第十三話 吹雪と地の果てへの旅

昊から連絡がきたのは、ちょうど俺がローディアナ王国に向けて出かける準備を整えていたころだった。平崎らしき人物の情報を得て、さらにその連絡で渡りに船とばかりに俺のローディアナ行きは確定した。
とりあえず俺は今パイの経営する鍛冶屋に向かって移動中。
傭兵ギルドからは仕事の依頼をしばらく請けないように頼んで休暇届を出させてもらった。支部長が名残惜しそうに俺と俺の股間を眺めていたせいで思わずぶっ殺しそうになっちまったのをよく覚えてる。
「パイ、いるかな?」
パイの店に入っていく、町はずれのかなり辺鄙なところにあるから、椎奈様の屋敷から直行してきても三十分以上かかった。
「いる、武器はできた。」
店の奥でパイが何かを鍛えている。そんな彼女はいつもと同じ色気ゼロの作業着姿、魔物のする格好としてはむしろ健全すぎて不健全に見えなくもない。
店の奥まで入らせてもらう、申し訳ないんだが俺の武器がどこにあるかわからないからだ。
「どれだ?」
「それ。」
パイが全くこちらを見ずに指だけで指し示した先には、黒い刀が置かれていた。鞘がなく、抜き身の刀身が鈍くそして妖しく光っている、試しに手に取ってみる。
「おお………おおぉ――――――っ!」
そんな風に俺は感心のあまり声を上げていた。
初めて持ったとは考えられないほどよく手になじむ、さすがに俺の手に合わせて作られたというだけはある。今まで使っていた木刀よりも確実に重いけど、俺の力なら全く問題なく振り回せるだろう。
けどこれ、と思い切っ先を指に触れさせてみる。
しかし、全く切れない、硬い金属の感触はするけれど切れ味はないようだ。単純に形を整えるためだけに必要最低限の研磨しかしていないんだろう。
「気に入った?」
「ああ、気に入った、いくらだ?」
「お金を払ってもらう必要はない、精液でいい。」
ちょっと待て……なんだか今すっごくとんでもないワードが聞こえた気がしたぞ?
「今ナント?」
「代金は精液でいい、私の子宮に注ぎ込んでもらえばそれは渡す。」
「………無理だと言ったら?」
「返してもらう。」
一つ眼に怪しい光を宿らせて、パイは淡々と俺に性行を要求して来る。
ああそう言えばハートも言ってたな、そんなことを要求されるかもしれないって。
しかし、こんないい獲物を、それも俺専用に作られた品を手に入れるためにあんまり会話したこともないような相手といきなり床を共にしろと言われてもそんなことができるほど俺は器用じゃないぞ、主に精神的に。
パイが作業着を脱ぐ、下には何一つつけておらず、英奈さんに勝るとも劣らぬ豊乳となまめかしい肢体が露わになる。
「私の体は不服? 色は青いけどハートやエナに負けるとは思わないが。」
「ちょっと待て、アンタ何で俺があの二人に体許したこと知ってるんだ?」
「ハートがキレ気味に私に愚痴を言いに来た時聴いた。」
あの褐色単細胞蜥蜴……!
今はハートに切れるのは後回しだ、どうにかこの場を切り抜けないと。
けど、こんな最高の刀を得るためなんだぞ? 一回くらい抱いてやってもいいんじゃないのか? 今までだって結構気持ちよかったじゃんか。いやいや何考えてんだ、そんなもんダメに決まってるだろ。
そんな風に俺が頭の中で天使と悪魔に喧嘩を許していると、
「タイムアップ、強制徴収を始めます。」
そう言ってパイは俺を押し倒してくる、なんか最近押し倒されてばっかりの気がするぜ。
力で押し勝とうとしてもびくともしない。
「私はヘラトナで一番の怪力、ハートやエナに力で勝てない男が私に勝てるわけがない。」
自分で当たり前のように言ってくれてんじゃねぇよ。
強引な力勝負を挑んでもマジでびくともしない、どんな馬鹿力だ。
「一つ眼の女は嫌か?」
「そういうわけじゃないんだが……」
「じゃあ問題ないな、イタダキマス」
ずぶっめちみちみちみちみちっがつん!
パイの腰がゆっくり降りて俺の一物を大口を開けて飲み込んでいき、最奥にぶち当たる。
「ンぐぅ……ハートやエナの言ってた通り、凄いデカマラだ。」
玉のような汗を全身に浮かべ、ほかの目が二つある人や魔物なら眉間のあたりに位置する一つ眼から涙を流しながら、パイはそんな風に呟く。
ずぶぶぶぶぅ ぢゅにゅぅうううううう ずぶぅううう ぢゅぐぐぐぐ
パイの腰がゆっくりと上下し始める。
肉ひだ一枚一枚が意志を持っているかのように俺の息子を撫でまわし、膣全体が搾り取るかのようにぎゅうぎゅうと息子を締め付けてくる、英奈さんやハートに負けず劣らず、大したもんだ。
「素晴らしい一物、ハートやエナが生涯添い遂げたいと思うのもわからないでもない、私だって油断したら気ヲっ!?」
ずぐんっ!!
のろのろとどれだけ気持ちいのか解説してくださるパイの腰に向かって、俺は自分の腰を力いっぱい押し付けた。
そんなに欲しいん
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