺は断じてそうでは無いが)それにプラスして、舌の上についている粘っこい白い粘液や、歯の所々に付いている白い粘液・・・認めたくないが、見慣れたものであるためソレが何かはすぐに分かった
「・・・・・・美紀、俺はこんな時どんな反応を返せばいい?」
美紀の耳と尻尾は落ち着いた様子で、パタパタと煽ぐ様に動いている
美咲の耳と尻尾は落ち着かない様子で、色んな方向に忙しなく動いている
「・・・・・・ん? まて、ちょっと待て」
今、何となく物凄い違和感があった気がするんだが・・・・・・
そう思って再び美咲の方に身を向ける
耳と尻尾がある、美紀の物よりも稀薄であるが確かに美紀の物と同質の耳と尻尾がある
何があったかは知らないが、要するに美紀がやったんだろうな
「美咲、その耳と尻尾は・・・?」
一応聞いて見る、俺の幼馴染は濡れ衣と言う奴が大嫌いだ(誰でもそうだと思うけど)
「あ、えへへ・・・可愛い?」
何だかよく分からないが、とりあえず俺の意図は理解されなかったらしい
まぁしかし、美咲も可愛い部類の女子である・・・耳や尻尾を振りながらそんな褒める前から照れた様な顔をされては、可愛いと言わざるを得ない
「ん、可愛いよ」
そう言って布団から出て、美咲の頭を撫でてやる
何故正座をしているかは、この際置いておこう・・・多分美紀がさせてるんだろうし・・・
そこでふと思い出す・・・自分が下半身裸であると言う事を
「彰兄・・・大きくなってる・・・」
撫でてる手の動きがフリーズする
何故か・・・美咲が正座したままその口と舌と手で俺の肉棒に愛撫してきたからだ
手が袋を揉みしだき、舌がカリ首からサオにかけて滑る
余った片手で先端を少し強めに擦られる
慣れている様でまだ不器用に必死に愛撫をしている様子は、どうしてか酷く興奮する
しかしどうしても、刺激が足りない
決定力に欠ける、焦らすような感じでじわじわと攻められる
「み、美咲・・・何を・・・っぅ」
甘く緩やかな快感が背骨を伝って行くが、それもすぐに消えて
次の弱い刺激に変わる・・・それが延々と繰り返される
「っん、っちゅ・・・っふぇ、ぃ・・・嫌・・・だった・・・?」
愛撫を中断して泣きそうな目で俺を見上げる美咲
今にも泣きだしそうである
さて、一つおさらいしておこう・・・美咲は美少女である
美紀を年下(に見える)美少女とするなら、美咲は年相応の美少女だ
まぁ、実際は美紀の方が姉なので世の中どうなるか分からないな・・・
とにかく何が言いたいか・・・美咲の泣き顔上目使いには人の心を射抜く破壊力があると言う事だ
今回はそれに理性を打ち砕く扇情的なフィルターもかかっている(理由は聞かないでくれ)
「っ・・・美咲、別に嫌じゃない・・・嫌なわけじゃないんだ・・・」
手が自然と美咲の頭に添えられる
美咲は何が何だかわからない表情で、相変わらず俺を見上げている
その唇に肉棒の先端を当てる
「ぁ・・・っん、っぅぁ」
美咲は俺の意図をくみ取ったのか、それを口で咥える
慣れていないのがよく分かる、しかし効く所を的確に狙ってくる
まぁ・・・それでもさっきとそれほど変わらない生殺し状態に変わりは無いわけで・・・
「美咲・・・苦しかったらごめん・・・っ」
美咲
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