フランシスの尋問

「ふふっ、ちゅっ……」

「んんっ」

しなだれかかったフランシスは前触れなく唇を重ねてきて、レガートは思わず呻いて顔をそむけようとした。
しかし頭に回された腕がそれを器用に阻み、容赦なく熱い舌がレガートの唇を舐めしゃぶる。
ちゅる、にちゃりと、卑猥な粘質の水音が狭い部屋にこだまする。

「ん〜、ぷはっ」

ちゅぷりと音をたてて、唇が離れる。

「ふふ、今舌いれたら噛まれちゃいそうだし、深いのはもうちょっと蕩けてから、ね
#9829;」

「ハァッ、くっ、ならそんな機会は一生来ないな」

「そうかしら?フフフ……」

妖しい笑みを浮かべるフランシスは、股の間に伸ばした、レガートの下着に差し込んだ手をモゾモゾと動かす。
そうすればすぐにそのひんやりとした手の内に男性器がおさまり、ギュッと握られれば腰がびくりと震えた。

「うっ」

「あぁん
#9829; まだおっきくなってないのに結構太いのね……聖騎士はこっちもご立派なのかしら〜♪」

「黙れっ、くぅ……!」

さすさすと、下着の中で優しく撫でられる刺激にレガートは呻くような声を上げた。
それにますます笑みを深めて、動きは加熱し始める。

「ふふ〜ん、本当に敏感ね。もしかしてオナニーもあまりしないのかしら」

「誰が、そんな無駄なことをっ」

「あ、すごくいいこと言うね〜、そうそうオナニーなんて無駄無駄、しっかり貯めておかないと
#9829;」

レガートの否定の言葉にフランシスは満面の笑みを浮かべ、喘ぐ騎士の顔をニヤニヤと間近で見ながら、右手に握る陰茎を、揉んでシゴいて擦って弄る。
サキュバスの持つ淫技は自慰行為すら経験の薄いレガートにはあまりにも刺激が強く、レガートは不慣れな感覚に腰をひくつかせながら瞬く間にペニスを肥大化させてしまった。
フランシスの手のひらに余るほどの怒張が下着をぐいと押し上げる。

「くぅぅ……」

「おぉ、おっきい〜
#9829; これは弄りがいがあるわぁ♪」

「淫売め……!」

「えー、酷い。嫌いな人にはこんなことしないわよ?」

ケタケタと笑い、レガートの歪む顔を鑑賞しながらフランシスは攻め手を加速させる。
すっかり大きくなって脈動する肉棒を握りしめ、強く扱き始めた。

「あ、ぐぅ……!」

自分の急所を好き勝手に弄ばれる屈辱にレガートが喘ぐも責めは緩まない。
亀頭付近を人差し指がクリクリと突き、柔らかな手が吸い付くように張り付いて上下に優しくしごかれれば、今にも理性を溶かしそうな快楽が腰元から上り詰めてくる。

「気持ちよさそうね、嬉しいわぁ
#9829;」

「やめ……ろ……!」

「ダーメ♪あーん……」

「ヒッ……!?」

フランシスのふっくらとした唇がレガートの胸板に吸いついた。
鍛え上げられたたくましい胸筋にチュッチュと音をたてて痕を刻んでいく。
その頂点にむしゃぶりつかれ、違和感にレガートは甲高い悲鳴をあげた。

「ふふっ、かーわいい……
#9829; こっちも準備万端ね」

「っ……」

慣れない刺激に翻弄されて、レガートのペニスは完全に勃起してしまっていた。
サキュバスの絶技に人間が耐えられるはずもないのだが、それを知らないレガートは自分の軟弱さに唇を噛み締める。

「それじゃ、あまり待たせても悪いし本番しちゃいましょうか
#9829; 溜め込んだ特濃精液は中に出してもらわないとね〜♪」

「や、やめろ……!」

フランシスがレガートの足に載せていた腰を持ち上げて、見せつけるような黒下着をずらしてすでに濡れそぼっていた秘所を露わにした。
逃げるように弱々しく腰を引っ込めるも鉄の椅子がそれを拒み、あっという間に亀頭の先が彼女の陰部に押さえつけられる。

「うっ……!」

「聞かん坊さんね♪逃げちゃ……ダーメッ
#9829;」

「ぐあっ」

そして、一切の情け容赦なくレガートの肉棒が一気にフランシスの膣内に飲み込まれてしまった。
蜜に濡れた内部が柔らかく陰茎を包み込み、絞るかのように蠕動する。
あまりの快楽にレガートは引きつったかのように首を反らせてしまう。

「あ……ぎ……!!」

「んっ
#9829; 太ぉい♪それに、カチカチで熱くて……ステキ……♪んんっ
#9829;」

「ぐうぅ!」

喘ぐレガートとは裏腹に挿入されたモノの逞しさにうっとりと顔を緩ませたフランシスは、腕をレガートの肩に置き、自らの体を持ち上げて、焦らすような速度でズルズルと、差し入れた熱いペニスを引き抜く。
その刺激だけで危うく射精まで達してしまいかけたレガートは砕けんばかりに歯を食いしばり必死に我慢する。

「我慢なんてダメよ?それ♪」

「うあっ!」

フランシスは再び腰を強く下ろした。
柔らかな尻肉が打ち付けられ、粘つく水音がぐちゅりと鳴り、レガー
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