…さて。
長ったらしい話は良い。
そう、ついにこの日が来たのだ。
年が明けて先ず始めに訪れる…。
リア充の日(バレンタインデー)が。
「…リア充死滅しろオォオオォォォオオォォォオオオオォォォォォォオオォォオオオォッ!!」
はい、そんなこんなでどうも皆様。
独身生徒会長、皆瀬宵人です。
さて、本日はバレンタインデーですが。
「当然俺みたいなのには縁がなくても良い日なのです。
…だってのに」
…この机に毎回積み重なってるチョコレートは何なんでしょうか?
思えば、6年前からそうだなー…。
何故かバレンタインデーは朝学校に着いたら机がチョコに埋もれてると言う惨劇。
3年前ぐらいに「え?、もしかして俺モテてね?」とか考えたことありますけどね?
『ああ、それ?生徒会長に対する義務よ』
とか校長先生にのたまられてあっさり切り捨てられました。
なんなのかね、義務で独身生徒会長の机にチョコレートを置く学校て。
しかもそれをずーっと経験してきてるから腹立たしい。
女は女らしく好きな男に渡せってーの。
とか思ってたら、つい昨年気がついた。
チョコレートを置いていくのは皆独身の魔物達だ。
…逆を返せば人間からは貰ったことがない、あってもなんか悪戯だけだ。
俺にチョコレートを作ってる暇があるなら婿探ししたいだろうに…。
本当に、皆すんません( ̄人 ̄)
(魔物視点)
『今回こそは宵人のハートを掴むものが出来たわ!、これもミヒト先生のお陰ね(サキュバス・1-D』
『しあわせぱうだーぞうりょうちゅうなのー!、あははー(ケサランパサラン・1-E』
『アタシの魔力でチョコを融かしたんだ!、絶対魅了できる!(イグニス・1-C』
『アプローチは完璧…、ふふ、このまま行けば…(アヌビス・1-B担任』
『今回ばかりはカグラにも譲れないにゃ…、ミヒトのお陰であちきにも作れたしにゃ…!(スフィンクス・1-B副担任』
『…ぜ、絶対気付くわよね?、で、でも別にあんな奴のためじゃないし…そ、そうよ!コレは失敗作だからあいつに食べさせるの!(メデューサ・1-A担任』
『私の蜜をたっぷり入れましたし…、完璧な、筈(アルラウネ・1-C』
『え〜。私のミルクチョコだって負けないよ〜?(ホルスタウロス・1-C』
『アタシの料理テクで宵人を任せば嫁になる筈!!(アマゾネス・1-E』
なお、名前はあえて伏せさせていただきます。
ご了承ください(異界学校廻々(くるくる)新聞部長、祭場廻(まつりばまわり))
(再び宵人視点)
…にしてもねぇ。
いままでだったら幽丞が「また大モテだな」だの「リア充タヒね!」とかっておちゃらけて来るが…。
「うめー!、夜宵のチョコうめー!!」
『うは〜、兄貴めっちゃ食うね。私の食える?』
「優風のって大きいんだけど味薄いからなー、家帰ってから皆で食おうぜ?」
『賛成♪』
『優風ちゃんのチョコかぁ…、大きさが有るから、ちょっと加工すればチョコレートケーキに出来そうだけど』
『お、いいねいいね〜♪』
こんな調子で、彼女と妹のチョコに歓喜中だ。
リア充はお前じゃねーか…。
はあ、このチョコどうしよ?
家持って帰るのも辛いんだがなぁ…。
『あ、あの…、宵人。くん』
「…お?、夢月。なした?」
『…〜〜〜〜!!、こ、これっ!』
「へ?、…チョコレート?」
『…(こくこく』
「あ、ありがと…」
『そ、それじゃぁっ!!』
あ、ちょっ。
…逃げられてしまった。
でも、夢月からチョコか…。
…やべぇ、すげぇ嬉しいかも。
この一つは、最後の一個だな。
//ちょっとばかり時は遡って//
『おーし、ここに集まった奴等は皆好きな奴にチョコを作りたい奴等だな?』
『『『『『『『はい!!』』』』』』』
『…いやー、まさかこんなに居るとは思ってなかったけど。
まぁそんだけ好きな人が居る魔物や人間が多いんだよね?、なら僕達がそれを後押しするのも中々悪くないね!』
『そうだな。…おーしお前等!俺はスパルタで行くからな?
「ミヒト先生のチョコレート作り教室」始めて行くぞぉ!!』
『『『『『『『オォーーー!!』』』』』』
私は今、ミヒト先生が発案したチョコレート作り教室に参加してる。
そう、今日はバレンタインデー。
このイベントのことはあまり良く分からないけど。
リチルさんから聞いた話では、「彼氏と彼女が甘甘な物を食べて甘甘な事をする」らしいけど…。
…やっぱり、ここに居る魔物さん達は皆そういう事にプラスしてえっちなことをするのかなぁ…?
『まどちゃん?、どしたの?』
Σ(゜ω゜;; )ビクッ、…な、何だニコ先生か…。
ちょっとだけ、考え事を…。
『どんなチョコにしようかって?、そんなのは簡単!
自分の気持ちをありったけ詰めて、それを送れば素敵な
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